その被害ってダンゴムシのせい?効果的な駆除方法について知ろう

ダンゴムシは見た目が不快なだけではなく、植物の新芽を食べることから害虫と見なされています。ガーデニングを楽しむ人にとっては天敵とも言える虫ですが、数が多く繁殖力も高いので完全に駆除するのは容易ではありません。花や野菜を食害から守るためにも、ダンゴムシの特徴や効果的な駆除、予防の方法について学びましょう。

ダンゴムシの習性や繁殖する理由の詳細

#ダンゴムシはどこにでもいる身近な虫

ダンゴムシは生物学的にはワラジムシの一種であり、刺激を受けると体を丸める習性があります。ダンゴムシは雑食であり、様々な物を食べることができるので様々な環境で生息することが可能です。しかし基本的には湿った枯れ葉や枯れ草を好んで食べる他、やや高温で湿った環境を好みます。

そのため、日陰になっている所ほど多く生息しているのが普通です。屋内では台所や浴室など水回りで見かけることもある他、湿気を吸って腐食した建材に集まることも珍しくありません。

#エサになる物を放置するとダンゴムシが繁殖する

ダンゴムシは水を吸ってふやけた枯れ葉や枯れ草を主食にしています。そのため、庭掃除を怠るとダンゴムシが繁殖するリスクが増大すると言えるでしょう。花が枯れてそのまま放置するのもダンゴムシを増やす原因になるので良くありません。植物の新芽や花のつぼみも好物なので、花壇が荒らされてしまうこともあります。

ダンゴムシは虫の中では多産であり、一回で数百個の卵を産むのも厄介な点です。エサが豊富で湿った環境の中では爆発的に増えてしまうので注意しなければいけません。

ダンゴムシが嫌がる環境を保つことが重要

#殺虫剤による駆除は一時しのぎにしかならない

市販の殺虫剤にはダンゴムシに効果的と謳っている物があります。個体を退治する効果があるのは事実ですが、薬剤が直接触れないと意味はありません。また、ダンゴムシ用の殺虫剤は風雨に晒される屋外に散布するので、タイミングを誤るとほとんど効果が得られずに薬剤の効果が切れてしまいます。

特定の場所で群れている個体をまとめて退治するには便利ですが、庭全体を対象にした駆除には期待するほどの効果は無いと考えるのが妥当と言えるでしょう。ダンゴムシによる食害を減らすには、目に見える個体を退治すること以外に庭の環境を改善させることが重要になります。

#枯れ葉などが無い乾燥した状態に保つ

ダンゴムシが繁殖するのは枯れ葉などのエサが豊富にある湿った土壌です。見方を変えればエサが無く乾いた場所は生息に適さないと言えます。

そのため、ダンゴムシの繁殖を防ぐなら枯れ葉や枯れ草を取り除き、土壌を乾いた状態に保つのが効果的な方法です。植木鉢や使わない木材など、日陰を作る物も取り除きます。庭石も土壌と接している部分のわずかなすき間がダンゴムシの住処になるので、置くのは控えたほうが良いでしょう。庭掃除をこまめに行えばダンゴムシのエサになる枯れ葉などが溜まらず、見栄えも良くなります。

スペアミントやラバンジンなど一部のハーブには害虫除けの効果があるので、上手に育てれば庭の見栄えを良くしながらダンゴムシを遠ざけることも不可能ではありません。

花壇や畑を守るためにはこまめな作業が不可欠

#園芸用品を活用してダンゴムシをたからせない

敷地内の環境を改善させることがダンゴムシの食害を減らす効果的な対処法ですが、それでも完全に被害をゼロにすることはできません。

ダンゴムシは夜行性なので、気温が下がる夜間に他の場所から移動することがあります。昨日までは何の異常も無かったのに今日になったら新芽やつぼみにダンゴムシの群れがたかっていた、というケースは決して珍しくありません。庭掃除を行って環境を改善させても油断は禁物です。

食害を防ぐためには園芸用のネットやキャップを使って花や野菜の苗を囲い、ダンゴムシがたからないように工夫します。持ち運びができる植木鉢やプランターなら家の中に入れるのがもっとも確実な方法です。

#一匹ずつ手作業で取り除く

もしも花や野菜の苗にダンゴムシがたかっていた場合は一匹ずつ取り除きます。群れて動くダンゴムシに気持ち悪さを感じるとその場で殺虫剤を噴霧したい気持ちになりますが、苗を傷めてしまう可能性があるので良くありません。

また、ダンゴムシはその食性から自然界の掃除屋と呼ばれているので無暗に駆除するのも決して最善とは言い切れません。新芽や花のつぼみを食い荒らす害虫ではありますが、その一方で土壌を肥えさせる益虫としての側面もあります。そのため、苗にたかっているダンゴムシを手作業で取り除いた後は空き地や森林に放してやるのが良いでしょう。

見た目が不快で食害をもたらす害虫であっても毛嫌いせず、上手に付き合うのが園芸を楽しむための心得と言えます。

日頃からの庭のお手入れが害虫の発生を防ぐ条件

ダンゴムシを含む害虫はある日突然、大量発生するわけではありません。どのような害虫も生息に適した環境を選んで定住します。ダンゴムシも同様であり、大量発生するのは居心地が良くエサが豊富にあるためです。

害虫を駆除する際はその点を踏まえ、被害が再発しないように原因を正しく把握する必要があります。駆除の後は庭のお手入れをこまめに行うことを忘れてはいけません。

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