エアコンフィルターの掃除方法!カビ汚れ・油汚れは水洗いで落ちる?

エアコンフィルター

エアコンフィルターを長年掃除しておらず、エアコンからカビ臭い風がでていて自分で掃除すべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。エアコンフィルターの掃除は、掃除機や水洗い、重曹などを使って自力でも掃除することができます。

今回は自分でできるエアコンフィルターの掃除方法と掃除における注意点、またどのような場合に業者にフィルター掃除を頼むべきかを解説します。エアコンフィルターを掃除したいという方は、ぜひお役立てください。

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目次

エアコンフィルター掃除の頻度

エアコンを快適に使うためにエアコンフィルター掃除が重要だとご存知の方も多いでしょう。ではどれくらいの頻度で行うのがよいでしょうか。気持ちよくおうち時間を過ごすためにもぜひ参考にしてみてください。

毎日使っているなら2週間に1回

エアコンフィルターはエアコンを使用する夏前や冬前に掃除しているから大丈夫とお考えではないでしょうか。実はそれでは不十分です。エアコンは室内の空気を中に取り込み熱交換器で冷たい空気や温かい空気に変え、室内に戻すということを行っています。

そのため、室内のホコリや汚れがエアコンに吸い込まれてしまいます。毎日エアコンを使うとフィルター部分に汚れが溜まり、ホコリや汚れが溜まるとエアコン内の水分と一緒になってカビの原因になります。 毎日ご使用される場合は2週間に1回のペースでお掃除するのがよいでしょう。 

お掃除機能付きエアコンの場合

エアコンの中にはフィルターを自動で掃除してくれる「フィルターお掃除機能付きエアコン」というものがあります。フィルター自体が動いたり、お掃除ロボがフィルターの上を移動したりして掃除をします。

お掃除機能付きエアコンを利用している場合はフィルター掃除しなくて大丈夫でしょうか。たしかに自動でフィルターを掃除しているのでフィルターそのものはきれいですが、取ったホコリがダストボックスに溜まります。ダストボックスに溜まったホコリもエアコン内の水分と一緒になってカビの原因になります。 毎日エアコンを使用する場合は、ダストボックスのお掃除も2週間に1回したほうがよい でしょう。

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エアコンフィルター掃除の必要性

エアコンフィルターを掃除しないまま放置しておくと様々なデメリットが出てきます。

健康への悪影響

フィルターを掃除せず汚れっぱなしにしておくと、 エアコンをつける度に蓄積された水分とホコリが合わさりカビの原因 となります。実はエアコンの内部は温度の変化が少なく、また湿気が高い状態で保たれやすい環境です。湿気の高い状態にホコリが栄養になることで、カビにとって絶好の繁殖環境となっています。

汚れたフィルターを放置したままだと、エアコンをつける度にカビの胞子を知らない間に吸ってしまうことになり不衛生です。肺炎やアレルギーのリスクも高まるため、早めに対処しましょう。

電気代や修理代などお金がかかってしまうかも

エアコンフィルターをきちんと掃除しておかないと金銭的なデメリットも出てきます。フィルターの目がゴミやホコリで詰まっていると、効率的に空気循環ができなくなります。 結果エアコン本体の性能が弱まって、より電気代がかかってしまう ことになります。さらにエアコンの性能が弱まったまま使い続けると故障することもあるので要注意です。

ホコリはカビの栄養となるため放置するとカビの温床となります。ホコリは早めに掃除する必要があります。

エアコン掃除のメリット

エアコン掃除をすると運転効率が上がり、エアコンが効きやすくなります。現在エアコンの効きが悪く、なかなか部屋が暖まらない・冷えないという方は、エアコンの掃除をしてみるのもよいでしょう。

以下では、その他のエアコン掃除のメリットを紹介します。

エアコン内部の汚れが付きにくくなる

前述した通り、エアコン内部の汚れの原因は、エアコンが吸い込む空気中のホコリとエアコン内部の水分を栄養にしてカビが発生することです。しかし、エアコンフィルターがいつもきれいな状態であれば、エアコン内部の汚れがつきにくくなります。

 プロのお掃除が終了しエアコンがキレイになった後は、ぜひフィルターお掃除を定期的に行い、エアコンフィルターがキレイな状態をキープ するよう心掛けましょう。

電気代が節約できエアコン本来のパフォーマンスを発揮

エアコンフィルターの掃除をしばらくしていないと、エアコンフィルターの表側にどんどんホコリが溜まります。溜まったホコリがフィルターの網の目を詰まらせる原因となり、空気の通りが悪くなるでしょう。結果的に風量が落ち、エアコンの効きが悪くなってしまいます。 エアコンの効きが悪いため設定温度を上げる・下げることで、電気代がかかってしまう ことにもつながります。

しかし、エアコンフィルターを掃除し、きれいな状態をキープすることで、空気の流れがスムーズになってエアコン本来のパフォーマンスが発揮できるでしょう。エアコンの効きが悪い、弱いと感じるときはまずエアコンフィルターの汚れを確認して掃除するようにしてみてください。きっと快適にエアコンが使えるようになるでしょう。

エアコンからのニオイがなくなる

 エアコンからカビのニオイがするようになったら、エアコン内部にカビが発生している証拠 です。エアコン内部に発生してしまったカビの除去用に、エアコン洗浄スプレーがホームセンターなどで売られています。

しかし、十分にカビを落とせない、かえってカビを増やしてしまう可能性がある、故障の原因になる、などを引き起こすことがあり、あまりおすすめできません。カビ掃除をするならプロに任せるのが最適です

アレルギーなどの病気が防げる

エアコンをつけたらくしゃみや咳が出る、鼻水が止まらないといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。 エアコンでアレルギー反応が出るのは、エアコンから出る空気にカビがあるためです。 

またエアコンは部屋の空気を循環させるので、部屋の空気中のホコリやカビを空気中に巻き上げていることも原因の1つです。やはりエアコンはきれいに保っておくことが、このような病気をおこさないためにも重要となります。

エアコンフィルターの外し方と注意点

エアコンフィルターを掃除するときには、必ずフィルターをエアコン本体から取り外さなければなりません。取り外すポイントと取り外す際の注意点があるため、以下で解説します。

ホコリが舞い上がらないように注意

長い間掃除をしていないエアコンは、エアコンフィルターだけでなくエアコン上部や前面パネル、吹き出し口(ルーバー)などにもホコリがたまっていることがあります。

エアコンフィルターを外す前に必ず前面パネルを持ち上げます。ホコリがついた状態で作業をすると、空気中にホコリが舞ったり、床や家具の上に落ちたりしてしまいます。 前面カバーを持ち上げる前やエアコンフィルターを外す前には掃除機で軽くホコリを掃除 しておきましょう。

エアコンフィルターを外すときは機種ごとに正しい外し方で

エアコンフィルターを取り外す際には必ず取扱い説明書を確認してください。

エアコンによってエアコンフィルターの取り付け方・外し方が違うことや、場合によっては電源を切るように注意喚起しているエアコンもあります。取扱説明書に従って正しく取り外し・取り付けましょう。

エアコンフィルターの掃除方法3選

エアコンのフィルター掃除を怠ってしまうと、健康への悪影響や電気代の増加など、いくつかのデメリットがあることをここまで説明してきました。
ここからは、エアコンのフィルター掃除の方法を3つご紹介します。方法は大きく分けて「エアコンフィルターのホコリは掃除機と水洗いで」、「フィルタークリーナーで洗う」、「キッチン周りのエアコンフィルター掃除は重曹で」の3つです。順番に解説していきます。

掃除方法その1:エアコンフィルターのホコリは掃除機と水洗いで

掃除機

自分でエアコンフィルターを掃除する場合は、掃除機と水洗いでホコリを取り除くのがおすすめです。基本的なエアコンフィルター掃除の流れを紹介します。

1

エアコンの前面にあるカバーを開き、エアコンフィルターを外す。

2

エアコンフィルターについている汚れを掃除機で吸い取る。

3

さらに汚れが気になる場合はシャワーを用いて水洗いする。

4

水分を拭き取り、完全に乾かす。

自分でエアコンフィルターを水洗いする方法は、後ほど詳しく解説します。

掃除方法その2:フィルタークリーナーで洗う!(初心者にはオススメしません!!)

エアコンにスプレーを吹き付ける

ドラッグストアなどで売られている「フィルタークリーナー」というフィルター掃除用の洗浄スプレーを使います。スプレーは洗い流すタイプがおすすめです。

1

フィルターを外し、ホコリが多くついている場合は掃除機で軽く掃除する。

2

家の外やお風呂場で、フィルターから20cmほど離れたところからスプレーを全体に吹きかける。

3

スプレーの泡が消えたら水で洗い流す。

4

フィルターの水を切ったら、陰干しをして完全に乾燥させる。

フィルターのカビや汚れが気になる場合は、スプレーをして泡が消えた後も5分ほど放置してから洗い流すとよいでしょう。中には洗い流さないタイプのスプレーもありますが、 汚れが根詰まりする可能性があるため、必ず洗い流します。 

掃除方法その3:キッチン周りのエアコンフィルター掃除は重曹で

重曹

リビングや寝室のエアコンフィルターは汚れがホコリであることがほとんどのため、前述した方法できれいになります。しかし、キッチンやダイニングの空気にはホコリ以外にやっかいな油が混じっています。キッチン周りのエアコンフィルターは油混じりの空気を吸い込んでいるため通常の汚れより粘性があり、掃除機や水洗いだけではきれいにならないことがあります。

余談ですが、重曹やクエン酸を使ってお掃除する際の覚え方として「 油ジュウジュウ 水あかクエン(食えん) 」というものがあります。重曹は油汚れに、クエン酸は水あかのお掃除に役立ちます

1 スプレーボトルなどに重曹小さじ1杯と水100ccを入れよく混ぜる。
2 やわらかい歯ブラシや小さなブラシで、フィルターの裏側からブラッシングをする。
3 エアコンフィルターの裏側からシャワーで汚れを洗い流す。
4 エアコンフィルターの表側に重曹水をスプレーし、汚れを柔らかい歯ブラシや小さなブラシで汚れを取り除く。
5 再度フィルターの裏側からシャワーで汚れを洗い流す。

汚れがひどい際はぬるま湯で重曹水を作りつけ置きしましょう。40℃くらいのお湯3Lルに対して重曹大さじ10杯くらいが目安です。

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エアコンフィルターの水洗い方法を詳細に解説

自分でエアコンフィルターをきれいにするには、掃除機で吸うだけでなく水洗いもするとよいでしょう。エアコンフィルターの掃除をスムーズに進めるには、下準備も重要です。 水洗いであっても、事前に掃除機を用いてのホコリを取ります。 エアコンフィルターを劣化させないような洗い方や乾かし方のコツもおさえておくと安心でしょう。

ここでは、エアコンフィルターの水洗いに必要な道具や、洗う手順、乾かし方のコツなどを紹介します。

エアコンフィルターを水洗いする際に必要な道具

エアコンフィルターを取り外すと、目に見えなくともホコリが出てきます。そのため、あらかじめ掃除に必要な物を手元に揃えてから、前面カバーを開けましょう。エアコンフィルターを洗う際に必要な道具は、以下の通りです。

・マスク

ホコリを吸い込まないため、できれば不織布のマスクを用意します。

・掃除機

吹出口やエアコンフィルターのホコリを吸い取るために必須です。

・歯ブラシやスポンジ

水洗いしながら擦る際に使用します。

・中性洗剤

油汚れやヤニ汚れに効果的です。

・重曹やセスキ炭酸ソーダ

中性洗剤で汚れが落としきれない場合にあると便利です。

・タオルやキッチンペーパー

水洗いしたエアコンフィルターの水気を取ります。

・ゴミ袋や新聞紙、ビニールシート

エアコンフィルターを外した直後の仮置き場や、乾燥させる際に敷く際に下に敷きます。

エアコンフィルターを外す際に舞うホコリは、咳やアレルギー症状を引き起こす原因となるため必ず対策を行ないましょう。

水洗い前にまずは掃除機でホコリ・ゴミを吸い取る

掃除の間隔が開いている場合、エアコンフィルターだけでなく吹出口にもホコリがたまっている可能性があります。 エアコンフィルターを取り外す前に掃除機で一度汚れを吸うのがポイントです。 

 

1

エアコンの前面パネルを開け、吹出口やエアコンフィルター表面のホコリを掃除機で吸い取る。

2

床に新聞紙やゴミ袋を置いて、取り外したエアコンフィルターの表側を上側にして置く。

3

エアコンフィルターの表側から掃除機で汚れを吸う。

 

室内の空気を吸い込む際に、空気はエアコンフィルターの表側から裏側に向かって流れます。そのため、ホコリがつくのは主にエアコンフィルターの表側です。裏側から掃除機で吸うと、目詰まりを起こす可能性があるため注意しましょう。

強めの水圧・40℃以下でフィルターの裏面からシャワーをかける

掃除機で目に見えるホコリを吸い取った後は、お風呂場や洗面台で水洗いします。油汚れなどのひどい汚れがない場合は、水洗いだけで十分にホコリ汚れを落とせるでしょう。シャワーをあてるときは、フィルターの裏側からあてるのがポイントです。

 

1

水圧を強めにしたシャワーをエアコンフィルターの裏側からあて、ホコリを押し出すように洗い流す。

2

ホコリによる目詰まりが気になる部分は、歯ブラシや柔らかい掃除ブラシなどで軽く擦り洗いをする。

 

お湯の温度が高いと、エアコンフィルターのプラスチックが変形する恐れがあります。 水温は40℃を超えないよう注意しましょう。 また、エアコンフィルターはプラスチックでできているため、強く擦ると割れる可能性があります。歯ブラシを用いる際は優しく洗い、たわしや金属ブラシなどの固い素材のブラシは避けましょう。

水洗い後は水気をよく拭き取ってしっかり乾燥させる

エアコンフィルターを水洗いした後は、完全に乾くまでエアコンに取り付けないようにしましょう。濡れたままエアコンに戻すと、カビの繁殖につながったり、エアコンの故障につながったりする可能性があります

 エアコンフィルターを外に干す際は、必ず風通しの良い日陰に干します。 強い日光やドライヤーを用いたほうが乾きが早いように思えますが、高温でエアコンフィルターのプラスチックが劣化すると割れやすくなります。早く乾かしたい場合は、タオルや新聞紙でエアコンフィルターを挟むようにして、水分をある程度拭き取ってから陰干ししましょう。

カビ汚れ・油汚れなど水洗いでは落とせない場合の掃除方法

エアコンの設置場所や室内環境によっては、水洗いだけでは落とせない頑固な汚れがエアコンフィルターに付いている場合もあります。エアコンフィルターに多い強い汚れには、油やカビ、タバコのヤニなどが挙げられます。 頑固な汚れを落とすには、中性洗剤や重曹を使うのがおすすめです。 

ここでは、油やカビ、タバコのヤニなどが原因となる頑固な汚れの落とし方を紹介します。

油汚れが付着したエアコンフィルターの洗い方

水洗いだけではとれないエアコンフィルターの油汚れには、中性洗剤を用いましょう。中性洗剤を用いて掃除する手順を紹介します。

1

食器用の中性洗剤をぬるま湯に溶かして、歯ブラシで優しく擦る

2

汚れがひどい場合は10~30分程度つけ置きする。

3

フィルターの裏側からシャワーをかけて、よくすすぐ。

中性洗剤でも落ちない頑固な汚れには、重曹を用いる方法もあります。重曹は、水や40℃以下のぬるま湯に溶かして用います。 熱いお湯を使用すると重曹が強アルカリ性に変化し、手荒れやエアコンフィルターのプラスチック部分を傷める原因となる ため、熱いお湯で溶かさないようにしましょう。重曹で掃除する際の手順を紹介します。

1

スプレーボトルに水100ccと重曹小さじ1杯を混ぜる。

2

エアコンフィルターの裏側に塗布し、歯ブラシで優しく擦る。

3

エアコンフィルターの裏側をシャワーですすいだら、表側も同様に洗う。

重曹水にエアコンフィルターをつけ置き洗いする方法もあります。ぬるま湯2Lに大さじ7杯の重曹を溶かして、エアコンフィルターを2~3時間浸けます。すすぎや乾燥もしっかり行ないましょう。

カビ汚れが付着したエアコンフィルターの洗い方

エアコンフィルターにカビが付着している場合は、中性洗剤でつけ置き洗いをしましょう。 カビには根を張る性質があるため、洗浄や乾燥に時間をかけるのがコツです。 

1

食器用の中性洗剤をぬるま湯に溶かし、フィルターを20~30分つけ置きする。

2

歯ブラシで優しく擦り、シャワーで洗い流す。

3

時間をかけてしっかり乾燥させる。

4

アルコールで除菌する。

エアコンフィルターにカビが生えている場合は、吹出口も汚れていると考えられます。お湯や中性洗剤を溶かしたお湯で、吹出口もしっかりと拭き取る必要があります。カビの再発を防ぐため、アルコール消毒も行なうと安心です。カビの根は、さっと拭き取るだけでは取りきれません。アルコールがすぐに乾かないよう、タオルやラップを押し当ててから拭き取りましょう。

カビの根は目視で確認しづらいため、きれいになったように見えても再発する場合があります。エアコンフィルターにカビが付着していた場合は、しばらくこまめに掃除を行ないましょう。

ヤニ汚れが付着したエアコンフィルターの洗い方

タバコを吸う部屋にあるエアコンであれば、エアコンフィルターのヤニ汚れが目立つこともあるでしょう。ヤニは植物性油脂であるため、油汚れと同様に中性洗剤や重曹を用いて掃除をします。 蓄積した汚れやニオイをきれいにするには、つけ置き洗いが必須です。 

1

ぬるま湯2Lに中性洗剤もしくは大さじ7杯の重曹を溶かして、エアコンフィルターを浸ける。

2

歯ブラシで優しく擦り、シャワーで洗い流す。

3

時間をかけてしっかり乾燥させる。

頑固なヤニ汚れには、強アルカリ性のセスキ炭酸ソーダを用いる方法もあります。セスキ炭酸ソーダはヤニなどの油汚れに強い効果を発揮しますが、エアコンフィルターを傷める可能性も考えられます。中性洗剤や重曹で取りきれない汚れが気になる場合は、様子をみながら部分的にセスキ炭酸ソーダを用いましょう。

自力で掃除する際の注意点

エアコンフィルターを自分で掃除をする場合には、いくつか注意するべき点があります。フィルターをしっかりきれいにして、エアコンを長く使い続けるためにも、注意点を確認しておきましょう。

網の目を崩さないように掃除

フィルターをブラシで掃除する

フィルターの網の目はとても小さくて緻密にできています。そのため強く掃除機を当てたり、ブラシで強く擦ると網の目が広がったり、ひどいときには破れたりすることにもなりかねません。

網目が広がったり破れたりすると、エアコンに取り付けても汚れをうまく吸着できなくなります。 エアコンフィルターの掃除をするときは優しく丁寧に行うことが大切 です。

水気が完全に無くなるまで乾かす

水を使ってエアコンフィルターを掃除した場合は、 しっかり水気がなくなって乾燥するまでエアコンには取り付けない ようにしましょう。エアコンのような機械にとって水は故障の原因になります。

もし水気が残ったままフィルターをエアコンに付けると、垂れた水がエアコン内部に漏れて故障したり、発火したりする可能性もあります。カビの原因にもなり、せっかく洗ったのに無駄になってしまいます。

フィルターの種類を確認する

エアコンのフィルターを確認する

エアコンによってフィルターの種類が異なるため、必ず説明書を確認しましょう。大きく分けて2種類のフィルターがあり、 フィルターが動くタイプとフィルターが固定されているタイプです。 

さらに、お掃除機能付きのエアコンは掃除しなくてよいわけではありません。エアコンが自動で掃除を行った際のゴミはダストボックスにため込まれています。必ず定期的に捨てましょう。

4つめの方法:プロのエアコンクリーニングに依頼する

エアコンクリーニング

エアコンを購入したばかりの場合は、掃除機を使った方法でも十分きれいになります。しかし、定期的に掃除をしなかったり、カビ臭さが気になったりする場合、エアコンを分解しないとニオイの原因まできれいに掃除できない可能性が高いです。 3~5年以上しっかりとした掃除をしていないエアコン は、目に見えない部分がとても汚れているかもしれません。

注意したいのが、カビはフィルターではなくエアコン内部に発生します。エアコンが吸った空気を冷やす「熱交換器」、冷えた空気を外に出す「シロッコファン」、空気の流れを変える「ルーバー」、その他エアコンパーツの内部などには特にカビが発生します。

カビ臭くなっている場合は自分で掃除できなくなっている可能性が高いため、掃除をプロに任せることがおすすめです。プロに任せることの一番大きな違いは、 フィルターのみでなく分解して内部の送風機までキレイにしてくれることです。 送風機がキレイになるとそれだけフィルターに吸着する汚れも少なくなります。忙しい方や掃除が面倒な方は、プロに頼んでみるとよいでしょう。

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エアコンクリーニングをプロに依頼するメリット

自分でできるエアコンクリーニングには限界があります。普段からエアコンフィルターの掃除をしている方でも、プロにエアコンのクリーニングを依頼するメリットはあります。

以下では、プロにしかできないエアコンクリーニングの手法とメリットを紹介します。

分解が必要なエアコン内部まで綺麗にしてくれる

プロのエアコンクリーニングでは、エアコンフィルターだけでなく、内部部品の分解洗浄によってファンやドレンパンなどもすみずみまで丁寧に掃除してくれます。熱交換器の裏側にある汚れやカビ、ホコリなども専用洗剤で取り除けるため、 エアコンから出る風のニオイが変わったと実感できる場合もあります。 

インターネット上ではエアコンを分解して洗浄する方法を紹介しているサイトもありますが、専門知識がない方にはおすすめできません。メーカーや機種によってエアコンの仕様は異なり、水や洗浄剤に触れてはいけない部分もあります。無事に分解できたとしても、戻せなくなったら元も子もありません。エアコン内部の掃除は、定期的にプロに依頼するのが安心です。

エアコンの寿命が伸びる

エアコンフィルターや内部の熱交換器に汚れがたまり、目詰まりが発生すると、エアコン本体に負担がかかります。 運転効率が悪く、風量が落ちたエアコンを使い続けると、電気代の上昇にもつながりかねません。 エアコン内部にある送風ファンが汚れたままでは、エアコンフィルターにも汚れが付着しやすくなります。

さらに自分で掃除ができないパーツとして、排水のためのドレンホースも挙げられます。ドレンホースは、エアコン内部で発生した水分を外に流すパーツです。ドレンホースに汚れが溜まっていると、汚れと合わさって詰まり、エアコン本体からの水漏れや故障につながります。エアコンを分解して高圧の水を用いて徹底的に掃除することは、エアコンのトラブルを防ぎ、使用の寿命を伸ばすメリットがあります。

害虫の侵入防止にもつながる

エアコンのドレンホースは、ゴキブリなどの害虫の侵入ルートです。プロのエアコンクリーニングでは高圧の水を大量に使用するため、 エアコン内部に侵入した害虫や産み付けられた卵などを一気に洗い流すことができます。 さらに使用する洗剤に含まれる界面活性剤も、害虫撃退に有効です。

プロのエアコンクリーニングは、害虫と卵の両方を一気に洗い流せるだけでなく、害虫の侵入予防にもつながります。クリーニング後のエアコンには栄養分となるカビやホコリがないため、害虫が住み着きづらい環境になります。さらにエアコンクリーニングと同時にドレンホースに害虫侵入防止キャップを設置すると、クリーニング以降に害虫の侵入を防ぐことも可能です。

プロのエアコンクリーニング業者を選ぶ際のポイント

プロのエアコンクリーニング業者は数多くあります。ここでは、安心してエアコンクリーニングを任せられる良質な業者を選ぶポイントを紹介します。

賠償責任保険に加入しているか

エアコンの周辺には、テレビや棚などの動かせない家具や電化製品が設置されている場合が多いでしょう。エアコンクリーニングの際に家財に汚れや傷が付いた場合、賠償責任保険に加入している業者であれば修理費用などを負担してもらえます。

 

作業内容と料金が明確か

想定外の金額を請求されるトラブルを防ぐためにも、作業内容や料金を明確に提示している業者を選びましょう。クリーニング費用は、床置きや壁掛けなどエアコンの設置方法やお掃除機能の有無によって異なります。一般的には、1台につき10,000~30,000円程度が目安です。料金設定が相場の範囲内かだけでなく、オプションメニューの内容や価格も確認しましょう。

 

さまざまなメーカーや機種に対応しているか

エアコンクリーニングを謳っている業者の中には、一部のお掃除機能付きエアコンに対応していない業者もあります。エアコン本体に記載されている型番と照らし合わせて、対応の有無を確認しましょう。あらゆるメーカーや機種に対応している業者は、スタッフの技術力が高く、エアコンに関する知識が豊富と考えられます。

エアコンクリーニング後に気になる点が生じる可能性もあります。 メールやSNSだけでなく、電話での問い合わせ窓口が明示されている業者を選ぶのが安心です。 

まとめ

エアコンフィルターを毎日使用している方は、2週間に1回の掃除がよいでしょう。フィルターを汚れたままにしておくと、エアコンが正常に動かず電気代がかかってしまったり、カビが部屋の空気中に舞うことで肺炎やアレルギーのリスクを高めたりしてしまいます。

エアコンフィルターは普通のホコリ汚れやタバコのヤニには中性洗剤、カビには重曹を使ってきれいにします。洗う際は歯ブラシなどを使って優しくブラッシングして、網目の内部まできれいにしましょう。洗ったら完全に乾かして、エアコンに再度取り付けます。濡れていると水気がカビの原因につながるため、注意しましょう。

よくある質問

Q.エアコンフィルターはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?

A.夏や冬に使用する前だけでなく、使用中も毎日エアコンを使用しているような場合は2週間に1回程度洗うのがよいとされています。

Q.エアコンフィルターを掃除する際の注意点は?

A.掃除機でホコリを吸う時はエアコンフィルターの表側から、シャワーで洗浄する場合はエアコンフィルターの裏側から行います。

Q.キッチンやダイニングにあるエアコンの清掃はどうしたらいいでしょう。

A.キッチンやダイニングのエアコンは空気といっしょに油を吸っているため重曹を使ってお掃除するときれいになります。

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