お客さまの心を開き、信頼関係を第一にサービスを提供していきたい
掃除代行／片付け名人キャスト 佐藤さん
掃除代行／片付け名人キャストの佐藤さんにお話を伺いました。佐藤さんはカジタクに入社されて6年目で、これまでに多くのお客さまへサービスを提供されているベテランキャストです。
お仕事に対しての思いや大切にしていることをお話しいただきました。
料理教室の先生から、家事代行キャストの道へ
家事代行キャストの仕事は、時間に融通の効く仕事を探していた時に見つけました。それまでは料理教室で講師の仕事をしていたのですが、家庭の事情でもう少し自分で働く時間を選べる仕事に変える必要があって。
元々掃除や片付けも得意な方だったので、整理収納アドバイザーの資格を取り、その資格を活かせて時間にも融通の効く家事代行キャストの仕事を始めました。最初は他の家事代行会社で働いていましたが、片付けサービスを中心に働きたいと思いカジタクへ移ってきて、今年で6年目になります。
今はカジタクでの家事代行キャストの仕事の他に、生前整理の仕事と、夫の実家で家業の手伝いを掛け持ちしています。カジタクでの仕事は働く時間を自分で選択できるので、自分の生活スタイルに合わせて働くことができています。
片付けサービスではお客さまの生活動線に合わせた片付けをご提案
掃除代行と片付けのサービスを担当していて、メインの仕事は片付けサービスになります。サービスの時間はキャスト2名の場合は1回2時間なのですが、私はその2時間をお客さまにとっても楽しい時間にしていきたいなと思っているんです。そのためにも、お客さまとはコミュニケーションを取りながら限られた時間内でもしっかり信頼関係を築いていくことが大切だと考えています。
サービス開始前のヒアリングの時間では、カウンセリングのような堅苦しい枠にはめず、ざっくばらんにお客さまがどんなことに困っていてどうしていきたいかを一緒にお話ししています。そうしてコミュニケーションを取って、和気あいあいとした雰囲気を作った状態で作業に入っています。
サービスの時はお客さまのモノを大切に扱うのはもちろんですが、どう片付けたらお客さまがその後生活しやすいか、お客さまの生活動線に合わせられているかというお客さま自身への配慮が大事だなと思いますね。モノがどこにあれば使いやすいのかは人によって違うので、自分の感覚で進めてしまわずにお客さまに合わせて進めていくことを心がけています。
お客さまの喜ぶ姿を見られるのが仕事の魅力
家事代行キャストの仕事をしていて嬉しい瞬間は、掃除のときも片付けのときも、やっぱりお客さまが喜ぶ姿を見られた時です。サービスを行う時はそのお客さまごとにゴールを設定して作業をしていきますが、そこに向けて作業をして達成できた時が一番喜んでいただけるので、達成感があります。
お客さまのご要望によっては、片付ける範囲が広かったり、モノのいる・いらないの判断に時間がかかってしまったりで、その日の時間内にそこまで到達するのが難しいこともあります。そのときはできる範囲での作業をご提案したり、「この日に人を招きたくて、なんとかしたい」などの具体的な目標がある場合は、それに向けての計画を改めて一緒に話し合ったりしています。お互いに納得しながら一緒にゴールに向かって作業ができるよう、臨機応変に取り組んでいます。
そうして作業を進めて部屋がキレイになったとき、お客さまから「お部屋の空気まで変わりました」って言っていただけたときはとても嬉しかったです。
お客さまとの信頼関係を第一にサービスを提供していきたい
お客さまが本当に望んでいることや「実はこうやりたかった」っていう部分は、お客さまにこちらを信頼していただかないと引き出せないものだと思います。なので、まずはどうすればお客さまに心を開いていただくかというのを毎回考えています。
はじめは大枠を伺うだけにして、まずは一緒に作業をしながら色々お話をして、お客さまに私たちを信頼していただけるようにサービスを行なっています。お客さまにとっても、片付けサービスは自分のモノに触れたり動かしたりされるので、信頼のおけるスタッフのほうが安心できますよね。そうしてお客さまに心を開いていただければ、プライベートな箇所のお片付けでも「あなたならお任せできるわ」と言っていただけて、作業もスムーズに進みます。
お客さまにどう気を許してもらえて、どう対応していったらお互いに気持ち良く片付けをしていくことができるかっていうことを考えるのは、このサービスを行う上でとても大事なことだと思います。コミュニケーションの取り方1つで片付けの仕方も変わってくるので、これからもお客さまとの信頼関係を第一に、サービスを提供していけたらいいなと思います。
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