どこにでも使える!アルコールで家中のカビを退治しよう

室内の湿気が増えて気温が上がる梅雨明けには、浴室や洗面所などにもカビが生えることがありますよね。こういったカビを退治するのに、市販のカビ対策グッズを使っている人も多いかもしれません。ただ、この手のグッズは場所によっては使えない場合もあります。今回は、家中に使えるアルコールでカビを退治する方法を紹介していきます。

家の中に多く発生する黒カビ

真菌に分類されるカビには、3万種以上の種類があると言われています。住宅などに多く発生するのは、一般的に黒カビと呼ばれている種類です。

ちなみに、黒カビにはクラドスポリウムという正式名称があります。黒カビはほかのカビに比べると比較的毒性は弱いと言われていますが、吸い込むとアレルギー疾患などの原因になることもあります。壁やタイルなどに発生すると、家の見た目にも影響するのが問題です。家のなかに黒カビが発生したときには、早めに取り除きましょう。

黒カビは耐性が弱く、しっかりと掃除をすれば除去することは十分に可能です。熱やアルコールなどに弱い性質を持っているため、掃除の前に役立つアイテムを準備しておくとよいかもしれません。

黒カビが発生しやすい場所は?

黒カビは、ほかのカビと同じく湿気が多い場所で発生する傾向があります。例えば、バスルームや洗面所、キッチンなどの水回りは、黒カビが多く発生する場所です。このような場所は湿気がこもりやすく、自然にカビが好むような環境が出来上がってしまうことがあります。

カビの胞子は空気中にも多く飛散しているため、コンスタントに掃除をしていても完全に発生を防ぐのは難しいことが多いです。このほか、冬場に結露が生じる窓のサッシやエアコンのフィルターなども、黒カビが発生しやすい場所に挙げられます。

湿気が多い場所では、壁や床などにも発生することがあります。カビの菌糸が繁殖してしまうと取り除きにくくなるため、黒カビは見つけた時点で除去するのがベストです。

便利な「カビキラー」には使用上の注意点もある

住宅のカビ取りによく利用されるのが、ジョンソン株式会社から発売されている「カビキラー」です。家のカビ対策に、この「カビキラー」を常備している人も多いのではないでしょうか。

「カビキラー」は、住宅に発生しやすい黒カビの性質に合うように開発された商品です。カビが発生した部分にスプレーをするだけで効果が期待できるため、便利な商品として人気を得ていますよね。

ただ、この「カビキラー」を使うときにはいくつかの注意点があります。次亜塩素酸塩が含まれるこの製品は、酸性の物質と触れ合うと有毒なガスが発生します。クエン酸やアルコールなどを使う環境では、とくに注意が必要になるでしょう。

次亜塩素酸塩は特有の刺激臭があるため、ニオイに敏感な人は使用する際に少しストレスを感じるかもしれません。

「アルコール」は使う場所を選ばないお役立ちアイテム

黒カビを除去するときは、アルコールもおおいに役立ってくれます。アルコールの便利なところは、家中のいろいろな場所で使えることです。揮発する性質を持っているアルコールは、湿気がこもるのを防ぎたい場所でも安心して使えます。

バスルームなどの水回りはもちろん、押入れや食器棚、冷蔵庫などのカビを取り除くときにも、アルコールなら使いやすいでしょう。

また、洗面所の壁などに発生した黒カビを除去するときにも、アルコールは活躍してくれます。壁紙を水拭きしたり、「カビキラー」などの液体洗剤を壁に拭き付けたりすると、乾くまでに少し時間がかかります。

乾きが十分でない場合、新たなカビの発生を招いてしまうことがあるのが厄介なところです。すぐに蒸発してしまうアルコールなら、壁紙の黒カビもしっかりと取り除ける可能性があります。

カビの除去に使えるアルコールは?

アルコールには、消毒用エタノールや無水エタノールなどの種類があります。カビを除去するときには、基本的にどのアルコールでも使えます。

無水エタノールは、アルコールの濃度が高く揮発するのが速いのが特徴です。このようなエタノールはジェル状になっていることが多く、掃除に使いやすいのがメリットです。ドラッグストアなどに行くと、アルコールの除菌グッズがたくさん並んでいますよね。

こういった商品はスプレー式のノズルが付いていることが多く、カビを除去したい部分に直接アルコールを吹き付けられるのが便利な点です。

ただ、市販の商品の場合、アルコールの濃度や使用されている添加物などはさまざまです。カビの除去に使うときには、アルコールの濃度が高い製品を選ぶとよいかもしれません。

アルコールを使うときに注意したいこと

カビの除去にアルコールを使うときには、いくつか注意すべきことがあります。例えば、火を使う場所では使用しないことです。アルコールには、引火性があります。キッチンなどでアルコールを使った後は、窓を開けて十分に換気をしてからガスコンロの火をつけましょう。

キッチンでアルコールスプレーを使用した場合、ガス漏れ警報器などが反応するケースも少なくありません。「一度に大量に使わない」や、「換気をしながら作業を行う」などの注意をすれば、このようなトラブルは防げます。電化製品にアルコールを使う場合も、あらかじめ電源を切っておくことが必要です。

アルコールは、水性のペンキやニスなどで塗装した面には使えないことが多いです。このような場所に使用すると、塗装面の色が落ちてしまう場合があるため、注意をしましょう。桐材の家具などにアルコールを使用すると、シミが生じてしまうこともあります。心配なときは、目立たないところに成分をつけてみて、様子をみてから除去作業を始めましょう。

カジタクのハウスクリーニングはコチラ!