日本を象徴する「和室」。畳やふすま、障子などを使った和室があるというご家庭も多いと思います。日本ならではの和室ですが、お掃除はどのように行っていますか?和室はデリケートな素材が多く使われており、正しい方法で掃除をしないと傷をつけてしまうことも。そこで今回は、和室を掃除するときのポイントをご紹介します♪
目次
和室の掃除に使用するもの
- 重曹水
- クエン酸水
- 掃除機
- 汚れてもいい布巾
- 使い古した歯ブラシ
- 履き古したストッキング
特別な物は使わず、ご家庭にあるものだけで和室の掃除をしてしまいましょう♪
畳の掃除方法
和室の主役と言えば「畳」ですよね。畳をよく見てみると、畳の目の向きに沿って掃除機をかけていきます。畳の隙間にはホコリやチリが溜まりやすいので、念入りに掃除機をかけましょう。
汚れはクエン酸で落とす
目に見えるホコリなどの汚れを掃除機で取り除いても、気になる汚れが残っていた場合はクエン酸水でキレイにしましょう。水200mlに対してクエン酸を小さじ1を混ぜたものがクエン酸水です。このクエン酸水を布巾に噴きかけ、畳の目に沿って拭き掃除をしていきます。畳に水分が残っているとカビが発生してしまうこともあるため、しっかりと拭き取るようにしましょう。
障子の掃除方法
障子は水分に弱いので、拭き掃除のみ行います。ここで使用する物は「使い古したストッキング」です。穴が開いて履けなくなったストッキングをそのまま捨てるのは勿体ないですよ!使い古したストッキングを手にはめて、桟やフチなどのホコリを拭き取りましょう。ストッキングが静電気を帯びホコリを吸着してくれます。
手垢が気になる部分には
和室の気になる汚れと言えば、ふすまや障子の取っ手。手垢で黒ずんでいるなんて経験ありませんか?素材が木で出来ている場合は、どのようにして掃除を行えば良いのでしょうか?
重曹水で撃退
手垢などの皮脂汚れは重曹水で落としてしまいましょう!水200mlに対して粉末状の重曹を大さじ1入れてよく混ぜます。これで、重曹水は完成です。汚れても大丈夫な布巾に重曹水を軽く噴きかけ、汚れの気になる部分を拭き掃除していきます。その後、重曹水をしっかりと拭き取るように水拭き・乾拭きの順で水分を取り除いていきます。
敷居の溝は歯ブラシで
ホコリやチリが溜まりがちな敷居の溝。細部の汚れは、使い古した歯ブラシで掻き出しましょう。ホコリを溜めたまま放置しておくと、ホコリとホコリが吸着しどんどん掃除しにくくなってしまいます。ホコリをかき集めて、掃除機で吸えばキレイになりますよ。
最後に
和室に使われている素材はデリケートなものが多いので、丁寧に掃除を行いましょう。意外とホコリを吸着しやすい素材ばかりなので、汚れに気付いたらすぐに掃除を行うことが清潔に保つポイントです。これを機に、ご家庭にある和室の掃除をしてみてはいかがでしょうか?
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