湿気が気になる押入れ。頭を抱えてしまうカビの対策とお掃除方法

押入れの戸が片方開いている

どうしても湿気の溜まりやすい、ご家庭の押入れ。押入れの中には、布団や衣類を収納しているご家庭も多いと思います。そんな押入れに、カビが生えていたらと考えると…。壁で頭を抱えるご家庭の為に、押入れのカビ対策とお掃除方法をご紹介していきますね!

カビが生えてしまったら

首振り機能付き扇風機

カビと湿気の除去

  1. 押入れに入れている物を、全て押入れの中から取り出します。
  2. ドライタイプのフローリングシートで、押入れの床面から台・壁面・天井のホコリとカビ胞子を取り除きます。
  3. 押入れに扇風機の風をあてて、カビの原因となる湿気を取り除きます。

防カビ効果も

  1. 市販のカビ取り用洗浄剤20mlに対して、水80mlを混ぜます。
  2. 1で作った液をカビの気になる箇所にスプレーし、よく乾かします。
  3. エタノール500mlに対して、塩化ベンザルコニウム20mlを混ぜます。
  4. 3をスプレーすれば防カビ対策にも繋がります。

洗剤を使い分ける

  • 塩素系漂白剤は、キッチンペーパーなどに少量含ませて気になるカビ部分に貼りつけておきます。
  • 酸素系漂白剤は、同量の粉石鹸と混ぜたものに水を加え、ペースト状にしたものを気になるカビ部分に塗ります。
  1. カビの色が落ちてきたら、濡らした布でしっかり拭き取ります。
  2. その後、消毒用アルコールをスプレーしよく乾燥させます。
  3. 気になるようであれば、もう一度アルコールで拭き掃除をします。

エタノール・逆性石鹸

ベニア板・壁紙でも、だいたいの押入れの壁に使えるのがエタノールと逆性石鹸です。逆性石鹸は、広範囲のお掃除におすすめです。

  1. エタノールをスプレーし、直接カビの気になる部分に吹きかけます。
  2. しっかり染み込むように、カビ部分を湿らせます。
  3. そのまま乾かせば終了です。

カビ対策

部屋の窓を開けてスッキリしている女性

換気

天気の良い日は朝から家中の窓を開けて換気すると同時に、押入れの戸も開けておきましょう!
押入れは戸を中央に寄せ、両側に通気口を作ることがポイントです!空気の入り口と出口ができ、より押入れに空気が入りやすくなります。

すのこを設置

特に湿気の溜まりやすい下段には、床上にすのこを置いて常に通気を確保するようにしましょう。
※すのこの裏に、エタノール500mlに対して塩化ベンザルコニウムを20ml混ぜたものをを塗っておくと防カビ効果に繋がります。

通気が大事

上段でも、物の詰め込み過ぎは注意しましょう。押入れ内は通気をよくし、壁面に除湿シートを貼るなどしてカビ対策します。エアコンをドライにしたり、扇風機の風を押入れに向けるのも良いですよ!

最後に

ハンガーに掛けられた衣服が並んでいる

  • 押入れに物を戻す前に、布団、衣類などにもカビが生えていないかチェックしましょう。またカビ胞子を押入れに持ち込んでしまったら、お掃除したのが台無しになってしまいますよ。
  • 押入れに使われているベニヤ板は、湿気が溜まるとカビが生えやすいです。1年に2回はカビ掃除をしましょう。6月と12月がオススメですよ。

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