【掃除箇所別】大掃除に必要な「掃除道具」はこれ|道具の選び方と便利グッズもご紹介

本記事は、大掃除の準備を始めようとしている方向けに、大掃除に必要な「掃除道具」と「その選び方」について中心に解説しています。

1.大掃除に必要な「掃除道具」 一覧

大掃除に必要な掃除道具をまとめると以下のとおりです。
これだけあれば、家の中全体の大掃除に対応することができます。

【大掃除に必要な掃除道具 一覧】
装備品・道具 洗剤
  • ゴム手袋
  • スポンジ
  • 使い捨て歯ブラシ
  • 雑巾(古いタオル)
  • ブラシ(トイレ用)
  • ブラシ(玄関用)
  • 掃除機(または箒・ちりとり)
  • バケツ
  • 新聞紙
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • クエン酸
  • カビ取り剤(塩素系漂白剤)
  • 住宅用中性洗剤(ウタマロなど)

以下では掃除する箇所別に、必要な掃除道具を紹介していきます。

2.【掃除箇所別】大掃除に必要な掃除道具

大掃除の際は、以下の場所を掃除する場合が多いです。
これらの箇所別に必要な掃除道具と、選び方のポイントをまとめました。

<大掃除の箇所 一覧>
  • キッチン
  • 浴室
  • 洗面台
  • トイレ
  • 各部屋・リビング
  • 玄関

2-1.【キッチン】の大掃除に必要な掃除道具

キッチンの写真

キッチンの大掃除に必要な掃除道具をまとめると以下のとおりです。

【キッチンの大掃除に必要な掃除道具 一覧】
掃除道具 用途など
ゴム手袋 手首〜前腕までカバーする長めタイプなら、水や泡の侵入を防ぎやすいのでおすすめ。
スポンジ 掃除全般に使用。
「やわらかめ」と「硬め」の2種類(2層)あると、素材や汚れに合わせて使えるので便利。
使い捨て
歯ブラシ
キッチンはパーツが多いので、隙間などの掃除に便利。
雑巾
(古いタオル)
仕上げに拭き掃除して水気をしっかりとると衛生的。
重曹 「軽めの汚れ」全般に。
洗剤としても使用可能で便利。
セスキ炭酸
ソーダ
レンジフードなどの「頑固な油汚れ」に効果バツグン。
クエン酸 シンクや蛇口回りの白い「水垢汚れ」に効果的。
<キッチンの掃除道具選びのポイント>

キッチンの掃除に使うスポンジは、以下3つの特徴があるものがおすすめです。

「素材や汚れによって使い分けができて、衛生的に使用できる」かがポイントです。

2層構造になっている
やわらかい面は傷つきやすい素材に、硬めの面は焦げ付きや油汚れに。

抗菌加工・銀イオンが配合されている
雑菌が繁殖しにくく、ヌメリや嫌なニオイを抑えられる。

水切れがよく乾きやすい素材
水分が残りにくく、雑菌の繁殖を防げる。

2-2.【浴室】の大掃除に必要な掃除道具

浴室の写真

浴室の大掃除に必要な掃除道具をまとめると以下のとおりです。

【浴室の大掃除に必要な道具 一覧】
掃除道具 用途など
ゴム手袋 手首〜前腕までカバーする長めタイプなら、水や泡の侵入を防ぎやすいのでおすすめ。
スポンジ 使いやすい素材や形状で、衛生的に使用/保管できるものがおすすめ。
使い捨て
歯ブラシ
排水口などの細部に使用すると便利。
雑巾
(古いタオル)
仕上げに拭き掃除して水気をしっかりとると衛生的。
重曹 「皮脂汚れ」や「ヌメリ」落としに効果的。
クエン酸 「水垢汚れ」や「鏡のウロコ汚れ」に効果的。
塩素系漂白剤
(カビ取り剤)
「カビ汚れ」に効果的。
<浴室の掃除道具選びのポイント>

浴室の掃除に使うスポンジは、以下5つの特徴があるものがおすすめです。

「使いやすい素材や形状で、衛生的に使用/保管できる」かがポイントです。

表面に特殊繊維がついている
力を入れなくても汚れを落とせるものがよい。

持ちやすい形・柄がついている
床や壁、天井などを掃除するときに効率的。

抗菌加工・防カビ加工されている
浴室は菌やカビが発生しやすいため、衛生的なものが安心。

メッシュ入り・目が粗め
乾きやすい素材は通気性がよく、ヌメリ防止に効果的。

吊るせる穴がついている
乾かしやすく衛生的で、手軽に収納できる。

2-3.【洗面台】の大掃除に必要な掃除道具

洗面台の写真

洗面台の大掃除に必要な道具は以下のとおりです。

【洗面台の大掃除に必要な道具 一覧】
掃除道具 用途など
ゴム手袋 指先にぴったりフィットした薄手タイプだと、細かい部分の掃除がしやすく便利。
スポンジ 細かい部分まで届いて汚れを落としやすく、衛生的に使用/保管できるものがおすすめ。
使い捨て
歯ブラシ
排水口などの細部に使用すると便利。
雑巾
(古いタオル)
仕上げに拭き掃除して水気をしっかりとると衛生的。
重曹 「皮脂汚れ」や「ヌメリ」落としに効果的。
クエン酸 「水垢汚れ」や「鏡のウロコ汚れ」に効果的。
塩素系漂白剤
(カビ取り剤)
「カビ汚れ」に効果的。
<洗面台の掃除道具選びのポイント>

洗面台の掃除に使うスポンジ は、以下4つの特徴があるものがおすすめです。

「細かい部分まで届いて汚れを落としやすく、衛生的に使用/保管できる」かがポイントです。

小さめ・薄型・角がある
小回りがきき、細かい部分が洗いやすい形状がよい。

やわらかい&研磨剤入り
素材を傷つきにくく、水垢や石けんカスを落としやすい。

抗菌加工してある&水切れがいい
スポンジ自体にヌメリや雑菌がつきにくいものがよい。

吊るせる穴がついている
乾かしやすく衛生的で、手軽に収納できる。

2-4.【トイレ】の大掃除に必要な掃除道具

トイレの写真

トイレの大掃除に必要な道具は以下のとおりです。

【トイレの大掃除に必要な道具 一覧】
掃除道具 用途など
ゴム手袋 衛生面を考慮して使い捨てタイプを使用する。
トイレ用ブラシ 便器のフチ裏まで掃除しやすく、衛生的に使用できるものがよい。
使い捨て
歯ブラシ
便座の隙間など細部に使用すると便利。
雑巾
(古いタオル)
仕上げに拭き掃除して水気をしっかりとると衛生的。
重曹 「便器内の汚れ・臭い」、床や壁の「軽い汚れ全般」に効果的。
クエン酸 「尿石(水垢+尿成分)や黄ばみ」に効果的。
<トイレの掃除道具選びのポイント>

トイレの掃除に使うブラシ は、以下4つの特徴があるものがおすすめです。
「便器のフチ裏まで掃除しやすく、衛生的に使用/保管できる」かがポイントです。

ヘッドの先が細くカーブしている
便器のフチ裏や奥まで届きやすい。

持ち手が長めで握りやすい
力を入れても疲れにくく、腰もかがめなくていいので掃除しやすい。

樹脂やシリコン素材で、毛先が密集していない
速乾性があり衛生的に使える。

立てかけ式や吊り下げ式で、受け皿に水が溜まらないタイプ
通気性がよく、雑菌やニオイの原因を防げるものだと衛生的に保管できる。

2-5.【各部屋・リビング】の大掃除に必要な掃除道具

リビングの写真

各部屋・リビングの大掃除に必要な道具は以下のとおりです。

【各部屋・リビングの大掃除に必要な道具 一覧】
掃除道具 用途など
ゴム手袋 指先にぴったりフィットした薄手タイプだと、細かい部分の掃除がしやすく便利。
雑巾
(古いタオル)
家具や壁・床などの拭き掃除全般、仕上げに。
使い捨て
歯ブラシ
サッシの溝や細かいところの掃除にあると便利。
掃除機 床掃除全般に。
新聞紙 窓ガラスの掃除に使用すると、ピカピカになる。
バケツ 水拭きや洗剤を使う際にあると便利。
住宅用中性洗剤(ウタマロなど) 家具や床・壁などの拭き掃除全般に使用。
<各部屋・リビングの掃除道具選びのポイント>

各部屋・リビングの掃除に使う掃除機は、以下5つの特徴があるものがおすすめです。

「軽くて取り回ししやすく、さまざまな場所に対応できるノズルがついている」かがポイントです。

パワフルな吸引力がある
フローリングやカーペットなど、素材に関わらず細かいゴミを吸えること。

軽量なスティック型やコードレスタイプ
家具の下などを掃除するときに取り回ししやすいもの。

付属ノズルが充実している
家具の隙間や、玄関の靴箱なども対応できるのが便利。

高性能なフィルター付き
花粉や細かいホコリを逃さないHEPAフィルター搭載だと◎

静音性がある
リビング掃除では、家族が過ごしていても気兼ねなく使える静かなタイプがよい。

2-6.【玄関】の大掃除に必要な掃除道具

玄関の写真

玄関の大掃除に必要な道具は以下のとおりです。

【玄関の大掃除に必要な道具 一覧】
掃除道具 用途など
ゴム手袋 指先にぴったりフィットした薄手タイプだと、細かい部分の掃除がしやすく便利。
ブラシ 硬めの毛で汚れをかき出しやすく、水洗いしやすいものがよい。
雑巾
(古いタオル)
家具や壁・床などの拭き掃除全般、仕上げに。
使い捨て
歯ブラシ
細かいところの掃除に使えて便利。
掃除機(または箒・ちりとり) 床掃除全般に使用。
バケツ 水拭きや洗剤を使う際にあると便利。
セスキ炭酸ソーダ 「頑固な泥や土汚れ」に効果的。
重曹 「床の黒ずみ」に効果的。
住宅用中性洗剤(ウタマロなど) 玄関収納や小物などの拭き掃除全般に使用。
<玄関の掃除道具選びのポイント>

玄関の掃除に使うブラシは、以下5つの特徴があるものがおすすめです。

「硬めの毛で汚れをかき出せ、隅や角まで届きやすく、水洗いしやすい」かがポイントです。

「天然素材(シュロ・ヤシ)」や「硬めのナイロン」素材
毛が硬めでコシがあると、タイルの目地や凹凸に入り込んだ砂や泥をしっかりとかき出しやすい。

コンパクトなヘッド&毛先が斜めカットされている
毛先の形状が工夫されていると、隅や角、狭い隙間に届きやすくて便利。

用途に合った柄の長さ(長柄/短柄)
長柄タイプは立ったまま使えるので楽。
短柄タイプは力を入れてゴシゴシこすりやすい。
両方あるとベスト。

ナイロン製やプラスチック製の素材
水洗いに強い素材は乾きやすく衛生的。

収納しやすいデザイン
吊るせる穴つきや自立するタイプなら、玄関に出しっぱなしでも清潔感を保てる。

”大掃除キャンペーン”

3.大掃除におすすめの「便利グッズ」 5選

大掃除におすすめの便利グッズを紹介します。
以下の便利グッズを取り入れることで、「時短になって効率的」「より仕上がりがキレイになる」という効果があります。

【大掃除におすすめの「便利グッズ」 5選】
便利グッズ 用途
マイクロファイバー
タオル
極細の合成繊維で作られた、吸水性と速乾性に優れたタオル。
窓ガラスや鏡を拭くとピカピカになる。
洗って繰り返し使えるので経済的。
メラミンスポンジ
(「激落ちくん」など)
水だけで汚れが落ち、洗剤不要でエコ&時短になる。
伸縮式モップ 天井・照明・エアコンなど、手の届かない場所までホコリとりができる。
コロコロ
(粘着テープ)
カーペット・ラグ・ソファの細毛やホコリを簡単にキャッチできる。
スクイージー
(水切りワイパー)
浴室掃除や窓ガラスの掃除に。
水分を一気にかき取れるので時短になる。

4. 大掃除を効率良く終わらせるコツ 5選

普段よりも広範囲に渡る大掃除を効率よく行うには、道具の種類や選び方だけでなく、やり方にもコツがあります。
以下のコツを押さえておくとよいでしょう。

<大掃除を効率良く終わらせるコツ 5選 >
  • スケジュールを組み込んだチェックリストを活用する
  • 上から下へ向かって掃除する
  • 完璧を求めず、目安の掃除時間を決める
  • 事前に不用品を処分しておく
  • 放置系洗剤の仕込みを行っておく

以下でそれぞれ解説していきます。

〈コツ1〉スケジュールを組み込んだチェックリストを活用する

大掃除を効率よく進めるには、まず「いつ・どこを・誰が」掃除するのかを決めておくことが大切です。

なんとなく思いついた場所から始めてしまうと、時間が足りなくなったり、同じ場所を繰り返し掃除してしまったりと、どうしても非効率になりがちです。

そこで役立つのが「チェックリスト」です。
「いつ・どこを・誰が掃除するのか」を整理して見える化しておくことで、迷わず計画的に進められます。

〈コツ2〉上から下へ向かって掃除する

大掃除をする際は、天井や背の高い家具など高い場所から着手し、最後に床を掃除する順番で行いましょう。

逆の順番で掃除すると、高い場所の汚れや埃が、せっかく綺麗にした床に落ちてしまい、二度手間となってしまうためです。

まずは天井付近の汚れや埃を落とし、仕上げに掃除機がけや水拭きを行います。

同様に、部屋の奥から手前に向かって掃除するのもポイントです。
出入りの多い入り口を最後に掃除することで、綺麗にした場所を踏まずに済みます。

〈コツ3〉完璧を求めず、目安の掃除時間を決める

大掃除をする際は完璧を求めず、それぞれの場所に目安の所要時間を決め、その通りに終わらせるよう心がけましょう。
細かい汚れは、気にし始めたらきりがありません。

完璧を求めると、他の場所を掃除する時間がなくなり、中途半端な状態で終わってしまいます。
特に大掃除を1日で終わらせたい場合は、ある程度のところで満足する意識が重要です。

〈コツ4〉事前に不用品を処分しておく

大掃除の前に不要な物を片付けておくと、作業がぐっと進めやすくなります。

洋服や日用品は「使う・使わない」で判断し、不要なものはリサイクルや粗大ごみ回収で処分しましょう。
収納棚やクローゼットといった物が多い場所から始めればスペースが空き、掃除も一層進めやすくなります。

ただし、年末はゴミ収集や粗大ごみの回収が休止になることも多いため、早めに取りかかるのがおすすめです。

〈コツ5〉放置系洗剤の仕込みを行っておく

放置系洗剤とは吹きかけて一定時間寝かせてから掃除をするタイプで、キッチンや浴室、トイレなどの洗剤に多くあります。

放置系洗剤は待ち時間が発生するため、仕込みが遅れるほど全体のスケジュールを押してしまいます。

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