浴室クリーニング（お風呂掃除）のよくある「失敗&後悔」事例 一覧と業者の選び方

本記事は、浴室クリーニング（お風呂掃除）を業者に依頼した時と、自分で掃除した時に「失敗＆後悔」した事例について一覧形式でまとめています。

この章では、浴室クリーニング（お風呂掃除）のよくある失敗＆後悔パターンを「業者に依頼した場合」と「自分で掃除した場合」それぞれ5パターンずつ紹介していきます。

業者に依頼した際によくある「失敗＆後悔」パターンの詳細と対策を5つ紹介します。

【業者に依頼した際によくある失敗＆後悔パターン　5選】

失敗＆後悔パターン	内容と対策
①見積りよりも金額が上がった	【内容】 カビや水垢などの汚れ具合を理由に、当日になって追加料金を請求された。 【対策】 汚れ具合や範囲によって追加料金が発生しないかを、事前に確認すること。
②希望内容を伝えたら「対象外」と言われた	【内容】 基本料金でエプロン内部や換気扇なども掃除してくれると思ったらオプションだった。 【対策】 エプロン内部や換気扇など、どこまで掃除してくれるか細かく確認すること。
③作業後も汚れや臭いが落ちていなかった	【内容】 気になっていたパッキンの黒カビが落ちておらず、期待外れの仕上がりだった。 【対策】 カビ取り実績写真の有無や、どんな道具・洗剤を使っているかを確認すること。
④スタッフの態度が悪かった	【内容】 予約時間に遅れてきたり作業前後の説明がなかったりなど、対応が悪かった。 【対策】 研修制度の有無や、口コミで対応力が評価されているかを確認すること。
⑤仕上がりに納得いかないのに、やり直してもらえなかった	【内容】 作業後に汚れが残っていることに気が付いたが、やり直しに応じてくれなかった。 【対策】 作業後の点検や仕上がり保証があるかどうか確認すること。

次に、浴室（お風呂）を自分で掃除した場合によくある「失敗＆後悔」のパターンと対策を5つ紹介します。

【自分で掃除した際によくある失敗＆後悔パターン　5選】

失敗＆後悔パターン	内容と対策
①強い洗剤を使って素材を傷めてしまった	【内容】 強い洗剤を使い素材を傷めて、変色やツヤ落ちを招いてしまった。 【対策】 素材に合う洗剤を選び、中性洗剤から段階的に使うこと。
②強くこすりすぎて傷をつけてしまった	【内容】 浴槽や鏡を強くこすり、細かい傷がついてかえって汚れやすくなってしまった。 【対策】 研磨力の強い道具は避け、専用クリーナーを使用すること。
③ 換気扇を分解しすぎて壊してしまった	【内容】 換気扇の内部まで分解して壊してしまい、修理代が高くついてしまった。 【対策】 外せるカバーだけ掃除し、内部は触らず見える範囲で対応すること。
④水気を残してしまいカビがかえって広がってしまった	【内容】 掃除後にしっかり水気を取って乾かさなかったため、カビが再発・拡大してしまった。 【対策】 掃除後は換気と乾燥を徹底し、水分を残さないこと。
⑤掃除が不十分で二度手間になってしまった	【内容】 水垢や皮脂汚れを落としきれず、後日また掃除が必要になった。 【対策】 汚れに合った洗剤を使い分け、隅や下部もしっかり仕上げること。

ここでは、1章で紹介したパターンについて、よくある失敗＆後悔例として具体的な事例と対策を紹介します。

事例①：「見積りよりも金額が上がってしまった」ケース

「見積りよりも金額が上がってしまった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室は汚れの程度で作業量が大きく変わるため、当日に「カビが深い」「水垢が固い」などと追加料金を提示されがちです。
追加費用の条件が曖昧だと不当請求も起きやすいため、事前に「総額」と「追加条件」を必ず確認しましょう。

事例②：「希望内容を伝えたら”対象外です”と言われた」ケース

「希望内容を伝えたら”対象外です”と言われた」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室クリーニングは業者ごとに作業範囲が大きく違い、エプロン内部・換気扇・鏡のウロコ取りなどは対象外になることが多い部分です。
「一式」と書かれていても含まれない場合があるため、希望箇所が基本料金に入っているか1つずつ確認することが重要です。

事例③：「作業後も汚れや臭いが落ちていなかった」ケース

「作業後も汚れや臭いが落ちていなかった」トラブル事例と対策について紹介します。

水垢や黒カビは技術差が最も出やすい浴室特有の汚れで、未熟な業者では落としきれません。
対応できる汚れの種類やBefore/After写真を事前に確認しないと、プロに依頼したのに素人レベルの仕上がりになることもあります。
「技術力」がはっきりと示されている業者を選ぶのが確実です。

事例④：「スタッフの態度が悪かった」ケース

「スタッフの態度が悪かった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室クリーニングは自宅のプライベート空間に入る作業のため、スタッフの態度の悪さは大きなストレスになります。
業者の教育体制や口コミの「スタッフ評価」を事前に確認しないと、作業自体は良くても不快な気持ちだけが残る可能性が高いです。
そうならないためにも対応品質のチェックが重要です。

事例⑤：「仕上がりが納得いかないのに、やり直してもらえなかった」ケース

「仕上がりが納得いかないのに、やり直してもらえなかった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室クリーニングでは、作業後に仕上がりを見て初めて判明する不具合もあります。

再施工保証がない業者だと、指摘しても追加料金を求められたり断られたりしてしまいます。
事前に保証の有無・期間を確認し、作業後に一緒に点検してもらうことが重要です。

事例①：「強い洗剤を使って素材を傷めてしまった」ケース

「強い洗剤を使って素材を傷めてしまった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室素材は意外とデリケートで、強すぎる洗剤や素材と相性の悪い洗剤の使用は変色・劣化の原因になります。
汚れが落ちないと強い洗剤に頼りがちですが、素材の寿命を縮める危険性が高いです。
中性洗剤から段階的に試すことが、素材を守りつつ安全に汚れを落とすための基本です。

事例②：「強くこすりすぎて傷をつけてしまった」ケース

「強くこすりすぎて傷をつけてしまった」トラブル事例と対策について紹介します。

鏡や浴槽は一見硬そうに見えて傷が入りやすく、強い力やメラミンスポンジの使用は逆効果です。
傷がつくと汚れが定着しやすく、さらに曇ったり汚れやすくなったりする悪循環に陥ります。
力に任せてこするのではなく、適した洗剤の科学的な反応を使って汚れを落とすのが正しい方法です。

事例③：「換気扇を分解しすぎて壊してしまった」ケース

「換気扇を分解しすぎて壊してしまった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室の換気扇は防水構造を持ち複雑なため、素人が内部まで分解すると破損しやすい仕組みです。
壊すと修理費が高額になるうえ、湿気対策にも支障が出てしまいます。
外せるカバーだけの掃除にとどめ、内部は無理に触らないのが最も安全な方法です。

事例④：「水気を残してしまいカビがかえって広がってしまった」ケース

「水気を残してしまいカビがかえって広がってしまった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室のカビは「湿気と水分」を好むため、掃除後にしっかり乾かさないと逆に増殖してしまいます。
せっかく落としたカビが再発するのは、「乾燥不足」が原因です。
掃除後は拭き掃除やスクイージーで水気をとり、換気して表面の水分を残さないことがカビ防止の最重要ポイントです。

事例⑤：「掃除が不十分で二度手間になってしまった」ケース

「掃除が不十分で二度手間になってしまった」トラブル事例と対策について紹介します。

浴室は水垢・皮脂・石鹸カスなど汚れの種類が多い場所で、1種類の洗剤だけでは落ちにくいのが特徴です。
汚れに合った洗剤を使わないと結局落ちず、後日また掃除が必要になってしまいます。
汚れごとに洗剤を使い分けることで一気に仕上げられ、二度手間を防げます。

上記事例のような「失敗＆後悔」をしないために押さえておきたいポイントをまとめると以下のとおりです。

浴室クリーニング業者を選ぶ際は、これら５つのポイントを満たしているかどうかに注目すると「失敗＆後悔」を避けることができるでしょう。