【簡単解説】「お風呂掃除の効果的なやり方」の基本 まとめ|掃除箇所別に気になる汚れの上手な掃除方法・頻度を紹介

本記事は「お風呂掃除のやり方」の全体像をざっくりと把握したい方に向け、できるだけ簡単に概要を理解できるように工夫してまとめています。

1.お風呂掃除のやり方 一覧

お風呂は掃除する箇所が多く、汚れの種類もさまざまです。
それぞれの箇所につきやすい汚れを把握したうえで、最も効果的な方法で掃除するようにしましょう。
分かりやすく一覧にまとめると、以下のとおりです。

【お風呂掃除のやり方一覧】
天井・
換気扇
つきやすい汚れ カビ・ホコリ・黒ずみ
効果的な掃除方法 カビ取り剤で拭き取り掃除
所要時間 約5〜10分
掃除頻度の目安 月1回
つきやすい汚れ 水垢・皮脂・石けんカス
効果的な掃除方法 クエン酸・重曹or中性洗剤で拭き掃除
所要時間 約5〜10分
掃除頻度の目安 週1回
浴槽 つきやすい汚れ 皮脂・湯垢・石けんカス
効果的な掃除方法 中性洗剤でこすり洗い
所要時間 約5分
掃除頻度の目安 毎日or週1回
つきやすい汚れ 水垢・皮脂・カビ・雑菌膜
効果的な掃除方法 重曹+クエン酸の泡洗浄
所要時間 約10分
掃除頻度の目安 週1回
鏡・蛇口 つきやすい汚れ 水垢・手あか
効果的な掃除方法 クエン酸パック
所要時間 約5分
掃除頻度の目安 週1回
排水口 つきやすい汚れ 髪の毛・皮脂・石けんカス・カビ
効果的な掃除方法 重曹+クエン酸の泡洗浄
所要時間 約5分
掃除頻度の目安 週1回
ドア・
パッキン
つきやすい汚れ カビ・水垢・ホコリ
効果的な掃除方法 カビ取り剤パックと防カビスプレー
所要時間 約5〜10分
掃除頻度の目安 月1回
バス
小物類
つきやすい汚れ 水垢・ヌメリ・カビ
効果的な掃除方法 酸素系漂白剤(オキシクリーン)でつけ置き洗い
所要時間 約5〜10分
掃除頻度の目安 月1回

以下では、箇所別に掃除のやり方を解説していきます。

2.【掃除箇所別】お風呂掃除のやり方

箇所別に掃除のやり方を解説していきます。

2-1.天井・換気扇

天井・換気扇は湿気とホコリでカビが発生しやすい箇所です。
入浴後は換気を徹底し、月1回拭き掃除をしましょう。
天井を乾かすことでカビ胞子が根付かず、清潔な空気を保てます。

【天井・換気扇の汚れに効果的な掃除方法 】
つきやすい汚れ カビ・ホコリ・黒ずみ
効果的な洗剤 カビ取り剤(またはアルコール除菌スプレー)
効果的な
掃除方法
  • クロスにカビ取り剤をスプレーし天井全体を優しく拭く。
  • 換気扇カバーを外し、フィルターのホコリを掃除機で吸い取って拭く。
  • 換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 月1回
所要時間 約5〜10分
ポイント カビ取り剤を天井に直接スプレーするのは垂れて目に入る危険があるためNG。
クロスで拭き取り掃除をする。

2-2.壁

壁は、上部は水垢・下部は皮脂汚れがつきやすいです。
入浴後は壁へ冷水をかけた後乾燥させて、水滴を残さないことで汚れを予防できます。
汚れたら上部はクエン酸、下部は中性洗剤or重曹で洗うと効果的です。

【壁の汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ 水垢・皮脂・石けんカス
効果的な洗剤 クエン酸(上部の水垢)、重曹or中性洗剤(下部の皮脂)
効果的な
掃除方法
  • 下から上に洗剤をスプレーする(上からだと垂れてムラになる)。
  • スポンジで全体をこすり洗いしてから水で流す。
  • 乾拭き&換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 週1回
所要時間 約5〜10分
ポイント
  • 上部(肩より上)=水垢 → クエン酸が効果的。
  • 下部(腰より下)=皮脂汚れ → 重曹や中性洗剤が効果的。

2-3.浴槽

浴槽は皮脂や湯垢がたまりやすく、ヌメリや臭いの原因になります。
入浴後はシャワーで軽く流し、中性洗剤で優しくこすり洗いしましょう。
週1回はオキシクリーン漬けで汚れをリセットするのがおすすめです。

【浴槽の汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ 皮脂・湯垢・石けんカス
効果的な洗剤 中性洗剤
効果的な
掃除方法
  • 浴槽全体に洗剤をスプレーする。
  • スポンジで優しくこすり洗いしてから水で流す。
  • 乾拭き&換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 毎日or週1回
所要時間 約5分
ポイント
  • 強くこすらず、泡の力で汚れを浮かせるようにすると浴槽を傷つけない。
  • 1週間に1回はオキシクリーン漬け(40〜50℃の湯+酸素系漂白剤)で汚れをリセットすると効果的。

2-4.床

床は黒ずみ・ぬめり・カビが出やすい場所です。
使用後はシャワーで洗い流し、水気を切るだけでも予防になります。
週1回は重曹+クエン酸で泡洗浄をしましょう。
発泡作用が雑菌膜を浮かせ、乾燥させることで菌が繁殖しにくくなります。

【床の汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ 水垢・皮脂・カビ・雑菌膜
効果的な洗剤 重曹、クエン酸
効果的な
掃除方法
  • 重曹+クエン酸を全体に塗布し、15〜30分放置する。
  • ブラシでこすり洗いしてから水で流す。
  • 乾拭き&換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 週1回
所要時間 約10分(放置時間を除く)
ポイント 目地や隅は歯ブラシで重点的に掃除する。

2-5.鏡・蛇口

鏡・蛇口は水垢(白いウロコ)が最もつきやすい部分です。
入浴後に水滴を拭き取るのが一番の予防になります。
汚れたら、クエン酸水をスプレーしてラップで30分パックした後に拭き上げしましょう。
酸の力で汚れを溶かすことができ、輝きが戻ります。

【鏡・蛇口の汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ 水垢・手あか
効果的な洗剤 クエン酸
効果的な
掃除方法
  • クエン酸をスプレーし、ラップで30分パックする。
  • スポンジでやさしくこすり洗いしてから水拭きする。
  • 乾拭き&換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 週1回
所要時間 約5分(放置時間を除く)
ポイント 最後に乾いたマイクロファイバーで拭き上げるとピカピカに。

2-6.排水口

排水口は髪の毛や皮脂でぬめり・臭いが出やすい箇所です。
入浴後に髪の毛やゴミを取るだけでも効果的なので、習慣にしましょう。
週1回、重曹+クエン酸+熱めの湯で泡掃除を。
発泡反応で奥の汚れを浮かせ、菌や臭いを根本から除去できます。

【排水口の汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ 髪の毛・皮脂・石けんカス・カビ
効果的な洗剤 重曹、クエン酸
効果的な
掃除方法
  • 髪の毛を手で取り除き、歯ブラシで細かいゴミを取る。
  • 重曹を大さじ3振りかけ、クエン酸を小さじ1ほど振る。
  • 少量の熱めの湯をかけて泡立て、15分放置したあとシャワーで流す。
  • 換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 週1回
所要時間 約5分(放置時間を除く)
ポイント 排水トラップもたまに外して洗うと効果的。

2-7.ドアレール・パッキン

ドアレール・パッキンは隙間が多く、カビやホコリがたまりやすい箇所です。
入浴後にタオルで軽く水を拭うと予防として効果的です。
カビが生えたらカビ取り剤を塗ってラップで密閉し、放置後に洗い流しましょう。
ゴム素材に入り込んだカビも除去しやすくなります。

【ドアレール・パッキンの汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ カビ・水垢・ホコリ
効果的な洗剤 塩素系カビ取り剤
効果的な
掃除方法
  • カビ取り剤を吹きかけ、ラップで20分パックする。
  • 歯ブラシでこすり洗いしてから水で流す。
  • 乾燥させてから防カビスプレーを吹きかける。
掃除頻度の目安 週1回
所要時間 約5〜10分(放置時間を除く)
ポイント パッキンの奥に根付いた黒カビは完全除去が難しいため、防カビスプレーで予防すると効果的。

2-8.バス小物

イスの裏やボトルの底に水垢・ぬめり・カビが発生しやすいです。
使用後は水を切り、吊るす収納がおすすめです。
月1〜2回は酸素系漂白剤でつけ置き洗いをしましょう。
酸素の泡が菌やぬめりを分解し、ツルツルに戻ります。

【バス小物の汚れに効果的な掃除方法】
つきやすい汚れ 水垢・ヌメリ・カビ
効果的な洗剤 酸素系漂白剤(オキシクリーン)
効果的な
掃除方法
  • バケツまたは浴槽に40〜50℃の湯を張り、酸素系漂白剤を入れて小物類を1〜2時間つけ置きする。
  • スポンジでこすり洗いしてから水で流す。
  • 乾拭き&換気して乾燥させる。
掃除頻度の目安 週1回
所要時間 約5〜10分(放置時間を除く)
ポイント 毎日水を切って乾燥させる習慣&吊るす収納によって底面のヌメリを防げる。

 

3.「自分でやる」か「業者に頼む」か?判断するチェックポイント 5つ

お風呂掃除を自分でやるのが難しい方は、プロの浴室クリーニング業者へ依頼するのがおすすめです。
ここでは、業者に頼んだ方がいいか判断できる具体的なチェックポイントを5つまとめました。
以下、内容を解説していきます。

<チェックポイント1>ゴムパッキンや目地の黒カビが全然落ちない

カビ取り剤などを使っても残る場合は、カビが根っこを張って奥深くまで浸食しているため自分で落とすのは困難です。

<チェックポイント2>浴室全体が臭う/排水口を掃除しても臭いが残る

悪臭は、配管内部やエプロン内部など隠れた部分に生えたカビが原因のことが多いです。
業者に原因の特定・徹底除去をしてもらいましょう。

<チェックポイント3>鏡や蛇口のウロコ が全然取れない

クエン酸や市販の研磨剤でこすっても曇ったままなら、ウロコが固着しています。
自分で無理にこすると傷の原因になってしまうので、注意が必要です。

<チェックポイント4>換気扇の吸い込みが弱い/異音がする

フィルター掃除しても改善しない場合は、内部のファンやモーターに汚れが蓄積している可能性が高いです。
自力で無理に分解洗浄するのは危険なので、業者に見てもらいましょう。

<チェックポイント5>掃除してもすぐ汚れやカビが復活してしまう

表面を掃除しても数日でピンク汚れや黒カビが戻るのは、奥に汚れが残っている証拠。
再発を防ぐために、根っこから徹底的に洗浄してリセットするのがおすすめです。

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