エアコンにカビが発生する原因&対策|カビの予防法・掃除方法についても解説

本記事は、「エアコンのカビが発生する原因と対策」に焦点を当てて解説しています。

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1.エアコンのカビ・汚れチェックリスト

エアコンに関するよくあるお悩みのうち、次のチェックリストに当てはまる場合は、カビによる悪影響が疑われます。

<エアコンのカビ・汚れチェックリスト>
  • 吹き出し口に黒い点々が見える
  • エアコンをつけるとカビ臭い・酸っぱいニオイがする
  • エアコンをつけるとくしゃみや咳が出る
  • 冷房の効きが悪くなったと感じる
  • 前回の掃除から2年以上経過している
  • 吹き出し口の奥にホコリが溜まっている
  • 水漏れしている

もし上記に当てはまっている方は、そのまま放置してしまうと健康被害のリスクや悪影響が生じる可能性があります。

1-1.エアコンのカビを放置した際のリスク・悪影響

エアコンのカビを放置すると、以下のようなリスクや悪影響が想定されます。

<エアコンのカビを放置した際のリスクや悪影響>
  • 健康被害(アレルギー、気管支炎、感染症など)
  • エアコンの効きが悪くなって電気代が上がる
  • 吹き出す風が臭くなる
  • 故障のリスクが高まる

2.エアコンにカビが発生する原因&対策 3つ

エアコンにカビが発生する原因は、3つあります。
それぞれに対して、「すぐできる」ものと「根本的な改善」に繋がる対策を併せてまとめました。

【エアコンにカビが発生する原因&対策 3つ】
カビが発生する原因 対策
すぐできる 根本的な改善
湿度(水分):結露による水滴や、排水の残りによって湿度が高まっている
冷房・除湿の後は必ず「送風」
運転停止後に1〜2時間「送風」運転を行い、内部の結露を蒸発させる
部屋自体の除湿・換気
室内の湿度を60%以下に保ち、エアコンが吸い込む空気自体の湿気を減らす
プロの分解洗浄
ドレンパン(水の受け皿)のヌメリやカビを一度リセットする
栄養(汚れ・ホコリ):吸い込んだ「ホコリ」「油汚れ」「人の皮脂」「ペットの毛」がカビの栄養になっている
フィルター掃除(月1〜2回)
カビの「エサ」を断つ掃除機で吸うだけで効果大
熱交換器(フィン)の洗浄
フィルターの奥にある金属板の隙間のホコリをプロに落としてもらう
温度:カビが活発になる20〜30℃前後の環境が保たれている
温度のコントロールでカビ対策を行うことは難しく、上記の原因2つである「湿度(水分)」と「カビの栄養(汚れ・ホコリ)をなくすことが、対策です

すでに中に根を張ってしまったカビ(特にファンやフィンの奥)は、送風やフィルター掃除では落とせません。
その場合は、一度プロのエアコンクリーニングでリセットしてから、上記の予防策をスタートするのが大切です。

2-1.エアコンに発生するカビの種類 一覧

カビが発生する原因は、上記の3つで共通していますが、どの要素が強いかによって発生するカビの種類が異なり、「放置した際のリスク」や「自分で掃除できるか」が大きく異なります。

まずは、下記の表を参考に、ご家庭のエアコンに生えているカビがどのカビなのか色や特徴から確認し、掃除の緊急性や、自分で掃除ができるか判断できるようにしましょう。

【エアコンに発生するカビの種類 一覧】
カビの色・名前 特徴 放置した際のリスク 自分で掃除できるか
黒カビ
(クラドスポリウム)
見た目
黒い点状・黒ずみ

  • アレルギーや気管支炎の原因になることがある
高い
黒い粉のようなススカビ
(アステルナリア)
見た目
黒い粉状

  • 乾燥すると風で舞う
極めて高い
灰緑色・茶色のカビ
(アスペルギルス)
見た目
灰緑色〜茶色

  • 免疫力が低下している人には感染症リスクあり
  • 繁殖力が高い
極めて高い
青カビ
(ペニシリウム)
見た目
青緑色

  • 食品や壁にも生えるカビ
赤カビ
(フザリウム)
見た目
ピンク〜赤みがかった色

  • 放置すると黒カビを招く
高い
白カビ
(トリコスポロンなど)
見た目
白いふわふわ

  • カビの初期段階、放置すると黒カビ化する
低い

もし今、エアコンの吹き出し口から黒い点々や粉が見えているなら、それは「黒カビ」か「ススカビ」で、アレルギーや感染症などの健康被害が起きやすく、対応の緊急度が非常に高いレベルです。

この状態でエアコンを運転してしまうと、まさに「カビを吸い込んでいる」状況となってしまいます。
自分で掃除ができない(手が届かない)範囲なので、早めにプロのクリーニングを検討することがおすすめです。

3.【症状別】エアコンのカビの原因と正しい取り方

見た目ではカビが見えず、カビの種類の判断ができないという場合でも、下記のような症状がみられているのであればエアコンのカビが内部で発生することが原因の可能性が高いです。

エアコンのカビが引き起こす代表的な症状と、その原因と正しい取り方をまとめました。

<エアコンのカビが引き起こす主な症状>
  • エアコンをつけると嫌な臭いがする
  • エアコンをつけると咳・くしゃみ・鼻水が出る
  • エアコンをつけているのに温度が変わらない
  • エアコンから水が垂れてくる
  • 吹き出し口に黒い点々・汚れが見える

以下、それぞれの症状別に原因と正しい取り方を解説します。

症状①:エアコンをつけると嫌な臭いがする

「エアコンをつけると嫌な臭いがする」場合の原因と正しい取り方は以下のとおりです。

【「エアコンをつけると嫌な臭いがする」症状がある場合の原因と正しい取り方】
症状 エアコンをつけた瞬間、カビ臭・雑巾のような臭いがする。
原因 フィン・ファン・ドレンパンにカビが繁殖し、運転時にカビ胞子と臭気を空気中に放出している。
正しい取り方
  • 冷房運転後に30分以上の送風運転を行い、内部を乾燥させる
  • フィルターを取り外して水洗いする
  • 市販のエアコン消臭スプレーを吹き出し口に使用する
根本解決方法 ファン・フィン・ドレンパンは内部のカビが原因のため、プロのエアコンクリーニングを依頼する(目安:1〜2年に1回)

症状②:エアコンをつけると咳・くしゃみ・鼻水が出る

「エアコンをつけると臭い・カビ臭がする」場合の原因と正しい取り方は以下のとおりです。

【「エアコンをつけると咳・くしゃみ・鼻水が出る」症状がある場合の原因と正しい取り方】
症状 エアコンをつけると咳・くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどが出る。エアコンを切るとおさまる。
原因 エアコン内部のカビ(クロカビ・アスペルギルスなど)の胞子が空気中に放出され、アレルギー反応を引き起こしている。免疫力が低下している人や子ども・高齢者は特に影響を受けやすい。
正しい取り方
  • フィルターを掃除する(2週間〜1ヵ月に1回が目安)
  • 換気をしながらエアコンを使用する
  • エアコンの前に空気清浄機を設置する
根本解決方法 カビ胞子の発生源を断つために、プロのエアコンクリーニングで内部を高圧洗浄する。症状がひどい場合は医療機関への受診も検討する。

症状③:エアコンの効きが悪い

エアコンの効きが悪い」場合の原因と正しい取り方は以下のとおりです。

【「エアコンの効きが悪い」症状がある場合の原因と正しい取り方】
症状 エアコンをつけても部屋が冷えない・風が弱くなった気がする・電気代が増えた。
原因 フィルターやフィン(熱交換器)にカビ・ホコリが詰まると、空気の通りが悪くなり熱交換効率が低下する。エアコンが余分に電力を消費するため電気代も増加する。
正しい取り方
  • フィルターを取り外して水洗いし、完全乾燥させてから戻す
  • エアコンのフィルター自動掃除機能(搭載機種のみ)を活用する
根本解決方法 フィン(熱交換器)の奥のカビ・ホコリは自分では取り除けない。プロによる高圧洗浄で根本的に汚れを除去すると冷却効率が回復し、電気代の節約にもつながる。

症状④:エアコンから水が垂れてくる・水漏れする

「エアコンから水が垂れてくる・水漏れする」場合の原因と正しい取り方は以下のとおりです。

【「エアコンから水が垂れてくる・水漏れする」症状がある場合の原因と正しい取り方】
症状 エアコンの吹き出し口から水が垂れてくる・室内機から水漏れしている。
原因 ドレンパン(結露水を受ける受け皿)にカビやゴミが詰まり、排水経路(ドレンホース)がふさがれている。水の逃げ場がなくなり、室内側から溢れてくる。
正しい取り方
  • ドレンホースの出口(室外)にゴミや虫が詰まっていないか確認する
  • 市販のドレンホース専用クリーナーを使って詰まりを吸い出す
根本解決方法 ドレンパン自体にカビが繁殖している場合は分解洗浄が必要。自分での対処は困難なため、プロへ依頼するのがおすすめ。

症状⑤:吹き出し口に黒い点々・汚れが見える

「吹き出し口に黒い点々・汚れが見える」場合の原因と正しい取り方は以下のとおりです。

【「吹き出し口に黒い点々・汚れが見える」症状がある場合の原因と正しい取り方】
症状 吹き出し口やルーバーに黒い点・黒ずみが見える。
原因 エアコン内部(主にファン・フィン)に繁殖したクロカビが風に乗って吹き出し口に付着している。見えている部分はほんの一部で、内部にはさらに多くのカビが存在している可能性が高い。
正しい取り方
  • 薄めた中性洗剤を含ませた雑巾で吹き出し口をやさしく拭く
  • ルーバーを無理に外さず、届く範囲のみ掃除する
根本解決方法 吹き出し口の黒カビは内部カビのサイン。市販スプレーで表面を拭いても根本解決にはならないため、プロのクリーニングで内部を洗浄することが重要

4.エアコン内でカビが発生しやすい場所と、カビ取り掃除のやり方

エアコン内部でカビが特に発生しやすい場所とその理由は以下のとおりです。
これらの場所を把握しておくことで、日常的な手入れの優先順位がつけやすくなります。

【カビが発生しやすい場所・理由・自分でできるか】
場所 カビが発生しやすい理由 自分で対処できる?
前面パネル 室内の湿気とホコリが付着しやすい ◎ できる
フィルター ホコリが溜まりやすく、湿気も帯びるためカビが生えやすい ◎ できる
吹き出し口 冷気が通る部分で結露が起きやすく、カビが目視できることも多い ○ 届く範囲のみ
フィン
(熱交換器)
結露水が直接触れる部分。黒ずみやカビが発生しやすい △ 表面のみ(内部はプロへ)
ファン 湿気と汚れが付着し、黒カビがこびりつきやすく臭いの原因に △ 表面のみ(内部はプロへ)
ドレンパン 結露水を受ける受け皿。水が溜まりやすくカビの温床になりやすい ✕ プロへ依頼を

前面パネル・フィルター・吹き出し口は自分でも掃除できる部分です。
一方、フィン・ファン・ドレンパンは分解が必要なためプロへの依頼がおすすめです。

5.エアコンのカビを予防するポイント 4つ

カビ対策で最も大切なのは「発生させないこと」です。
日頃から以下の4つのポイントを習慣にしておくことで、カビの再発を抑えることができます。

【エアコンのカビを予防するポイント 4つ】
①冷房・除湿後は送風30分 内部の水分を飛ばすことで、カビの発生を大幅に抑えられます。「内部クリーン機能」が搭載されているエアコンは積極的に活用しましょう。
②フィルターは月1回掃除 ホコリが溜まるとカビのエサになるため、定期的な清掃が必須です。2週間〜1ヵ月に1回を目安に水洗いしましょう。
③部屋の湿度を60%以下に保つ 除湿器の活用や窓を開けた換気で室内湿度60%以下を保つとカビが生えにくくなります。
④シーズン前後にクリーニング 使い始め・使い終わりのタイミングでプロによる内部洗浄を行うとより効果的です。年1〜2回が理想です。

6.自分でやるカビ対策とプロのクリーニング、何が違う?

日常ケアで対処できるカビには限界があります。自分でできることとプロに任せるべきことを整理しておきましょう。

【自分でできること vs プロに任せること 比較表】
項目 自分でやる場合 プロがやる場合
カビ取りの範囲 表面のカビのみ 内部・深部のカビまで除去可能
洗浄力 弱め(拭き取り・市販スプレー) 強力(高圧洗浄機使用)
再発防止 カビが再発しやすい カビが再発しにくい
安全性 故障・感電リスクがある 専門知識で安全に作業
費用 数百〜2,000円程度 10,000〜20,000円程度
目的 応急的な対処・日常ケア 根本解決・定期メンテナンス

日常ケアは自分で行い、1〜2年に1回はプロのクリーニングを依頼するのが理想的な組み合わせです。

7.エアコンクリーニングをプロに依頼すべき5つのサイン

以下の症状が1つでも当てはまる場合は、自分でのケアでは対処が難しい状態です。
プロのクリーニング業者への依頼をおすすめします。

<エアコンクリーニングをプロに依頼すべき5つのサイン>
  • エアコン内部にカビが見えたとき
  • 3年以上掃除をしていないとき
  • エアコンを付けた際に臭いがするとき
  • エアコンを付けた際にアレルギー症状が出るとき
  • エアコンを付けた際に効きが悪いとき

これらのサインは、内部に広がったカビが悪影響を及ぼしているサインです。
市販のスプレーでは表面しか対処できないため、プロへの依頼が根本解決への近道です。

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