「エアコンの室外機掃除」のやり方・コツとその効果
本記事は、エアコンの「室外機掃除(クリーニング)のやり方・コツ」について解説しています
エアコン掃除(クリーニング)のやり方全般についてはこちらの記事にまとめています。
カジタクの「エアコンクリーニング」の商品プラン・詳細説明はこちら。
1.室外機の掃除は必要?
エアコン室外機の掃除が必要かどうか結論を述べたうえで、どのような場合特に必要になるのか説明します。
1-1.室外機の掃除は必要
結論から言うと、
室外機の掃除は必要
です!
室外機は雨風にさらされることを前提に設計されており、雨水により自然に表面の汚れが流れ落ちる場合があります。
そのため、頻繁な掃除が必要なわけではありません。
ただし、設置環境によっては汚れが溜まりやすくなるので定期的なケアが必要になります。
1-2.室外機の掃除が特に必要となるケース
室外機の掃除が特に必要となるケースは以下のとおりです。
- 落ち葉やゴミが溜まりやすい環境にある:
木の近くや路地などに設置された室外機は、落ち葉やゴミが吸い込み口に詰まりやすくなります。 - ベランダに設置している:
ベランダは風の通りが集中しやすく、砂埃などが溜まりがちです。さらに換気が悪いと湿気も加わり、汚れが蓄積されます。 - 油煙が多い環境にある:
飲食店周辺や換気扇の近くに設置されている場合、油分を含んだ汚れがフィンに付着して固まります。 - 砂埃が多い場所にある:
交通量の多い道路沿いや工事現場の近くは、細かい砂埃がフィンの目を詰まらせる原因になります。
自宅の室外機がどのような環境・場所に置かれているか確認し、汚れの状態などによって掃除が必要かどうかを判断するようにしましょう。
2.室外機を掃除しないとどうなる?
室外機を掃除せずに放っておくと、以下のような悪影響があります。
- 冷暖房の効きが悪くなり、電気代が上がる
- エアコンの故障やトラブル・寿命の低下につながる
- 異音・振動や運転停止(エラー)の原因になる
それぞれの内容は以下のとおりです。
悪影響①:冷暖房の効きが悪くなり、電気代が上がる
室外機にゴミやホコリが溜まると、熱交換の効率が下がって冷暖房の効きが悪くなります。
同じ温度にするためにより多くの電力を消費するため、電気代が上がってしまいます。
悪影響②:エアコンの故障やトラブル・寿命の低下につながる
室外機が汚れた状態で使い続けると、コンプレッサーや内部部品に余分な負荷がかかり、劣化・故障を早めます。
結果として、エアコン全体の寿命を縮めることにつながります。
悪影響③:異音・振動や運転停止(エラー)の原因になる
吸い込み口やファンに落ち葉やゴミが詰まると、風の通り道が塞がれて運転効率が低下します。
放置すると異音や振動が出たり、熱がこもって運転停止やエラーにつながったりすることもあります。
3.室外機掃除のやり方・コツ
室外機の掃除には、自分でやる方法とプロに依頼する方法があります。
ここでは、それぞれの「やり方・コツ」を手順に沿って具体的に解説します。
3-1.「自分でやる」室外機掃除のやり方・コツ
自分で室外機掃除をやる場合の、時間の目安や頻度、具体的な手順とコツは以下のとおりです。
| かかる時間目安 | 10分~20分 |
|---|---|
| 必要な頻度 | 1年に1度 |
- 箒・ちり取り(室外機まわりの落ち葉やゴミの掃き掃除用)
- 掃除機(ブラシ付きノズル/ハンディタイプがあると便利)
- 使い古しの歯ブラシ(グリルやフィンの細かい汚れを掃除するのに便利)
- 固く絞った雑巾・タオル(カバーの拭き掃除用)
- 軍手・ビニール手袋(ケガ・汚れ防止)
※室外機の掃除を自分でやるときは、水かけ・高圧洗浄・洗浄スプレーは故障の原因になる可能性があるため行いません。
<「自分でやる」室外機掃除の手順とポイント>
【手順1】
コンセントを抜き、室外機周辺を掃き掃除し、室外機カバーの汚れを雑巾で拭く

- 作業前に必ずコンセント(電源プラグ)を抜き、運転を止めてから始めます。
- まず室外機の周囲やカバー表面の落ち葉・土埃・クモの巣などを、箒で払い落とします。
- 正面の網目状の吹き出しグリルは、使い古しの歯ブラシで汚れをかき出してから掃除機で吸い取ります。
- カバーの汚れは固く絞った雑巾で拭き取ります。室外機には電装部があるため、内部に水をかけないのが鉄則です。
【手順2】
室外機の横や裏側にある「金属板(フィン)」を掃除する

- 背面・側面のフィンは、薄い金属板が並んでいて非常に変形しやすい部分です。強くこすらず、掃除機でホコリを吸い出します。
- 目地に入り込んだ細かい汚れは、歯ブラシでフィンの板の向き(縦方向)に沿ってやさしく払います。横方向にこすると、フィンが倒れて目詰まりの原因になります。
※フィンのフチは鋭く手を切りやすいので、軍手やビニール手袋を着けて作業しましょう。
※曲がったフィンを無理に直そうとすると破損します。広範囲に汚れや変形がある場合は、プロの業者に相談してください。
【手順3】
室外機の周辺を片付けて、エアコンの効率が下がらないようにしておく

- 室外機の近くに鉢植えなど物を置くと、空気の流れを邪魔し無駄な電力の消費につながる場合があります。
- 特に吸い込み口(背面・側面)と吹き出し口(正面)の前は空けておきます。目安として、室外機の周囲20cm程度には物を置かないようにしましょう。
- 直射日光が当たり続ける場合は、通気を妨げない範囲で日よけを設けると効率低下を抑えられます。
- フィンはアルミ製で変形しやすいので、強くこすらず、板の向きに沿ってやさしく扱います。
- 室外機の内部やファンのモーター・電装部に水をかけたり、高圧洗浄したりしないこと。故障・漏電の原因になります。
- 自分でできるのは外側の掃除までです。内部が真っ黒、フィンの変形がある場合などはプロに依頼しましょう。
3-2.「プロがやる」室外機掃除のやり方
プロが行う室外機掃除は、高圧洗浄機で一気に汚れを落とすのでピカピカになります。
プロがやる場合、時間目安や費用・頻度、手順は以下のとおりです。
| かかる時間目安 | 60~90分 |
|---|---|
| かかる費用 | 基本はオプション 3,000円~6,600円 |
| 必要な頻度 | 1~2年に1度 |
<プロがやる場合の手順とポイント>
【手順1】
コンセントを抜き、室外機のカバーを外し、基板部分を養生する

- 素早く分解し、掃除の際濡れてはいけない箇所をしっかり守ります。
【手順2】
高圧洗浄機を使用して内部、金属板(フィン)、カバーの汚れを落とす

- プロ仕様の強アルカリの洗浄力の高い洗剤を用いて洗浄していきます。
- 約10リットルの水を使ってしっかり洗い流すため、隅々までピカピカになります。
【手順3】
水分をきちんと拭きとり、カバーを元に戻す

- 分解したパーツを素早く元に戻します。
エアコンクリーニングを「プロがやる」場合の詳しいメリットや効果については以下の記事をご覧ください。
3-3.「自分」と「プロ」の室外機掃除の違い まとめ
室外機の掃除を自分でやる場合とプロがやる場合の違いを分かりやすくまとめると、以下のとおりです。
| 項目 | 自分でやる場合 | プロがやる場合 |
|---|---|---|
| 掃除の 範囲 |
外側のみ | 外側+内部 |
| 作業時間 | 10分~20分 | 60~90分 |
| 費用 | 0円 | 3,000円~6,600円(エアコン本体のオプションの場合) |
| 頻度 | 年1回程度 | 1~2年に1回程度 |
| 効果 | 軽い汚れの改善など | 汚れの徹底除去、性能の回復など |
| リスク | 誤った方法で掃除すると破損の可能性がある | 知識・技術のあるプロが対応するため安心 |
自分でやる場合は費用ゼロでいつでも手軽に行える一方、室外機の外側のみの掃除にとどまります。
プロは内部まで徹底洗浄でき、性能を大幅に回復できるのがメリットです。
4.室外機掃除をプロに頼む判断基準
以下の症状が出たら、プロに室外機掃除を依頼するサインです。
- 冷暖房の効きが悪くなった:
設定温度になかなか到達しない、涼しくならない・暖かくならないなどの症状が出る場合、多くは内部の汚れが原因です。 - 室外機内部が汚れている:
背面フィンから見える内部が真っ黒に汚れている場合、自分で汚れを取りきるのは難しいのでプロへ依頼しましょう。 - 異音や振動がある:
室外機からガタガタ、キーキーなど普段と異なる音がする場合、内部部品のトラブルの可能性があります。 - 設置から数年以上掃除していない:
一度もクリーニングをしていない場合、内部に汚れが蓄積している場合がほとんどです。
上記のような症状・状態を放置していると、突然故障するなどのトラブルが発生する可能性があります。
修理や交換費用は数万〜十数万円に及ぶこともあり、結果的に損失が大きくなってしまうため、サインを見逃さず、プロに依頼するようにしましょう。
判断基準についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
おすすめのエアコンクリーニング業者について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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