エアコン使用で「咳が出る」原因と対処法

エアコンを使用すると咳が出る原因は以下3つが考えられます。
- エアコンの内部にカビやホコリが蓄積している
- 室内と室外の温度差が大きい
- 部屋の空気が極度に乾燥している
エアコンで咳が出ないようにする対処法は以下4つです。
- エアコンの内部を掃除する
- 定期的に換気をし、必要であれば加湿をする
- エアコンの風が直接体に当たらないようにする
- マスクをする
この記事ではエアコンによる咳の原因とその主な症状と対策だけでなく、原因別の主な咳の症状や咳を放置するとどうなるかまで、詳細を説明します。
エアコンで出るアレルギー症状やエアコンと花粉症については、こちらの記事をご覧ください。
1.エアコン使用時に「咳が出る」原因と症状
エアコンを使用する際に咳が出る原因と、それにより出る症状をまとめました。
① 原因:エアコンの内部にカビやホコリが蓄積している | |
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エアコン内部に溜まったカビやホコリがエアコンの風で拡散されることにより、アレルギー症状を引き起こします。 症状 咳に加え微熱やだるさを伴うことがある |
② 原因:室内と室外の温度差が大きい | |
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室内が冷えすぎていて、外が極端に暑いと、急な温度差に体がうまく対応できず、咳が出やすくなります。 症状 咳に加え、くしゃみや鼻水が出る |
③ 原因:部屋の空気が極度に乾燥している | |
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エアコンを使用すると空気は乾燥します。 症状 乾いた咳が出る、喉がイガイガする |
たとえ症状が軽くても、2週間以上咳が続く時は、病院に行って診察を受けることをおすすめします。
2.エアコン使用時に「咳が出る」時の4つの対処法
エアコンで咳が出るときにできる、対処法を4つご紹介します。

2-1.エアコンの内部を掃除する

咳の原因が「カビやホコリ」である場合は、エアコン掃除をすることで症状が良くなります。
業者に徹底的に内部掃除をしてもらい、フィルターを2週間に1度は掃除するとよいでしょう。
2-2.定期的に換気をし、必要であれば加湿をする

部屋が乾燥しきらないよう、定期的に換気をするとよいでしょう。
特に乾燥する冬場は、加湿器を設置するのがおすすめです。
2-3.エアコンの風が直接体に当たらないようにする

エアコンの風が直接体に当たらないようにすると、症状が和らぎます。
風向きを調整してもどうしても直接風が当たってしまう場合は、エアコンの吹き出し口に風よけを付けると風の位置を変えることも可能です。
2-4.マスクをする

マスクをすることにより、ホコリやカビを吸い込みにくくなるだけでなく、乾燥対策にもなるため、咳が出にくくなります。
どうしても止まらない時は、まずはマスクで一時対処しましょう。
3.咳を放置するとどうなる?
エアコンで咳が出ているのに、対処せずにいると以下のように症状が悪化してしまう可能性があります。
すぐに対処を実施し、それでも治らない時は医療機関を受診しましょう。
- 咳が出やすくなり、症状が長引くようになる
- 咳喘息や気管支喘息を発症する恐れがある
- 夏型過敏性肺炎にかかる可能性がある
その他、エアコンのよくある故障・トラブルについては下記をご覧ください。