エアコンのホコリ・カビで体調不良になる原因と対策

本記事は、エアコンにホコリが溜まってカビ等が繁殖した際に起こる「体調不良の症状」と「その原因」及び「対策」について簡潔にまとめています。
エアコンのホコリ・カビが原因で以下のような体調不良(アレルギー症状)が出る可能性があります。
- アレルギー性鼻炎
- 喘息
- アレルギー性結膜炎
- アトピー性皮膚炎
- 花粉症
エアコンにホコリ・カビを溜めないための対策は以下です。
- こまめにフィルター掃除をする
- 気になった時に吹き出し口掃除をする
- 定期的に内部掃除をする(プロに依頼)
この記事で、詳細を解説します。
1.エアコンのホコリ・カビが原因で起こる症状
エアコン内部にホコリが溜まっていると、そのホコリにカビやダニ、花粉などのアレルゲンが含まれている可能性が高いと言えます。
そしてそのアレルゲンが吐き出され室内で拡散されることで、アレルギー症状による体調不良を引き起こしやすくなります。
エアコンのホコリ、そしてカビが原因で出るアレルギーは、主に以下のものがあります。
アレルギー疾患 | 主な症状 |
---|---|
アレルギー性鼻炎 | くしゃみ 鼻水 鼻づまり |
喘息 | 気道が狭くなる |
アレルギー性結膜炎 | 目のかゆみ 充血 浮腫 |
アトピー性皮膚炎 | 皮膚の乾燥 かゆみ 皮疹 |
花粉症 | 鼻水 くしゃみ 鼻づまり、目のかゆみ、咳、皮膚のかゆみ など |
エアコンのカビ、アレルギー症状についてはこちらに詳細がございます。
2.エアコンのホコリ・カビが原因で症状が出るメカニズム
エアコンにホコリが溜まりやすい場所は以下の場所です。
- 吹き出し口
- フィルター
- フィン(熱交換器)
- ファン
エアコンにホコリが溜まっていると、そのホコリが堆積すると、カビやダニなどのアレルゲンが繁殖・蓄積しやすくなる恐れがあります。
ホコリにはカビだけではなくダニ、花粉などのアレルゲンが含まれている可能性が高く、そのアレルゲンが吹き出し口から吐き出され室内で拡散されることで、アレルギー症状を引き起こしやすくなります。
エアコンを使うことで体調不良を起こさないためにも、ホコリを溜めないようにすることが大切です。
3.エアコンのホコリ・カビを溜めないための対策
エアコンにホコリ、そしてその結果としてカビを溜めないための対策は以下の3つです。

それぞれ説明していきます。
3-1.こまめにフィルター掃除をする

エアコンのフィルターに溜まったホコリは、フィルターをエアコンから取り出し掃除機で吸い取りましょう。
汚れがひどい時は、水洗いをします。
2週間~1ヵ月に1回の掃除がおすすめです。
フィルター掃除についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
3-2.気になった時に吹き出し口掃除をする

エアコンから風の出る場所である吹き出し口は、見える部分でもあるので気になった時に掃除をしましょう。
ハンディモップや雑巾で汚れを拭き取ります。
最低でも1年に1回は掃除をするとよいでしょう。
吹き出し口掃除についてはこちらで詳しく解説しています。
3-3.定期的に内部掃除をする

エアコン内部であるフィンやファンにもホコリは溜まります。
自分で掃除することもできますが、エアコン内部はデリケートな部分でトラブルになりやすいためおすすめはしていません。
内部は繊細なため、プロに依頼し、半年~1年に1回に1回の実施がおすすめです。
自分でやるエアコン掃除の方法、プロのエアコン掃除についてはこちらで詳しく解説しています。
オススメエアコン掃除業者の記事はこちらです。