エアコンのよくある故障・トラブル事例 「エアコンを使ったら花粉症の症状が出た」編

本記事は、「エアコンのよくある故障・トラブル」事例の中でも、「エアコンを使ったら花粉症の症状が出た」という事例を集めたページです。

1.「エアコンのフィルターや内部に花粉が溜まっていて、花粉症の症状が出た」事例

起きたトラブル エアコンを付けた部屋の中で、くしゃみ、鼻水、目のかゆみが出るようになった
解決法 エアコンクリーニングを依頼した

J様(30代・女性)千葉県 に起きたトラブルの概要

J様は花粉症持ちですが、室内では症状は落ち着いていました。
しかし最近、エアコンをつけるとくしゃみや鼻水、目のかゆみといった花粉症の症状が部屋の中でも起こります。

同じ花粉症を持つ妹さんに相談したところ、「エアコン掃除をしていないからでは?」と言われ、購入してから3年、掃除をしていないことに気づきました。

エアコンをつけて花粉症の症状が出てきた原因

・フィルターや内部に溜まった花粉が舞っていた

エアコンを使用することで花粉が入ってくるわけではありません。

エアコンは部屋の空気を吸い込み、それを冷やしたり暖めたりしたものを吹き出し口から吐き出します。
もしもエアコン内部に花粉がゴミとして蓄積していた場合、その花粉を部屋中に拡散することになるのです。

まずはできるだけ室内に花粉を持ち込まないようにしつつ、フィルター掃除を月に2回ほど行うと効果的です。

解決策

・エアコンクリーニングを依頼する

J様は3年分の汚れを取ってもらおうと、業者にクリーニングを依頼。
掃除に来たスタッフにも、汚れがかなり溜まっていたと言われてしまいましたが、掃除後にはエアコンを付けても花粉症の症状がほぼ出なくなりました。

2.「部屋が乾燥し過ぎていて、花粉症の症状が出た」事例

起きたトラブル 冬場、エアコンをつけると皮膚がかゆくなる
解決法 加湿器を使用した

U様(50代・男性)福島県 に起きたトラブルの概要

エアコンをつけると皮膚がかゆくなることに悩みはじめたU様。

綺麗好きであるU様は、フィルター掃除は月に1回行い、半年前にエアコンクリーニングを業者に依頼したばかりです。エアコンの汚れである可能性はありません。

念のため皮膚科に行くと、極度な乾燥が肌のバリア機能を壊していて、肌についた花粉が肌荒れをさせているとわかりました。

エアコンをつけて花粉症の症状が出てきた原因

・部屋の湿度の低下

エアコンは、暖房を入れると、空気中の温度を上げますが、部屋の水分は一定であるため湿度が低下してしまいます。室内が乾燥しやすいのはそれが原因です。

室内の極度な乾燥は、肌のバリア機能を低下させてしまい、花粉を刺激物として捉え肌荒れやかゆみを引き起こします。

理想的な部屋の湿度である40~60%で保つために、以下の工夫をするとよいでしょう。

湿度を上げる工夫
  • 加湿器を使用する
  • 部屋干しをする

解決策

・加湿器を設置する

U様は加湿器を部屋に設置し、部屋の湿度を保つことにしました。
さらに乾燥対策として保湿を心がけたところ、皮膚のかゆみもなくなり、エアコンを付けても快適に過ごせています。

3.「エアコンで部屋の花粉が舞い上がってしまっていて、花粉症の症状が出た」事例

起きたトラブル エアコンをつけるとくしゃみが出る
解決法 部屋を掃除した

K様(20代・女性)千葉県 に起きたトラブルの概要

K様は花粉症の症状を抑えるため、エアコンクリーニングを業者に1か月前に依頼したばかりです。

それにもかかわらず、エアコンをつけると必ずくしゃみが出るようになってしまいました。

業者による掃除が行き届いていなかったのだろうか、と疑問に思って友人に相談したところ「部屋の掃除をしたら花粉症が治まることがある」と聞き、部屋の掃除を隅々までしてみることにしました。

エアコンをつけて花粉症の症状が出てきた原因

・床や棚の花粉がエアコンの風で舞い上がってしまっていた

窓を開けたり、外出から帰ってきた時に持ち込んでしまった花粉が床や棚に溜まり、それがエアコンをつける度にその風で舞い上がってしまい、「エアコンをつける度に花粉症の症状がでる」という事態に繋がるケースが良くあります。

解決策

・部屋の徹底掃除

床や棚にたまった花粉を徹底的に除去するため、掃除機を高性能フィルターであるHEPAフィルター付きのものに変えたK様。
部屋を綺麗にしたことでくしゃみはなくなりました。

今後、エアコンの定期的な掃除だけでなく週に1度の部屋掃除を心がけることにしたそうです。

4.「エアコンの空気清浄フィルターに花粉が溜まっていて、花粉症の症状が出た」事例

起きたトラブル 空気清浄機能付きのエアコンなのに、つけると花粉症の症状がでる
解決法 フィルターを新しいものと交換した

H様(50代・女性)大分県 に起きたトラブルの概要

5年前、花粉症対策も兼ねて空気清浄機能付きのエアコンを購入したH様。

近頃、特にエアコン使用時に、花粉症が悪化しているように感じます。
エアコンが故障したのかと取り扱い説明書を読んでみると、フィルター集塵方式であるH様のエアコンは定期的なフィルター交換が必要であるにもかかわらず、5年間一度も交換していませんでした。

エアコンをつけて花粉症の症状が出てきた原因

・空気清浄機能のフィルター交換忘れ 

空気清浄機能付きのエアコンには、主に2つの種類があります。

  • イオン放出式:エアコンからイオンを放出し、空気を綺麗にするもの
  • フィルター集塵式:エアコンが吸い込んだ空気を、フィルターで集めて綺麗にするもの

フィルター集塵式の方が確実に汚れをキャッチするため綺麗になりますが、定期的に交換しなかった場合、逆に花粉やダニの死骸等が溜まり、エアコンを使うたびに空気中に舞ってしまう事があります。

フィルター交換はおおよそ、3年が目安です。

解決策

・フィルターを新しいものと交換する

新しいフィルターと交換したところ、H様の鼻炎の症状は軽減されました。

5.「お掃除機能付きを過信しすぎていて、花粉症の症状が出た」事例

起きたトラブル 「お掃除機能付き」のエアコンつけると花粉症の症状がでる
解決法 エアコンクリーニングを依頼した

E様(50代・男性)京都府 に起きたトラブルの概要

E様は、花粉がピークの3月、エアコンを使うたびに症状が悪化していることに気づきました。

エアコン購入時に「お掃除ロボット搭載だからフィルター掃除がいらない」と説明を受け、5年間一度も自分でメンテナンスはしていません。

もしや、と思い内部をのぞくとダストボックスは満杯、フィン(熱交換器)には汚れが目に見えるほど付着していました。

エアコンをつけて花粉症の症状が出てきた原因

・お掃除機能付きでも掃除は必要

一般的に、エアコンの自動掃除機能はフィルター表面のホコリをブラシで落とすものです。
ホコリはダストボックスへ集められ、機種によっては半年~1年に1度、ダストボックスのゴミを捨てなくてはなりません。

もしそのままにしていると、溜まった花粉やカビ汚れが排気口から逆流し、再び室内へ舞ってしまいます。

さらに内部の熱交換器やファンはお掃除機能の範囲外となり、花粉をはじめとする汚れは蓄積していきます。

たとえお掃除機能付きだとしても、1~2年に1度、プロによる定期的な掃除が必要です。

解決策

・プロにエアコン掃除を依頼

お掃除機能付きでも安心して依頼できる業者をインターネットで探し、掃除してもらったところE様の室内での症状はすっかりおさまりました。

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