【事例集】エアコンクリーニングの失敗&後悔事例と対策 一覧(業者編)|お掃除・クリーニングの大百科「エアコンクリーニング失敗&後悔事例編」

本記事は、エアコンクリーニングを業者に依頼して「失敗&後悔」した事例についてまとめた事例集です。
一般的によくある「業者にエアコンクリーニングを依頼して失敗」した想定事例を5つ集め、事例の中身の紹介に重点おいて解説しています。

目次

【事例1】Sさん(40代・東京都)が
「業者が帰った直後にエアコン内部の見えるところに汚れ残りを発見した事例」

Sさんの事例データ

頼んだ場所 エアコン内部+室外機オプション 払った値段 11,000円
エアコン 6年使用/自動お掃除機能なし 業者の形態 業者マッチング系サイト
頼んだきっかけ エアコンを使うと臭く感じるようになったため

なぜその業者を選んだか?

6年使用しているエアコンの臭いが気になるようになったため、たくさん業者が載っているエアコンクリーニング業者紹介プラットフォーム(マッチングサイト)で、料金が安い業者を選んで依頼しました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

作業中はあまり確認をせずにお任せしていたSさん。
「やけに終了が早いな」と思ったものの、特に質問はせずに動作確認を経て終了。

業者が帰った後に吹き出し口付近から中を覗き込んでみると、奥のほうに黒いカビのようなものがそのまま残った状態であるのをみつけた事例です。

「汚れ残り」失敗にならないための対策

この場合の対策ポイントは3つあります。

プラットフォームの利用は、料金比較などがしやすいメリットがありますが、技術力の高い業者を選別するのは難しいという側面もあります。

個々の実績や評価を確認して技術力のある業者を見極めなければなりません。

また、「満足できなかったら、やり直しします」といった補償に関する記載がある業者を選んでおくと、「汚れ残り」があった時も安心です。

【事例2】Aさん(50代・福岡県)が
「見積もりよりも高い料金を払わされた事例」

Aさんの事例データ

頼んだ
場所
エアコン内部 払った
値段
54,000円
エアコン 1年使用/自動お掃除機能ありなど4台 業者の
形態
地元業者
頼んだきっかけ エアコンクリーニングは何度か利用しているが、安いところに変えてみた

なぜその業者を選んだか?

エアコンクリーニングは定期的に業者に依頼しているAさん。
今回は一戸建ての各部屋にあるエアコン4台をまとめて依頼するため、料金が安く、かつ事前に見積もりしてもらえるところに変更してみました。

見積もりに来てもらった理由は、買って1年くらいの自動お掃除機能ありのエアコンがあったため、対応できるかを確認するためでもありました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

見積もりは状態を目視した上で作成。
内容は、本体の基本料金のみの記載でした。

しかし、施工後に説明を受けていない料金や駐車料金が上乗せされて請求されてしまいました。

「説明されていない」と訴えましたが、すでにやってしまった後で、泣く泣く支払いを済ませた事例です。

「金銭トラブル」失敗にならないための対策

この場合の対策ポイントは2つあります。

業者によって何が基本料金に含まれるのかは異なります。
例えば、「防カビコート」が基本料金に「含まれている」業者もあれば「含まれていない」業者もあります。
また、業務車両の駐車料金に関しても基本料金とは別途請求されるケースの方が多いくらいです。

たとえ見積もりがあっても、サービス内容の確認をしておけば、その場で追加のお願いをすることもできるため安心です。

【事例3】Tさん(30代・大阪府)が
「業者が帰った後、部屋の家具や壁にそれまでなかった汚れを発見した事例」

Tさんの事例データ

頼んだ場所 エアコン内部+室外機 払った
値段
26,000円
エアコン 3年使用/自動お掃除機能あり 業者の
形態
大手業者
頼んだきっかけ 第2子出産を控えていて環境を整えるため

なぜその業者を選んだか?

第2子の出産を控え、空気環境も綺麗にしておこうと初めてエアコンクリーニングを依頼。

料金とサービス内容のバランスを考えて、大手の業者に依頼しました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

当日、第1子の面倒を見ながら、施工に立ち会ったTさん。
作業が雑で心配だなあと思いつつ、子どもの面倒で作業から目を離しているときもありました。

最後の確認でお気に入りの布張りのソファに、それまでなかった汚れがあることが発覚。また、壁にも汚れが飛び散っているのが発覚し、弁償を求めました。

弁償には応じてもらえたものの、新築で入居してこだわっていたインテリアだけにショックを受けてしまった事例です。

「部屋や家具を汚された」失敗にならないための対策

この場合の対策ポイントは3つあります。

業者は養生を徹底してクリーニングを実施します。
しっかりした技術・丁寧な作業ができるようスタッフ教育が行き届いている業者であれば、汚れる心配は大幅に軽減します。

また万が一に備えて、クリーニング前と後に写真などで状況を把握・保存しておくと安心です。

加えて、汚れてしまうことも想定してトラブル時の「弁償制度」の有無と対象となるトラブルについて確認しておくとよいでしょう。

【事例4】Nさん(60代・愛知県)が
「クリーニング直後に動作確認したのに、翌日エアコンが故障した事例」

Nさんの事例データ

頼んだ
場所
エアコン内部+室外機 払った
値段
20,000円
エアコン 5年使用/
自動お掃除機能なし
業者の
形態
大手
頼んだ
きっかけ
エアコンの効きが悪くなったように感じたため

なぜその業者を選んだか?

エアコンの効きが悪くなったように感じたため、内部に汚れが溜まっているのだろうと推測したNさん。
汚れを取り除くため分解して隅々まで綺麗したいと考え、分解洗浄に対応している業者を選んで依頼しました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

クリーニングは分解して洗浄してもらえ、見るからにピカピカにしてもらえました。また作業後は動作確認をして終わりました。

作業後は問題なかったものの、翌日になってエアコンが正常に作動しないことが判明。
即座に作業した業者に連絡し、「修理を手配する」とのことで対応してもらいました。

真夏だったため、修理業者が来るまでは故障したエアコンのあるリビングでは過ごせず、寝室にこもることを余儀なくされました。

修理に立ち会ってみると取り付けに必要な部品がなくなっており、そのせいで故障してしまったとのこと。
エアコンクリーニングの分解が原因だったことが判明した事例です。

「故障・壊れた」失敗にならないための対策

業者選びの際、万が一を想定して損害賠償保険加入の有無を確認しておきましょう。
修理対応の費用はエアコンクリーニング業者が加入する損害賠償保険での対応になる事が多いです。
加えて、どのような対処になるのかも確認しておくと安心です。

また、エアコンクリーニングにはエアコンの構造に詳しいことが必須です。
「技術力」の高い業者に依頼したり、口コミを見て判断したりするのもよいでしょう。

【事例5】Mさん(30代・埼玉県)が
「申し込んだ日に業者にドタキャンされてしまった事例」

Mさんの事例データ

頼んだ
場所
エアコン内部 払った
値段
エアコン 2年使用/
自動お掃除機能あり
業者の
形態
地元
頼んだ
きっかけ
そろそろお願いする時期だったため

なぜその業者を選んだか?

新築で購入した一戸建てに入居して2年経ったため、エアコンクリーニングを検討。

これまでお願いしていたところは遠かったため、違うところをネットサーフィンで探していたところ、地元の業者を発見。その業者のホームページからメールフォームで申し込みました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

メールフォームから申し込みをするシステムで、予約を済ませたMさん。
前日にも確認の連絡がなかったので不安だったものの、当日は仕事の半休をとって待っていました。

予約した時間になっても来る気配がなかったため、30分後に問い合わせ電話番号に連絡。
すると「申し込みできていません」と言われてしまいました。
結果的に「当日にドタキャンされた」形になってしまいました。

結局別の業者に依頼して再度半休を取ることになってしまった事例です。

「ドタキャンされる」という失敗にならないための対策

この場合の対策ポイントは2つあります。

最近はネット経由で24時間申し込めるようになっていますが、予約後に確認連絡がない場合はこちらから問い合わせをしましょう。

また、「時間に遅れる」といったこともよくあるトラブルです。
業者から「遅れる」連絡がないのは、スタッフ教育が行き届いていないことを示しています。

ホームページや口コミなどで、スタッフの態度の評価を確認しておくのもよいでしょう。

6.その他のよくある「失敗」例

その他にもよくある失敗例として、以下のようなものが挙げられます。

  • スタッフの態度や身だしなみがひどい
  • 対応が遅い

7.業者選びで失敗しないためのチェックポイント

業者選びで失敗しないためのチェックポイントは大きく3つ挙げられます。

【業者選びで失敗しないためのチェックポイント】

料金体系を確認 基本料金に含まれる範囲とオプション設定を確認する
技術力を確認 対応機種や洗浄スキルが高いかを確認する。
スタッフ育成の体制も確認しておくと安心。
サービス内容を確認 アフターサービスの内容を確認する。
やり直し保証、賠償保険加入等

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