ポリエステルの洗濯方法!失敗しない方法とは

ポリエステルの洋服は高いものが多く、家で洗濯をするのは無理だと思っていませんか?デリケートな素材だけに洗濯機を使うことを避けている人も多いはず。ただ、ポイントさえ押さえれば、わざわざクリーニングに出さなくても自宅で簡単に洗濯ができてしまうんです。今回は、ポリエステルの洗濯の方法についてまとめてみました。

ポリエステルってどんな素材?

よく耳にするポリエステルですが、石油を加工して作った化学繊維のことを言います。アメリカのデュポン社が1953年にダクロンの名称で製造を開始したのが始まりです。ポリエステルの生地は軽くて丈夫なことから、現在、合成繊維の約90%近くを占めるなど、世界中でもっとも多く活用されています。

ポリエステルのメリット

ポリエステルのメリットには、次のようなことが挙げられます。シワになりにくいことから洗ってアイロンをかけずに着られること、合成繊維の中では日光や熱に強いこと、プリーツ加工に適していること、お洗濯で縮む心配がないこと、美しい光沢感があることなどたくさんのいいことがあります。堅牢性がありシルクのような美しい質感は、日常使いのお洋服に欠かせない要素と言えます。

ポリエステルのデメリット

一方で、ポリエステルには、以下のようなデメリットもあります。黒ずみができやすい、毛玉ができる、静電気が起きやすいことです。ポリエステル素材のワイシャツの襟が黒ずんだり、冬場のニットを脱ぐときにパチパチと静電気が起きるのも、ポリエステル特有の特徴と言えます。ただ、これらはお洗濯をちょっと工夫するだけで解決するので心配いりません。

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気になるポリエステルの洗濯方法は?

ポリエステルを洗濯する前に、3つのチェックポイントがあります。

洗濯表示の確認

まず1つ目は、洗濯表示の確認です。洋服には洗濯表示が付いているので、洗濯の前に必ずチェックするようにしましょう。水洗いマークが付いていれば、ご自宅での洗濯はできます。もちろん手洗いマークも同様ですが、水洗いマークが✖でドライクリーニングのマークがあればクリーニングでの洗濯になります。

色落ちのチェック

2つ目は、色落ちのチェックです。用意するものは洗剤と白い布(ない時はティッシュ)で、洋服の目立たないところに少しだけ洗剤の原液を付け、何分か経った後に白い布をあて色が移るようなら洗濯できません。特にポリエステル100%は、デリケートで色が落ちやすいので気を付けましょう。

染みはもみ洗い

3つ目は、襟などに気になるシミがある場合は、洗濯の前に洗剤を直接つけて軽くもみ洗いすると汚れが落ちやすくなります。

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洗濯方法

実際に洗濯をする場合、2種類の方法があります。

洗濯機で洗う方法

1つ目は、洗濯機で洗う場合です。用意するものは、弱アルカリ性洗剤と洗濯ネットです。衣類を毛玉ができにくいように裏返して畳み、畳んだサイズとピッタリの洗濯ネットに入れます。洗濯機に洗剤と柔軟剤を入れて回します。ポリエステルは汚れが付きやすいので、衣類を詰め込み過ぎないようにし、水と洗剤がたっぷりの状態で回すときれいに洗えます。

手洗いで洗う方法

2つ目の洗濯方法は手洗いです。洋服を優しく洗いたい方にはおすすめで、用意するものは洗面器・おしゃれ着用中性洗剤・柔軟剤です。ぬるま湯の入った洗面器におしゃれ着用中性洗剤を入れます。15分ほど付け置きをしたら、軽く手で押すようにして洗います。洗面器の水を2回ほどかえ、水の中を泳がすように優しくすすぎます。最後に静電気防止のために柔軟剤を入れて終わりです。

ポリエステルの洗濯のコツ

ポリエステルを洗濯する時のコツは、シミや襟元など汚れの気になる部分に直接洗濯洗剤を付けて数分置いて洗濯すると汚れが落ちやすくなります。洗濯機であらう場合は、ドライコースを選ぶことで余分な力が加わらず、生地を傷めずに洗うことができます。ポリエステルはシワになりにくい素材ですが、脱水が終わったら軽くシワを伸ばすようにして干すときれいに仕上がり、アイロンをかけなくてもそのまま着られます。強い日差しで色の濃い部分が褪せてしまう可能性があるので、直接日光に当てずに風通しの良い日陰に干しましょう。注意点として、乾燥機など高温になるものには弱いので、使用はできるだけ避けましょう。

ポリエステル洗濯の注意点とは?

ポリエステルはもともと縮みにくい素材なので、洗濯しただけでは普通は縮むことはありません。綿など水をよく吸う素材とは違って、ポリエステルは吸水性がないので、洗濯機などの力が加わっても構造が崩れにくくなっています。ただ、熱を加えた場合は、ポリエステルは縮みます。化学繊維の中では熱に強いといわれているポリエステルですが、綿など天然繊維に比べればどうしても熱に対して弱いです。乾燥機などにかけると縮んでしまうので注意が必要です。どうしても使う場合は、短めの時間を心がけて下さい。できれば、自然乾燥がポリエステルの縮み防止にはベストです。もう一つの注意点として、衣類の伸びがあります。布同士が洗濯機を回す時に摩擦したり、水分を含んだまま吊るし干しすると、その重さで伸びてしまいます。干すときはハンガーではなく竿に干したりする工夫が必要です。

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