効果バツグン!逆性石鹸の正しい使い方とその効果をご紹介

一般的な石鹸は、手や体を洗うのに使う人も多くなじみのあるものです。一方、逆性石鹸はよく知らないという人も多いのではないでしょうか。逆性石鹸は手指を殺菌・消毒するだけでなく、掃除や洗濯などにも使えるお役立ちアイテムです。ここでは、逆性石鹸が何に使えるのかということや、正しい使い方、使うメリットなどについて紹介します。

逆性石鹸は普通の石鹸とは逆の性質を持つ

普通の石鹸と逆性石鹸は、正反対の性質をもちます。たとえば、普通の石鹸は陰イオン界面活性剤を含み、弱酸性で洗浄力があります。石鹸が洗浄できるのは、陰イオン界面活性剤の作用によるものです。陰イオン界面活性剤には水と油を混じり合わせ、プラスの電気を帯びる垢などのたんぱく質汚れと結びついて水中に分散する作用があるため、汚れが落とせるのです。通常、普通の石鹸は手指や体の汚れを落として清潔に保つために使われます。

一方、逆性石鹸は陽イオン界面活性剤を含み、弱アルカリ性で洗浄力はありません。陽イオン界面活性剤の働きによる殺菌効果に優れています。これは、陽イオン界面活性剤はマイナスの電気を帯びる細菌やカビなどを引き寄せ、その性質を変容させることで殺す作用があるためです。ただし、逆性石鹸の殺菌作用が期待できるのは細菌のみで、ウィルスには効果がありません。一般に、逆性石鹸は手指や器具などの殺菌・消毒に用いられます。

なお、界面活性剤とは、本来は混じらない2つの物質の境界面において物質の性質を変え、混じり合わせる性質をもつ物質です。たとえば、水に油を入れると混ざらないために界面が生じます。ここに界面活性剤を入れると、境目が活性化して水と油を混じり合わせることができるのです。

逆性石鹸で手指の消毒をするときは先に普通の石鹸で汚れ落としを

逆性石鹸の代表的な使い方として、手指の消毒や殺菌が挙げられます。濃度が高いため、消毒に使うときは原則として薄めることが必要です。原液のまま使うと手指の肌が荒れる可能性があるため、注意しましょう。どの程度薄めるかは用途によって異なります。

そのため、必ずパッケージなどに記載されている説明に従って希釈することが大切です。また、薄めた逆性石鹸は長くもちませんので、なるべく早く使い切るようにします。

先に説明したように、逆性石鹸には洗浄力はほとんどありません。そのため、先に普通の石鹸を使って付着した汚れやほこりなどを落とします。充分にすすいでから薄めた逆性石鹸の液に手を浸しましょう。その後はよく洗い流します。普通の石鹸で手を洗った後にすすぎ残しがあると、逆性石鹸が中和されて効果を充分に発揮できなくなるため、よく洗い流すことが大切です。

洗濯に使ってニオイ防止

毎日洗濯していてもタオルや衣類に嫌なニオイがついてしまうことがあります。これは、洗濯物に雑菌が繁殖してしまっているからです。逆性石鹸を使えば殺菌され、洗濯物の嫌なニオイの発生を防止したりニオイをとったりできます。

まずは、洗濯機で通常通り衣類を洗いましょう。洗い桶や洗面器などに逆性石鹸の薄め液を作っておき、洗濯した衣類をつけ置きします。その後、洗濯機で脱水して干し、しっかり乾かしましょう。

洗濯機の柔軟剤投入口に直接逆性石鹸を入れて洗うこともできます。この場合、洗濯機の水量を考え、逆性石鹸がちょうどよく薄まるように計算して入れることが大切です。たとえば、洗濯機の水量が30リットルで、逆性石鹸を500倍に希釈して使いたいのであれば、60ml投入します。なお、濃い色の衣類は色あせする可能性があり、素材によっては傷める可能性も否定できません。そのため、おしゃれ着や大切な衣類には使わないほうが無難です。

食器を消毒して衛生的に

食べ物を入れたり直接口をつけたりする食器類は、衛生面に特に気を配る必要があります。逆性石鹸を使えば食器類を消毒でき、安心できるでしょう。食器類の消毒をするときも、まずは台所洗剤でしっかり洗うことが大切です。洗剤のすすぎ残しがないように、しっかり洗い流します。

その後、洗い桶などを使って希釈液を作りましょう。そこに消毒したい食器類を浸けこんで5分以上放置します。希釈率や放置時間は、逆性石鹸のパッケージなどに書かれた指示に従うことが大切です。一定の時間漬けこんだら食器を取り出し、後はよくすすいで乾かします。

冷蔵庫や家具、床なども殺菌してすっきり

逆性石鹸は、冷蔵庫や家具、リビングや廊下の床、トイレなどあらゆる場所の消毒・殺菌にも使えます。この場合は、薄めた逆性石鹸をスプレーボトルに入れると使いやすいでしょう。まず、殺菌したい場所を掃除してしっかり汚れを落とします。

そして、薄めた逆性石鹸をスプレーし、さっと乾拭きしましょう。スプレーするのが難しい場所は、雑巾などにしみこませて拭きとっても構いません。冷蔵庫のなかを殺菌するときは、食材や調味料をすべて取り出し、念入りに掃除してから逆性石鹸をスプレーしましょう。

特に雑菌の繁殖しやすい場所なので、しっかり掃除や殺菌をすることが大切です。

逆性石鹸を使うメリットとは

逆性石鹸には、次のようなメリットがあります。

  • 安価で買いやすい
  • さまざまな場所や物の消毒、殺菌に使える
  • 無臭なので気になるニオイがしない

逆性石鹸はドラッグストアや薬局で購入できます。1本あたり数百円と安いうえに1回に使う量が少なく、手指だけでなく食器や衣類、壁や床などさまざまな物を消毒・殺菌することが可能です。

さらに、逆性石鹸は無臭で、たとえば消毒用アルコールのような刺激臭がしません。ニオイに敏感な人でも安心して使えます。

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