運動靴の洗い方を解説! ガンコな汚れも落とします!

あっというまに汚れてしまうのが子どもの運動靴です。ただし運動靴は汚れる前提で作られているので、水洗いには比較的強い素材であることが多いです。ここでは運動靴の素材としてよくある、キャンバス製、布製、合成繊維製の靴の洗い方を中心に紹介していきます。それでは、どのような道具を使ってどんな手順で洗っていくのが効果的なのか見ていきましょう。

子どもの靴は驚くほど汚れる…

靴の汚れはほとんどが泥や汗です。大人は避けて通る雨上がりの道も、子どもたちには格好のあそび場です。ぬかるんだ運動場も、むしろそこに行ってぬかるみの感覚を楽しみたいのが子どもです。また、砂が靴に入ってもわざわざ出したりしませんし、運動場や砂場で歩きまわればあっというまに靴は砂だらけになります。

それでもきれいにしたいもの

このように子どもの靴ってびっくりするくらい汚れますし、きれいにしても一日でドロドロになることも多いのです。汚しては洗い、洗っては汚しのくりかえしではありますが、ロッカーに並んだ靴を見た時、我が子だけ汚れているとかわいそうですよね。汚れた靴でいると玄関のたたきも汚れますし、靴の中が汚いと靴下も汚れるため洗濯時に下洗いが必要になり、ますます大変になってしまいます。子どもの靴は常にきれいにしておきたいものです。

必要なもの

 必要なものは全部で5つ あります。まず1つ目がブラシです。ブラシは靴が洗いやすいよう柄のついているものを選びましょう。ブラシ部分は、汚れがひどい場合やナイロン素材の上履きなどの汚れには「ナイロン・ポリエステル素材」がおすすめです。毛が丈夫で弾力性があり、使用後の清潔も保ちやすいでしょう。繊維に入り込んだ汚れを取りたい場合は「パーム(ヤシ)繊維素材」が良く取れます。ただしこする力が強いのでデリケートな素材を洗うことは避けましょう。そしてタワシなどの「純天然素材」は長持ちする上にしっかり汚れを落としながらも傷をつけにくいので、使用後の水切りさえクリアできればおすすめです。

ブラシ以外には

2つ目に細かいところをこするために歯ブラシがあると便利でしょう。3つ目は水を入れるバケツ等の入れ物4つ目に新聞紙、そして5つ目が最も重要な洗剤選びです。靴洗いに一番のおすすめなのは固形石鹸です。

洗剤の選び方

固形石鹸については「ウタマロせっけん」や「強力パワーマルセル」といった、 いわゆる洗濯せっけんがおすすめ です。泥汚れなどは合成洗剤より、こういった固形石鹸の方がよく落ちます。ホームセンターやドラッグストアで安価で手に入るので便利です。消臭効果や除菌効果もあり、汚れだけでなくにおいも除去できるのが魅力的です。

衣類用洗剤ではだめ?

ちなみに衣類用の洗剤を使わない方がいいのは汚れの落ちが劣るだけでなく、洗うときに必要な適量を判断しづらいという点もあげられます。使いすぎるとすすぐのに時間がかかるだけでなく、すすぎが甘いとぬめりが残ってしまうからです。その点、固形せっけんは泡切れが良いのでそのような心配がないこともおすすめの理由です。

運動靴の洗い方

まず運動靴を洗う準備をしましょう。まず、靴の中敷きと靴ひもをはずします。そして乾いたままブラシで軽く泥汚れなどを落としましょう。泥は濡れると繊維の奥まで入ってしまうので、乾いた状態で泥をかき出すようにブラシがけをするのがポイントです。次にバケツ等に人肌くらいのぬるま湯をため、靴紐や中敷きも30分ほど浸しておきます。

ブラシで汚れを落とす

取り出したら濡らした靴ブラシに固形石鹸をこすりつけ、汚れている部分を中心にこすり洗いをします。キャンバス地や布は素材を傷めやすいので優しく洗いましょう。大部分の汚れが落ちたら歯ブラシで細かい部分をこすりましょう。汚れが取れたらぬるま湯でしっかりとせっけんを落としていきます。そして水気を切り、古いタオルで水分を拭き取ります。靴から水滴が落ちない程度が目安です。

運動靴の正しい干し方

靴の水分が取れたら、形を整えて靴の中に新聞紙を詰めます。これは靴の乾燥を促すのと型崩れ防止のためでもあります。ですから新聞紙も半分にちぎって大きさを微調整したり、靴の形にあらかじめ整えたりしてから詰めると良いでしょう。

早く乾かすコツ

靴全体も新聞紙で包んで、つま先を上にして斜めに立てかけて干すのが早く乾かすコツです。市販のシューズハンガーを使って形を整えて干せば間違いがないでしょう。そうして新聞紙を詰めたまま風通しの良い場所で陰干しします。直射日光の下だと色褪せてしまうので、必ず一日中ずっと日陰の場所で干すようにしましょう。さらに2~3時間に一度の割合で靴の中の新聞紙を新しく変えていくと、靴が乾くのがより早くなります。

注意点

やってしまいがちなのが「熱で早く乾かす」というやり方です。冬場はストーブやヒーターの前に濡れた靴を置いたりコタツに入れて早く乾かそうとしたりしてしまいがちです。ある程度まではその方法で乾くのですが、濡れた靴を乾燥するまで熱に当ててしまうと、布の繊維が乾きすぎてしまい表面がバサバサに乾いてしまいます。ドライヤーでも同じことが起こってしまうでしょう。一気に乾かそうとするとこのようなリスクがあるのです。

それでも早く乾かしたいときは

 どうしても急ぐときは、熱ではなく風を当てるのが効果的 ですので扇風機を使ってみるのが有効でしょう。また、型崩れが起こる原因として干すときにつま先を下にして斜めに立てかけて乾かしてしまうことがあります。つま先が曲がった状態で乾いて固定してしまうので、かかとを下にするか、上にしたいときはシューズハンガーなどで吊るして乾かすよう気をつけましょう。

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