意外と気付かない玄関ドアの汚れ!玄関ドアの簡単な掃除方法とは

一般家庭に取り付けられている玄関ドア

家の顔とも言える玄関。お客様を招いたり、仕事や学校から帰ってくるとき必ず玄関をくぐりますよね。玄関のドアは毎日触れるにも関わらず、汚れていることに気付きにくい場所。意外と汚れやすい場所だからこそキレイにしておきたいものです。そこで今回は、玄関ドアの簡単な掃除方法をご紹介していきたいと思います♪

木材の玄関ドア

木材で作られた玄関ドア

玄関のドアが木材で出来ているという場合、水拭きはNGです。木材は湿気に弱いため水分を吸収し、最悪の場合は中が腐るということに繋がります。

ドアの内側

汚れやホコリを落とすため、丁寧に乾拭きをします。玄関のドア専用のワックスで磨いていきます。ワックスを直接ドアに塗るのではなく、布の方につけてください。ワックスを含ませた布でドア全体を磨きます。下の方は特に汚れやすいので、念入りに行いましょう。

ドアの外側

ドアの外側は、常に風や雨・直射日光が当たるためすぐに傷んでしまいます。内側と同じようにしっかりと乾拭きをした後「ワックスを塗り磨く」、この工程を二度ほど繰り返しコーティングするようなイメージでワックスを刷り込んでいけば完了です。

金属のドア

金属で作られた玄関ドア

金属のドアは水洗いがOKです。ドアの内側は水拭き・乾拭きの順で拭けばキレイになりますよ。

ドアの外側

水を含ませたマイクロファイバーのクロスやスポンジで汚れを擦り落とします。大胆に水をかけてしまうと隙間から入り込み床がビショビショになってしまうのでオススメしません。汚れを落としたら、しっかりと乾拭きをします。水がドアに残っていると跡が残ってしまうので丁寧に拭き取ってくださいね。

手垢などの汚れも

金属製のドアは手垢がつくので、それもキレイに落としてしまいましょう。中性洗剤を水で薄め、スプレーボトルに入れます。スポンジにそのスプレーを噴きかけて手垢の気になるところを磨くとあっという間にピカピカになりますよ。

樹脂ドアの掃除の仕方と気を付ける点

樹脂でできたドアは、水洗いが可能です。レール部分に残った砂やゴミをそのままにしていると、傷の原因になってしまうこともあるので、こまめな掃除を心がけましょう。

ドアの表面

まず表面についた砂や埃を丁寧に取り除きましょう。水で濡らした布やスポンジを使うといいでしょう。隅の部分は歯ブラシを使うと綺麗に掃除することができます。
汚れが特に酷い時は、中性洗剤で汚れを落としてから水洗いしましょう。汚れが落ちたら、最後にかたく絞った柔らかい布か、スポンジを使って全体を拭き取りましょう。

樹脂ドアに使ってはいけないもの

洗剤を使うときは、かならず中性洗剤を使うようにします。酸性やアルカリ性、塩素系などの溶剤は樹脂部分を溶かしてしまったり、表面の塗料を剥がすことがあるので絶対に使用してはいけません。
傷を避けるため、掃除は柔らかい素材のもので行いましょう。ワイヤーブラシやサンドペーパーの使用は厳禁です。

どれくらいの頻度で掃除すればいい?

玄関やドアは毎日通る場所なので、こまめに掃除するのがベストです。しかし忙しくてなかなか毎日は難しい、という人も多いはず。二週間に一度くらいを目安にするといいでしょう。もちろん、汚れ方はその家によって違うので、汚れが気になるようならもう少し頻度を上げてみましょう。
全部を拭くのは大変、というときでも、取っ手やドアノブに付着する汚れはこまめに掃除するのがおすすめです。ここは毎日触れる場所だけに、外気や手垢で汚れが溜まりやすくなっています。最低でも一週間に一度、できれば気になったらその都度、こまめに拭くことで気持ちのいい玄関にすることができます。
建物の立地によっては、よりこまめに掃除をした方がいい場合もあります。特に海岸沿いに住んでいる人は、潮風による腐食が心配なので、一週間に一度は拭き掃除をすることをおすすめします。

ドア掃除で気を付けたいこと

タオルで拭き掃除をしている手

過ぎたるは及ばざるがごとし、というのは掃除でも同じです。綺麗にしようと擦りすぎると、大切な家の顔を傷付けてしまうことになりかねないので注意しましょう。塗膜を剥がしてしまったり、使う溶剤を間違えて腐食させてしまったりすると、更に大事になってしまうこともあります。

傷を避けるために、硬い素材で掃除しないようにすることも大切です。表面の光沢が落ちてきたと思ったら、自動車用のワックスを使うと光沢とツヤが復活します。ただし艶消しアルミサッシのドアは要注意。表面にムラを作ってしまいかえって見た目が悪くなってしまうので気を付けてください。
汚れの質を見極めることも大切です。黒ずみや油汚れは中性洗剤、シミは重曹、カビはカビ取り剤と使う洗剤を使い分けて掃除しましょう。傷やへこみ、変色などは個人の力ではどうすることもできないので、気になるようなら業者に依頼することを検討してみましょう。

玄関掃除も一緒に

ドア掃除をしたときは、玄関も一緒に掃除してしまいましょう。ドアから落とした汚れを一緒に綺麗にすることができるので、掃除の手間を省くことができます。
玄関の掃除は、たたき部分を綺麗にすることが基本です。溜まった土ぼこりや砂、どろをかきだしていきましょう。ホウキを使うときは、毛の部分がやや固めのものを選ぶと、砂など粒の大きいものもしっかり掃除することができます。ドアを開けて掃除をすると、空気の入れ替えも同時に行えます。

子供がスポーツ教室に通う曜日があるなど、玄関が汚れやすいタイミングがあるなら、その後に掃除する習慣を付けるのがおすすめです。玄関を汚れたままにすることがなくなります。
室内掃除のついでに、掃除機を使って掃除してしまうというのも簡単です。室内とたたき部分に同じ掃除機ヘッドを使いたくない、というときは、玄関専用ノズルを使うと良いでしょう。

最後に

普段から玄関の掃除はしていてもドアの汚れは見落としがち。玄関の靴箱やたたきを掃除するついでにドアもお手入れしましょう。特に玄関ドアの外側は、雨風に当たるので水垢が付く場合もあります。汚れを見つけたら、磨くことを習慣づけてみてはいかがでしょうか?
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