年末の一大イベントとも言える大掃除。年末はやることが多くて掃除だけに時間を取られるわけにはいけませんよね。大掃除といっても1日で終わらせたい人、何日かに分けて終わらせたいという方など様々。そこで今回は2つの大掃除スケジュールの立て方と、知っておくと役立つ掃除テクニックをご紹介します。
大掃除1日派のスケジュール
スケジュールポイント
- 汚れレベルを3段階に分け把握する
家中の掃除したい場所を決め、汚れ具合をチェック。「すごく汚い」「汚い」「少し汚い」といったように汚れレベルを3段階に分けリスト化しましょう。 - いつ掃除をするのかを決める
次は掃除する日を決めます。天気によっては掃除をしにくいこともあるかもしれません。自分の都合と天気予報を基準に決めてみてはいかがでしょうか。 - 掃除箇所と時間を1日の中に振り分ける
汚れレベルと掃除する日を決めたらいよいよ最終段階。紙に「6時~7時床掃除」「7時~8時窓掃除」といった具合に、掃除箇所や時間配分を振り分けましょう。
大掃除数日派のスケジュール
大掃除1日派・大掃除数日派。どちらにも共通して注意しておくことがあります
- ゴミ収集日を確認しチェックマークを付ける
年末の大掃除でありがちなのがゴミ収集日を逃すこと。何日の何曜日にゴミ収集があるのかを確認しカレンダーにチェックマークを付けることが大掃除には必要不可欠となります。
大掃除の時間短縮テクニック
大掃除を完了させるためには時間ロスをなくすこと。そのための2つのポイントを押さえることが重要になってきます。
時間短縮ポイント
- 掃除用具はひとまとめにして持ち運ぶ
大掃除となると様々な道具を使用しますね。バケツなどに必要な道具をひとまとめにして持ち運べるようにすると時間短縮に。 - ボロ雑巾のストックを用意
ボロ雑巾は掃除の必需品とも言えるアイテム。いつもより掃除箇所が多いでしょうからボロ雑巾のストックを何枚か捨てずに残しておくと掃除をする際にすぐ使用することが出来ますよ。
大掃除にあると便利なアイテム
大掃除にあると便利なアイテムをご紹介します。
- 使い古した歯ブラシ
- 重曹
- スポンジ
- 新聞紙
- ゴム手袋
- セスキ炭酸ソーダ
ご家庭にありそうなものでもこんなに大掃除に便利なアイテムがあります。 その中でも注目されているのが、様々な掃除に使える「セスキ炭酸ソーダ」です。セスキ炭酸ソーダは市販で粉末タイプと液体タイプで売っています。主な使用方法は液体をスプレーボトルに入れて、掃除箇所に吹きかけて雑巾などでふき取ること。その商品によって薄めたり水に溶かしたりと使い方は表示されているので参考にしましょう。
セスキ炭酸ソーダの使用例
- 水回りの水垢やぬめり
- フローリングのツヤ出し
- キッチンの油汚れ
- ドアノブの手垢
これらのようにセスキ炭酸ソーダは様々なところの掃除ができるお役立ちアイテムです。ドラッグストアやスーパーで簡単に手に入れることができるのでご家庭に常備して置いても損はありませんよ♪
汚れが気になる掃除場所
大掃除の中でも、特に汚れが溜まりやすい場所や普段手を付けにくい箇所などはどのように掃除をすればいいのかご紹介します。また、どの部分に関しても掃除するときは軍手の上からゴム手袋を履いた「軍手ぞうきん」で取り組みましょう。
換気扇
大掃除で面倒なのは換気扇という方も多いのでは?油汚れやヤニなどの固着してしまった頑固な汚れはなかなか落ちませんよね。用意するものは重曹ペースト・スポンジ・新聞紙。どのご家庭にもあるであろう道具を使って簡単に掃除することが出来るのです。
- 重曹ペーストを作ります。(重曹2:水1を30分放置します)
- 軍手ぞうきんをしたまま換気扇のパーツを外します。
- 新聞紙で油汚れをふき取ります。
- 汚れ部分に重曹ペーストを塗り30分放置します。
- 放置後、重曹ペーストを新聞紙でふき取り、スポンジとお湯で洗い流して完了です!
網戸
普段なかなか掃除することが少ない網戸。風が吹く度にホコリや砂が舞って付着しています。そんな網戸をきれいにしてくれるは、ボロ雑巾・スプレーボトル・メラミンスポンジ・重曹です。驚くほど手軽に網戸掃除ができますよ。
- 重曹水を作ります。(スプレーボトルに水200cclと重曹を入れかき混ぜます)
- まずは内側の網戸に重曹水を吹きかけます。(新聞紙を敷いて行うと汚れずに済みます。)
- スポンジに水を含ませ絞ります。
- スポンジで上から下に擦り、次は右から左へ擦りましょう。
- 内側の網戸が終わったら外側の網戸を先ほどの手順で掃除し完了です!
お風呂場
主婦の方を困らせるお風呂場のゴムパッキンのカビ。洗剤を使っても取れないという方もいると思います。そのカビには市販のカビ取り用スプレー・キッチンペーパー・ラップで撃退しましょう。
- カビ取りスプレーをカビに吹きかけます。
- キッチンペーパーを上から被せます。
- その上からカカビ取りスプレーを再度吹きかけます。
- さらに上からラップを被せ密閉させましょう。
- 半日放置して洗い流せば完了です。
最後に
大掃除のスケジュールはまず、ゴミ収集の日をチェックしましょう。せっかく綺麗になってもゴミが溜まってしまうとまたすぐに部屋の中も散らかってしまいます。また、掃除用品を予め想定し準備しておくのもスムーズに大掃除を終わらせる秘訣。今年の大掃除はしっかりと計画を立てスムーズに完璧にこなしたいものですね♪