トイレが臭い…そんな時に考えられる原因と対策(掃除の際の6つのポイント)

トイレは排せつ物を処理する場所なので、定期的に掃除をしてきれいにしたい所です。ただトイレ掃除をしてきれいにしたはずが、数時間たつとなぜかトイレ全体に臭いが再び起きる事に悩む人が多いといえます。なぜトイレ掃除をしたのに臭くなるのか、それには明確な原因があるのです。この記事ではトイレ掃除をしたのに臭いが発生する原因と、掃除をした後にできるだけ臭いを抑える方法をいくつか紹介します。

一番多いのは壁紙や床に染みついている臭い

トイレ掃除というと便器だけを洗っていればよいと考えがちですが、その認識が強い臭いを再び発生する原因です。掃除をした後に強い臭いが発生する原因として多いのが、便器ではなくトイレの壁や床に問題があります。

実は排せつ物を出した時もしくは水で洗い流すときに、目には見えないのですが小さい水しぶきが舞っているのです。その舞い上がった水しぶきが、そのまま便器から飛び出ることで室内の壁や床に吸収されます。壁や床に吸収された水には、排せつ物の臭い成分が吸着しているので、掃除をした後に時間が経つと壁紙に吸着した臭い成分が外に出ることで臭いが出るのです。

もう一つ臭いの原因で重要なのが、トイレの水があることによって室内は高い湿度を持つことになり、空気中のカビなどの雑菌にとっては格好の繁殖源になります。そして壁には排せつ物という栄養源もあるので、台所など建物内の水回り設備の中でも特に繁殖スピードが速くなるのです。

湿気と排せつ物による栄養源によって速い速度で侵食したカビなどの雑菌は、壁だけでなく便器の隙間に入り込んで繁殖しながら、自分自身を守るために酵素を生み出して身を守ります。そのカビなどの雑菌が生み出す酵素には独特の悪臭があり、それがトイレの臭いとして感じてしまうのも原因に挙げられるのです。

天井部分も要注意

トイレ掃除をした後に臭いが残る原因として壁と床が最も多いですが、もう一つ注意してほしいのが天井部分です。排せつ物の中にある臭い物質の多くは空気よりも軽いため、排出している途中もしくは水で洗い流す際に揮発して天井に上がります。

その天井に上がって蓄積した臭い物質が、トイレのドアを開けるなどによって風の対流が起きると、天井に溜まっていた臭いが風の対流と一緒に部屋中に拡散するのです。

アパートやマンションなどの個室のトイレの場合、室内の換気には天井に取り付けた換気扇を使う場合が多いです。排せつ物の匂い物質は吸着力が強いため、換気扇にも臭い物質が吸着します。そのため臭い物質が大量に吸着したまま換気扇を回してしまうと、ドアを開けた時と同様に風の対流を起こした時に臭いが拡散します。

原因を把握したうえで掃除をする

掃除をしたのに臭いが再び発生する原因が分かったところで、適切な掃除方法を行うことで臭いを抑えられます。

基本的に便器掃除をするのが最初になりますが、ここで注意したいのがブラシの扱い方です。便器掃除をした後に水気を払うために軽く叩きつける人が多いですが、叩いて水分を飛ばすことをするとブラシについていた水分が飛び散ってしまいます。そのため出来る事なら、市販で使った後に洗い流すことが出来るブラシが販売されているので衛生面を考えると利用してほしいです。

洗い流すブラシが無い場合には、やはり便器掃除をした後に拭き掃除をすることが重要になります。まず雑菌による感染を防ぐために、出来る事ならマスクと使い捨ての手袋を用意するのです。

そして準備するものとして2枚の雑巾と消毒スプレーを用意し、壁と床そして便器の隙間に散布したらすぐに濡れた雑巾でふき取ります。そのまま濡れたままだと雑菌が繁殖してしまうので、すぐに乾いた雑巾で乾拭きをして乾燥させるのです。

もし消毒スプレーが無かった場合には、トイレ用洗剤は拭き掃除にも応用が効きます。ただトイレ用洗剤を原液のまま使ってしまうと、強い洗浄力によって皮膚に付着すると炎症を起こす場合があるのです。そのためトイレ用洗剤を使う場合には、事前に水で薄めてから雑巾にしみこませて拭き掃除をします。その後は消毒スプレーと同様に、乾いた雑巾で乾拭きをして乾燥させて壁と床の掃除は完了です。

もうひとつ臭いの原因として多い天井部分に掃除をするためには、クイックルワイパーなどの拭き掃除専用の棒を用意します。もちろん脚立を用意して手作業で拭くということもできますが、やはり脚立の持ち運びが面倒というだけでなく拭ける範囲も限られてしまうのが難点です。そこでクイックルワイパーなどの拭き掃除専用の棒を使うことで、先端部分に布を巻き付ければ無理なく広範囲を拭くことが出来ます。

集合住宅で使われる換気扇を掃除するときには、まず完全に止まっていることを確認してから換気扇の回転する部分を取り外します。回転する部分を取り外したら、消毒スプレーを使って換気扇の内部とフレームを拭き掃除をするのです。そして回転する部分は、お風呂場に持っていって40度以上のお湯をかけて汚れを落としやすくします。満遍なくお湯をかけたら、今度は台所用洗剤もしくは汚れがひどい場合には強力な洗剤を用いて洗浄するのです。

洗剤で汚れを落として、臭いを嗅いでみて何も感じなかったら拭き掃除をしたのちに乾燥させます。そして完全に乾燥していることを確認出来たら、再びフレームに装着して無事に回転が確認出来たら掃除が完了です。

最後に適切な掃除をしても、一定期間は空気中に臭いが残っています。そこで掃除が終わったら窓を開けるだけでなく、すぐに消臭剤を散布するもしくは設置型の吸臭剤を使って臭い物質を消失させるとよいです。

正しい掃除をして強い臭いが取れない場合には専門家に依頼しよう

トイレ掃除をしても臭いが残るのは、排せつ物の臭い物質が壁や床そして天井に残っているためであり、適切な掃除をすることで軽減できます。ただまれに適切な掃除方法を行っても、臭いが取れない場合があるのです。

その場合は排水管が故障しているなど、個人では対処しきれない原因で臭い漏れしている場合があります。掃除をしても臭いが取れない場合には、無理をせずに専門家に依頼することが大事です。

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