いっぱいになった本棚がすっきり!本の収納術・アイデアまとめ

本好きな人のありがちな悩みと言えば収納に関することではないでしょうか。収納場所がなくなったり片付けの仕方が分からなくなったりで、乱雑な状態になっていることもあるものです。上手に大量の本と付き合っていくには収納に工夫を凝らすことが欠かせません。すっきりさせるためのポイントをチェックして不便を解消していきましょう。

本棚を買い替えてみる

本の量があり過ぎて収納ができない場合、手っ取り早い対処法としては本棚自体を買い替えしてしまうことでしょう。定期的に本を買っていると、どうしても収納スペースは足りなくなってしまいます。量に見合わない本棚では収納も上手くいきにくいため、思い切って大容量の物へと替えてみるのもひとつの手です。

壁面薄型タイプやスライド式本棚、上下2段セットタイプなど、省スペースでも大容量に整理ができる本棚もありますので、あまり物を増やしたくないという人でも導入をしやすいのではないでしょうか。

ただし、安易に買い替えや買い足しをすると、今後、本を処分する時に本棚の扱いにも困りやすいため、よく考えてから決断をすることが大切ですね。

棚板を増やす

いっそのこと棚を増やして収納力をアップさせる方法もあります。お手軽なDIYでできる対処法もあり、まず既存の本棚の上にブロックといった台を置き、その上に一枚の棚を置くというものです。

たったこれだけで収納スペースを増やすことができますし、本棚の高さや耐久性によっては、もっとスペースを拡大可能です。棚板をプラスする方法もひとつに挙げられます。本棚のデザイン次第では、棚板間の高さに無駄なスペースが生じてしまい、そこがデッドスペースになっていることもあります。

少し手間は掛かるものの、棚柱を本棚に取り付け、あとは打ち込みダボと棚を加えていけば、お手軽に収納力をアップさせられます。必要な道具は100円ショップでも購入できるため、費用もさほど掛からないはずです。

要らない本を処分する

要らなくなった本を処分するのも、収納スペースを増やす工夫のひとつでしょう。買い集めた手前、なかなか捨てられないこともあるかもしれませんが、増える一方ではどれだけの収納スペースがあっても追いつきません。増え過ぎたと感じた時には一度本棚の中身を出してみて、いる物といらない物とに分けてみることも必要です。

判断の目安は色々ですが、例えば処分にあたり何も感じるものがないようなら、自分には必要ではない本と考えられますので処分候補に入れてみるのも良いでしょう。図書館や電子書籍などで簡単に読める本も、積極的に処分を考えてみるのも良いかもしれません。

どうしても現物を所有したい場合やレアなタイトルならまだしも、そうではない場合は処分を実践し、また必要になるようならレンタルなどで済ませるのもひとつの手です。

背の高い順番に並べる

すっきりさせるためには収納力そのものに工夫を講じるだけでなく、同時に、収納の仕方に気を配ってみることも必要です。例えば、高さの異なる本が入り混じっていると、どこかチグハグな印象を与え、余計に乱雑に見えやすくなります。

そこで実践をしてみたいのが高さ順に並べていく方法で、例えば右側が一番高く、左側に向かって低くなっていくように入れ替えてみましょう。高さ順という法則によって並べられていることが一目瞭然で、法則に則った並びは美しさを演出します。

視認性が良い収納スタイルですと、取り出した本を後で戻す時にも分かりやすいため、例えば子供に自分で片付けをさせる時にも、入れる場所の判断も容易になるのではないでしょうか。

色ごとにまとめてみる

背表紙の色ごとでまとまりを作って収納をするのも、すっきり感と見栄えを良くするテクニックのひとつです。あっちこっちに異なる色の背表紙が配置されていると、散らかった印象を与えてしまい、益々すっきり感を損ねやすくなります。

色ごとで集めて並べていけばグラデーションによってインテリア性が高められ、統一感のある収納を演出します。特に見た目を重視したい人におすすめの収納術で、実用性よりも見せ方に拘りたい時に適しています。

なお、色で並べる場合は、近いカラー同士を隣にしていくと、より一体感が高まるはずです。黄色の隣には黄緑あるいはオレンジ系を置くといった具合に、色相環を踏まえて順番を決めると色の流れがさらに美しく見えやすいです。

本棚を使わずに収納する方法

収納をしたいものの本棚は使いたくない、そういった場合は衣類などを収納するクリアケースを活用してみるのが良いかもしれません。本の収納に困っている人の定番アイテムでもあり、本棚不要で大量の本を片付けることが可能です。背表紙が外向きになるように入れていけば、中身を外からでも簡単に確認できます。

ケース自体を重ねておくこともできるため、複数のケースを準備して積んでいくのも良いでしょう。ただ上蓋を開けるタイプですと本を出しにくくなりますので、なるべく引き出しタイプを使うのが無難と言えます。

カラーボックスも定番のアイテムです。奥行があるため、本のサイズによっては手前と奥の2列収納が可能です。ボックス自体の組み合わせにも自由度があり、例えば階段状に配置していくことで見た目に楽しい収納ができます。さらには合わせ技として家電ラック代わりに使うこともでき、ボックス内には本を入れ、ボックスの上にはテレビやオーディオを置くといったアイデアもひとつに挙げられます。

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