大掃除のコツはスケジュールと順番?場所別に掃除のやり方を解説

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大掃除のコツはスケジュールと順番?場所別に掃除のやり方を解説

普段、あまり掃除をしない人でも、大掃除だけはしっかりやろうと気合いが入るかもしれません。しかし、一生懸命掃除をしても、思ったよりきれいにならず、中には時間が足りなくなって途中でやめてしまった、なんていう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ハウスクリーニング業者が行うプロのテクニックの中から、効率的に大掃除を進めるためのスケジュールの立て方やコツのほか、掃除する場所や家電、設備別の掃除技術について解説します。

まずは大掃除のスケジュールを立てよう

最初にしておきたいのは、大掃除のスケジュールを決めておくことです。大掃除では、想定していたよりも大幅に時間がかかってしまうこともありますし、「大掃除で出たゴミを捨てようとしたら収集日が過ぎていて、ゴミの山が片づかない」といったこともあります。また、大掃除の当日になって、必要な掃除道具や洗剤が手に入らない場合もあるかもしれません。
大掃除を効率的に行うためには、事前にスケジュールを立てておき、時間を見積もって、必要な物をすべて事前に用意しておくことをおすすめします。まずは、大掃除のスケジュールの立て方を見ていきましょう。

大掃除の日程を決める

まずは、大掃除をいつ行うのか、何日で終わらせるのかを決めましょう。年末に実施する場合は、年内最後のゴミ収集日前に大掃除を終わらせておけば、すっきりとした部屋で新年が迎えられます。
必ずしも年末に大掃除をしなければいけない理由はないので、前倒しして進めても構いません。大掃除に参加できる家族の人数や家の広さ、ゴミ収集日などを考慮して、大掃除の日程を決めてください。

大掃除の場所や掃除内容などを決める

日程を決めたら、大掃除できれいにする場所と、具体的にどのような掃除をするのかを決め、必要な掃除道具をリストアップします。例えば、玄関先はほうきで掃くだけなのか、床やドアを水拭きしてワックスもかけるのかなど、作業内容で用意する道具が変わってきます。
さらに、それぞれの掃除にかかる時間も見積もっておきましょう。作業時間が長くなる場合は2日間に分けるなどして、無理のない日程に調整していきます。

大掃除を行う順番を決める

次に、どの場所から大掃除をしていくのか、順番を決めます。下記の4つのルールを意識すれば簡単に順番を決められますので、参考にしてみてください。

・掃除は「風上から風下」と「上から下へ」が基本
掃除は「風上から風下に向かって」「上から下に」していきましょう。大掃除で使用する洗剤の中には、においが強く、人によっては気分が悪くなる物もありますので、窓を開けて換気しながら掃除することをおすすめします。風が強い日は窓からほこりが入ってきやすいので、窓や窓のサッシなどから掃除していき、風上から風下に向かって掃除をすると、同じ場所を何度も掃除せずに済みます。また、ほこりは上から下に落ちるので、高い所から掃除していくことも意識してください。

・人の出入りが少ない場所から掃除する
人の出入りが少ない場所から掃除をすると、二度手間が省けます。せっかく掃除をしたのに、頻繁な人の出入りがあると、きれいにしたそばから汚れてしまうからです。特に、雑巾を洗ったり、つけ置きした汚水を流したりする洗面所や、キッチンのシンクの掃除は最後にしましょう。

・頑固な汚れ掃除は早めに着手しよう
落とすのに時間がかかる汚れは、早めに着手しておくことをおすすめします。例えば、カビがこびりついた浴室や、油まみれのキッチンのレンジフード、レンジ周りなどは、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーなどつけ置く時間が必要です。頑固な汚れが多い場所の掃除は、つけ置きの時間を見越して、早めに着手しましょう。

・大掃除の前に不用品を処分しておく
大掃除の前には、なるべく不用品を分別して処分しておきます。なお、ボロボロになったタオルは、大掃除のいろいろな場面で活躍してくれるので、捨てずに取っておきましょう。

大掃除を効率的に行うコツ

続いては、効率的に大掃除を行うためのコツを紹介します。大掃除を効率的に行うために必要なチェックリストの作り方や、大掃除で重宝する意外な日用品などについて確認していきましょう。

大掃除のチェックリストを作る

大掃除のスケジュールに沿って、チェックリストを作りましょう。日付と場所、掃除内容、必要な道具と洗剤、想定する作業時間、掃除する順番などを並べます。複数人で大掃除をするのであれば、担当者の欄も設けてください。

<チェックリスト例>

日付 掃除場所 掃除内容 必要なもの 作業時間 順番 担当
◯/◯ キッチン コンロ、天井、壁の油汚れを落とす、シンクを洗う、冷蔵庫を拭く 雑巾、バケツ、アルカリ性洗剤、スポンジ、ゴム手袋 120分 ◯◯
◯/◯
◯/◯

チェックリストを作ってみると、時間がかかる場所やトータルの作業時間などもわかりますので、自分たちがやりにくい場所だけハウスクリーニング業者に依頼するといったプランも立てやすくなります。

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大掃除で重宝する意外な日用品

掃除道具といえば、一般的には掃除機、ホウキ、チリトリ、雑巾などが思い浮かびますが、掃除専門の道具以外にも、身近な日用品が役に立つこともあります。

・古い歯ブラシ
大掃除に備えて捨てずに取っておきたいのが、古くなった歯ブラシです。窓のサッシやレンジフードの溝など、細かいくぼみに溜まった汚れをかき出すのに便利です。蛇口や排水溝など、水回りの掃除にも使えます。

・キッチンペーパー
キッチンペーパーは、油を拭き取るときによく使いますが、それ以外にも使い道はたくさんあります。落ちにくい汚れがある場所に、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼っておきましょう。長時間放置すると汚れが浮いてきますので、しつこい汚れの除去が簡単に行えます。キッチンの油汚れの拭き取りや、浴室のカビ掃除にもおすすめです。

・新聞紙
新聞紙は大掃除のときに床や壁が汚れないよう、敷いたり貼ったりすることがありますが、実は窓ガラスの掃除にも使えます。新聞紙のインクには油分が含まれているため、油汚れを落とすのに最適なのです。水に濡らした新聞紙で窓を拭けば、ピカピカになります。ガラス用の洗剤を切らしてしまったら、ぜひ試してみてください。

・ラップ
ラップは、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼った上にかぶせると、洗剤が短時間で乾くのを防いでくれます。浴室のタイルや目地にこびりついたカビを掃除するときに使えます。また、ラップに研磨剤をつけてシンクを磨くと、スポンジのような凹凸が少ないので研磨成分を汚れにしっかりとあてることができ、きれいに仕上がります。

・プラスチック製のカード
使わなくなったプラスチック製のカードも、大掃除のときに役立ちます。水垢などのザラザラする汚れは、カードを寝かせて削り取るようにしてこそげ落としましょう。

・割り箸
コンビニなどでもらった割り箸も、大掃除で大活躍します。割り箸の先にティッシュを丸めて輪ゴムで止め、綿棒のようにすることで、手が届かない場所のほこり取りや汚れの除去に使えます。

大掃除で準備しておきたい掃除道具

一般的な掃除用品のほかに、あると便利な道具をご紹介します。長時間にわたる大掃除で効率良く汚れを落とすために欠かせない物ばかりです。

・マイクロファイバーのクロス
マイクロファイバーのクロスは、繊維の目が細かいので、水だけである程度の油汚れを落とせる優れものです。フローリングの床や窓、鏡、蛇口、シンクなどの拭き掃除のほか、洗車にも使えます。

・メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、蛇口などの金属の部分をきれいにするのに最適な掃除道具です。樹脂などをこすると傷がついてしまうので、うっかり使ってしまわないようご注意を。

・ゴム手袋
ゴム手袋は、長時間にわたって水仕事をする大掃除には欠かせません。水や洗剤が誤って手袋の中に入ってこないよう、袖が長めの手袋をつけることをおすすめします。最近では、袖口にゴムがついた、使い捨てタイプの長手袋も販売されていて便利です。

汚れの種類と洗剤の組み合わせを知っておく

大掃除を効率的に進めるためには、汚れの種類や、その汚れに適した洗剤の種類を知っておくことが大切です。使う洗剤を間違ってしまうと、汚れが落ちないばかりか素材を痛めてしまう可能性もあるので注意してください。
汚れの種類には、「油分」「水垢」「ほこり」「カビ」などがあります。それぞれの汚れを落とすために最適な、洗剤の種類を見ていきましょう。

・油分:アルカリ性洗剤や重曹などが有効
キッチン周辺で発生する油分の汚れは酸性ですので、アルカリ性の洗剤で落とすことができます。また、重曹やセスキ炭酸ソーダなども有効です。拭き掃除だけで汚れが落ちない場合は、つけ置き洗いがおすすめです。上記でご紹介した、キッチンペーパーやラップを活用してもいいでしょう。

・水垢:酸性洗剤やお酢などが有効
浴室やトイレ、キッチンなどの水回りで発生する水垢は、アルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れは酸性洗剤で落とすことができます。便器にこびりついた尿石や、石鹸カスなどを落とすのにも有効です。一般的な酸性洗剤以外にも、お酢、レモン汁、クエン酸などが使えます。

・ほこり:濡らさずに吸い取るか拭き取る
ほこりには、土ぼこりと綿ぼこりの2種類があります。ほこりは濡らさずに掃除機などで吸い取るか、乾いた雑巾などで拭き取ってから水拭きすると、拭き跡がなく、きれいに仕上がります。

・カビ:塩素系のカビ専用洗剤を使用する
表面に浮いたカビは、アルカリ性洗剤や中性洗剤でこそぎ落とせますが、素材の中にまで浸透しているカビには、塩素系のカビ専用洗剤を使います。カビ専用洗剤は素手でさわると肌が荒れますので、必ずゴム手袋を用意してください。上記でご紹介した、キッチンペーパーやラップと洗剤を組み合わせることをおすすめします。
そのほかの一般的な汚れに対しては、水が使えるところであれば中性洗剤の使用が適しています。

大掃除に備えて日常でできること

大掃除を効率的に行いたいなら、普段から汚れを溜めないような工夫も必要です。
洗面所や浴室であれば水滴がついた所を早めに拭く、キッチンであれば油が飛んだ所を拭くといったことを心掛けましょう。たとえ1週間に1度、1ヵ月に1度でも、やるかやらないかでは、各段に差がつきます。
また、掃除道具は収納せず、見える所に置いておくと、汚れを放置することが少なくなるのでおすすめです。

大掃除前に知っておくと便利!掃除場所別のプロ技術

ここからは、大掃除の現場でハウスクリーニング業者がどのような点に注意しながら掃除をしているのか、プロの技術をご紹介していきます。

キッチン:頑固な汚れを素早く落とす

キッチンは、油で汚れたレンジフード側(コンロ側)から掃除していき、最後にシンクを掃除するときれいに仕上がります。
シンク周辺が大理石などの天然素材でできている場合は、使う洗剤によって溶けたり変色したりするので注意が必要です。シンクも、金たわしを使ったり、トイレ用の強力な酸性洗剤を使ったりしないようにしてください。
キッチンの天井は、ほかの場所と違って油分で汚れていることが多いので、タオルにアルカリ性洗剤をなじませて拭きましょう。

浴室:天井から浴槽、床まで、しつこい汚れを徹底洗浄

浴室掃除では、最初にタオルで天井を、次に壁を拭いていきます。タオルには酸性洗剤を含ませて落とします。天井が高い場合は、踏み台の使用がおすすめです。バスタブの縁は水で滑りやすくなっていて、のって作業をするのは大変危険なので、必ず踏み台を用意してください。

続いては浴槽です。浴槽の素材と洗剤の組み合わせには、十分注意してください。天然素材の浴槽に中性洗剤以外の洗剤を使うと、変色してしまうからです。中性洗剤で水垢が取れない場合は、専門業者に掃除を依頼したほうが無難です。変色させてしまう前に、業者に相談することをおすすめします。
樹脂系の浴槽であれば、中性洗剤で洗ってから酸性洗剤に浸し、汚れをやわらかくします。仕上げにこすり洗いをすれば完了です。
浴槽に使われている排水溝や風呂釜の蓋などが金属の場合、酸性洗剤をかけたまま放置すると変色してしまうので、あまり時間をかけないよう、手早く掃除することがポイントです。

カビ掃除をするときは、中性洗剤で1回掃除をして、乾拭きをしてから、塩素系のカビ専用洗剤を使います。濡れたままの状態でカビ専用洗剤を使うと、効果が薄まるのでご注意ください。ちなみに、酸性洗剤も乾いた状態で使用したほうが効果的です。
一度洗っただけでは除去できなかったピンク色のカビも、同様の方法で掃除しましょう。

トイレ:便器だけでなく周囲に付着した水はね汚れも逃さず洗浄

トイレは、便器から掃除をしていきます。掃除は「上から下に」が基本だとご紹介しましたが、トイレの場合は例外です。便器を掃除すると、目に見えない水はねの汚れがいろいろな場所に付着することがあるからです。
トイレの掃除には、酸性洗剤を使います。酸性洗剤は、塩素系のカビ専用洗剤などと同時に使うと有害なガスが発生するのでご注意ください。
手洗い用のタンクの水を温水洗浄便座に流用する古いタイプの便器の場合、タンク掃除に洗剤は使えません。洗剤の成分が残った水が温水洗浄便座から出てくる可能性があり、人体に悪影響を及ぼすからです。

洗面所:しつこいウロコ汚れもすっきり除去

洗面所を掃除するときは、棚に並んだ物をすべて片づけてから行います。洗面所の鏡などについたウロコ状の汚れには、酸性洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼りつけ、30分くらい放置します。時間が経ったらキッチンペーパーをはがして、スポンジで汚れをこすり落としましょう。
なお、くもり止め加工された鏡など、特殊な素材に酸性洗剤を使うと破損してしまう可能性がありますので、ご注意ください。

窓(ガラス・網戸):ほこりや手垢、カビなどを徹底除去

窓や網戸、サッシについた土ぼこりや手垢、たばこのヤニ汚れ、結露で付着したカビなどをきれいに落としていきます。窓の拭き掃除には、前述したように新聞紙の使用がおすすめです。
また、網戸掃除にも新聞紙は使えます。網戸を表と裏から湿らせた新聞紙で挟み込み、弱い力でこすることで汚れがきれいに落とせます。

リビング・寝室:天井から床まで手際良く掃除

リビングや寝室などは天井から掃除をしていくため、ソファ、ベッドなどに新聞紙やビニールなどをかけて行います。布団やクッションは、外に干しておくか、押入れにしまっておくと掃除の邪魔になりません。

まずは、天井や照明のシェードなどに掃除機をかけ、吸いきれなかった汚れを乾拭きし、水拭きでも取れなかった汚れは、中性洗剤などで拭き取ります。壁の掃除も同様の手順です。
カーテンは外して洗濯します。大掃除中にカーテンのような大物を干すスペースを確保するのは大変なので、コインランドリーの使用がおすすめです。
窓の掃除と家具の掃除が終わったら、最後に床掃除に移ります。カーペットや絨毯の場合は、粘着テープ系の掃除道具でほこりを取りましょう。
お部屋の掃除が終わったら、廊下掃除に移り、玄関の掃除が最後になるように掃除していきます。

大掃除前に知っておくと便利!家電・設備別のプロ技術

続いては、プロが実践する家電や設備ごとの大掃除テクニックをご紹介します。洗濯機、冷蔵庫、レンジフードなど、大掃除のときにしか手をつけない、大物の掃除方法を見ていきましょう。

洗濯機:外側の汚れは水拭きでしっかり落とす

洗濯機の本体外側は、水拭きが基本です。微量でも洗剤の成分が洗濯機の表面に残ってしまうと、塗装のはがれや錆、腐食につながるからです。
洗濯機の中は水を最大量入れて、洗濯槽用の洗剤を入れて一晩放置します。浮いたカビを回収するためのネットを入れて何度かすすぎ洗いをし、カビが浮いてこなくなったら完了です。

エアコン:分解して隅々まできれいに仕上げる

エアコン全体をきれいに掃除するには、分解作業をしなくてはなりません。最近はフィルターを自動で洗浄するお掃除機能がついたエアコンもあり、分解はかなり複雑な作業となります。

ただし、フィルターの掃除くらいなら、個人でも対応可能です。まずはフィルターを外し、掃除機などでほこりを吸い取ります。掃除機だけでほこりが落ちない場合は水洗いをしましょう。「ほこりがついていない側」から勢い良く水をあて、水圧でほこりを押し出します。反対側から水をかけるとフィルターが目詰まりしてしまいますのでご注意してください。

エアコンの内部掃除は一般の方には難しく、故障してしまうおそれもあるため、業者に依頼したほうが安心です。業者に依頼する場合は、下記ページをご確認ください。
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冷蔵庫:中も外も水拭きでピカピカに仕上げる

冷蔵庫の中の掃除は、入っている食材をすべて取り出し、コンセントを抜いてから作業を開始します。
まずは、溜まっている野菜のカスなどを取り除き、水拭きをします。マイクロファイバーのクロスなら、洗剤を使わずに汚れが落とせるのでおすすめです。
冷蔵庫内のにおいが気になるようであれば、コップ一杯の重曹水を用意し、中に入れてしばらく放置しましょう。外側は、洗濯機同様に水拭きがおすすめです。冷蔵庫の場合も中性洗剤を使うと、洗剤の成分を拭き残してしまうリスクがあります。

レンジフード:部品の落下に注意を払い、油汚れを徹底洗浄

レンジフード掃除でレンジフードやフィルター、換気扇などを取り外す際には、部品を落してコンロを傷つけてしまわないよう、コンロの上に古いタオルなどのやわらかい物を敷いておきます。
すべての部品を取り外したら、アルカリ性洗剤や重曹スプレーなどを使って油汚れを落とします。汚れがひどい場合は、つけ置き洗いがおすすめです。
つけ置きの方法は、空のダンボールを用意し、ビニールのゴミ袋の中にお湯とアルカリ性の洗剤を溶かして部品を入れます。お湯の温度は60℃くらいが最適です。それ以上熱いと、汚れは落ちやすくなりますが、素材にダメージを与える可能性もあるのでおすすめしません。

また、レンジフード周りの部品は、塗装はがれにも注意しなくてはいけません。劣化が激しい部品は、どれくらい塗装がはがれやすいか、目立たない部分をこすって様子を見ます。こすってはがれてしまったら、塗装をするか、フィルターなどの消耗品の場合は交換をしましょう。

レンジフード掃除は、分解作業を伴った大がかりなものになるため、業者に依頼したほうが安心です。業者に依頼する場合は、下記ページをご確認ください。
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ガスコンロ・グリル:つけ置き洗いでしつこい油汚れに対応

ガスコンロの五徳やグリルなど、油汚れがこびりついて固まっている物は、アルカリ性の洗剤を溶かしたお湯に5分くらいつけ置きをしてから、汚れをこすり落とします。一度で落ちない場合は再度お湯につけ、汚れが落ちるまで繰り返します。ただし、家庭用洗剤では完全に洗い落とせないこともありますので、その場合はハウスクリーニング業者に相談しましょう。

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オーブンレンジ・トースター:汚れをやわらかくするため重曹を使用

オーブンレンジの中の掃除には、重曹がおすすめです。耐熱容器に水200mlと小さじ2分の1杯の重曹を溶かして入れ、レンジで5分程度温めます。気化した重曹の成分がオーブンレンジ内に充満し、油汚れがやわらかくなります。あとは、拭き掃除をすれば完了です。レンジ機能のないオーブン単体の場合は、水拭きをしましょう。
トースターは網の部分を外して、つけ置きして汚れを落します。ヒーターの部分はもろくて壊れやすいので、力を入れて拭かないように注意してください。

きれいにするならハウスクリーニングの活用を

自分たちだけで大掃除をしようとすると、しっかりとした計画を立てる必要があり、多くの作業を短時間でこなさなくてはなりません。ハウスクリーニング業者のようにきれいにするには、大変な労力がかかります。
ハウスクリーニング業者は、エアコンやレンジフードなどの分解方法を熟知し、高圧洗浄機などの高価な掃除道具や、市販では手に入りにくい強力な効き目の洗剤などを持っています。豊富な知識を総動員して手際良く作業をするため、大掃除はあっという間に終わります。仕上がりの美しさも、一般人の手によるものとは段違いです。

大掃除で気力と体力を消耗しないためにも、専門のハウスクリーニング業者に依頼して、楽をしてみてはいかがでしょうか。ハウスクリーニングのプロであるカジタクでは、お得に一通りの大掃除ができる大掃除代行サービスもご用意していますので、ぜひご活用ください。

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