階段下をうまく使いこなすには?収納方法をご紹介

同じ家に長く暮らしていると気がつけば持ち物が増えて置き場に困るようになるというのは多くの人が経験している状況ではないでしょうか。そのような場合に、うまく活用することで収納場所を確保することができる可能性があるのが階段下です。そこで以下では、階段下をうまく使いこなすための収納術について、見ていくことにしましょう。

階段下により多くの荷物を収納するには

階段下は、天井部分が階段状になっていたり、奥行きの割りに高さがあったりするため、実際の容量の割りに荷物を収納することが難しいという特徴があります。そのため、容量を最大限に活かしてなるべく多くの荷物を入れるためには、ちょっとした工夫が必要となります。

例えば、奥行きはないが高さはあるということであれば、可動式の棚板を上部に取り付けることによって、なるべく上の方まで荷物を収納することが可能です。

また、壁面にフックを取り付けておけば、掃除用具などを吊るしておくこともできます。一方、階段下の奥行きがあるということであれば、コタツなどの季節ものの荷物を奥の方にしまっておき、前面には使用頻度の高いものを入れておくとよいでしょう。

片側収納のテクニック

階段下の奥行きが深い場合には、あまりに奥の方に荷物を詰め込んでしまうと、どこに何があるか分からなくなってしまいます。そのような場合には、片側収納を意識することがポイントです。

具体的には、階段下の壁面の片側だけに収納棚を設け、そこに順番に荷物を入れておくことによって、反対側に空間がある状態をキープしておき、そこから収納棚を見ることで奥のほうに何がしまわれているかを簡単に確認することができるようになるというわけです。

いたずらに荷物を詰め込んだだけでは、必要なときに荷物を探すことが困難となってしまうため、どのように収納すれば後々どこに何が入っているかを把握しやすいかという観点を踏まえて収納するようにすることが肝要です。

おもちゃの収納場所に最適

階段下は、実は子供のおもちゃを収納する場所として最適です。というのも、天井が低く階段状となっていることから、子供にとっては秘密基地のような感じのする場所であり、そこにおもちゃをしまっておくことで、階段下を彼らの遊び場所にしたり、遊び終わったら率先して片付けに行く動機付けがしやすいからです。

この場合に注意すべき点としては、おもちゃと他の荷物を一緒に収納しないようにするということです。おもちゃの収納場所は、子供が頻繁に出入りする場所になるだけに、そこに他の荷物も入れておくと、子供にとって危険を生じさせたり、逆に子供によって傷つけられてしまったりしかねないためです。

そのため、階段下をおもちゃの収納場所にする場合には、そのためだけの空間にするようにしましょう。

クローゼットとしても有用

階段下は、天井高があることから、外出時に使用するコートやジャケットなどを入れておくクローゼットとして使用することも可能です。その場合には、衣類を吊り下げることができるように、突っ張り棒を使って上部にハンガーを掛けておくとよいでしょう。奥行きがある場合には、前後に2本の突っ張り棒を付けることができるかもしれません。

また、突っ張り棒にS字フックを掛ければ、帽子やカバンなどをぶら下げておくこともできます。突っ張り棒は簡単に着脱することができることから、衣類が多くなる冬場だけ階段下をクローゼットとして使用し、それ以外の季節には突っ張り棒を取り外したうえで、冬場にしか使用しないこたつなどを収納しておくといった使い方をするのもお勧めです。

階段下に使えるアイテム

階段下になるべく多くの荷物を効率的に収納するためには、様々な収納グッズを有効活用することがポイントとなります。

例えば、小物を多く入れておきたいということであれば、三段式のカラーボックスを横置きにしていくつか重ねて使用するというのが一つの方策です。それによって収納場所を分けることができるため、収納したい小物をカテゴリー分けして、別々に入れておくことが可能となるのです。

また、殺風景な階段下をおしゃれに見せるためには、100円ショップなどで販売されているウォールステッカーを使用してみるのもお勧めです。木目柄やタイル柄など、様々なデザインのものが用意されているため、自分の好みに合うものを選んで階段下の壁面をデコレートするだけで、特徴のある空間に仕立て上げることができます。

階段下に収納できる意外なもの

階段下は容量が大きいだけに、意外なものを収納することも可能です。例えば、ドラム式の洗濯機を収納しておけば、階段下で衣類を洗濯し、二階に持って上がってベランダで干すといった一連の動作をスムーズに行うことができるようになります。ただし、この場合には、洗濯機と接続する水道の蛇口が階段下に必要となるという点に留意する必要があります。

一方、収納という言葉を用いるのが必ずしも適当ではありませんが、階段下は犬やネコなどのペットの居場所として活用することもできます。ペットのケージやペット用のベッドを設置しておくことによって、昼間はリビングで一緒に過ごし、夜間はそこで眠ってもらうようにすれば部屋の一角をペットに占拠されるという事態を避けることができるのです。

このように、階段下はアイデア次第で様々な用途に使用できるため、自分なりの使い方を考えてみるのもお勧めです。

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