水性・油性で落とし方が違う!ボールペン汚れをキレイにする洗濯方法とは

ボールペンでノートに書き込む手元

ボールペンは誰でも日常の中で1番使う筆記用具だと思います。しかし、使う頻度が多いと衣類などに誤って付いてしまうことも・・・。ボールペンの汚れは、水だけでは落ちません。また、水性・油性によって汚れの落とし方は異なります。それぞれに適した洗剤を使い、正しい方法でボールペンの汚れを落としましょう。

汚れを落とす前に、水性か油性か確認する

4本のボールペンのアップ

ボールペンは、水性・油性、大きく分けてこの2種類となり、落とし方がそれぞれ異なります。水性汚れを油性汚れの落とし方で行うと、余計に落ちにくくなります。ボールペンの汚れを落とす前には必ず、水性・油性どちらなのかを確認してから行いましょう。
また、どちらのボールペンも汚れは乾燥してしまうと落ちにくくなります。出来るだけ、汚れてしまったら後回しにせず、すぐに汚れを落とすようにするのが大切です。

水性ボールペンの落とし方

5本の歯ブラシのアップ

比較的、油性よりも落としやすいのが水性ボールペンです。

用意するもの

  • 台所用洗剤など(中性洗剤であればOK)
  • 歯ブラシ
  • 印刷のないビニール

では、どのようにして使用すれば良いのでしょうか。

落とし方

  1. 衣類の下にビニールを敷きます。
  2. 汚れた箇所に洗剤を付け、歯ブラシで生地表面を叩く
  3. 水かぬるま湯で洗い流す

この作業を何度か繰り返しましょう。ポイントは、衣類をゴシゴシとこするのではなくトントンと叩くことです。ゆっくりと丁寧に行いましょう。

油性ボールペンの落とし方

台の上に置かれた除光液とコットン

油性ボールペンの場合は、ご家庭にある意外なもので落ちるのです。

用意するもの

  • 消毒用エタノールか除光液(プロピレングリコール類含有のもの)
  • ティッシュ2枚
  • 汚しても良いビニール

落とし方

  1. 衣類に少しだけ洗剤を付け、隅や角に少量つけてみて生地が傷んだり変色しないか確かめます。
  2. 衣類の下にビニールを敷きます。
  3. ティッシュの上に汚れた箇所を下向きにして置きます。
  4. そのまま、洗剤を垂らして、もう1枚のティッシュを上からあてます。
  5. 上下2枚のティッシュで衣類を叩き、汚れを溶かします。
  6. 3~5までの作業を繰り返して、汚れが落ちたら必ず洗濯をしましょう。

汚れが落ちたら衣類を洗濯することが大切です。エタノールや除光液が衣類にしみ込んだまま放置をしてしまうと逆に傷んでしまいます。水洗いだけでは不十分ですので、しっかりと洗濯用洗剤で落としましょう。
消毒用エタノールや除光液は、100円ショップやドラッグストアでも簡単に手に入るので試してみてくださいね。

最後に

ボールペンは水性と油性により落とし方が異なります。間違った落とし方をすると余計に落ちにくくなってしまうので注意しましょう。また、洗剤は水性の場合は台所用洗剤、油性の場合は消毒用エタノールか除光液を使うことをオススメします。
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