【保存版】布団にカビが生えてたら!カビの取り方と予防法

布団

一日の疲れを取り、明日へのパワーを蓄えるのに大切な役割を果たしてくれる布団。ふかふかの布団に大の字に寝転がると、何ともいえない気持ちよさがあります。
そんな布団ですが、みなさんどのくらいの頻度で干していますか?仕事で家を不在にすることが多かったりすると、なかなか干す時間を取れない人もいるかもしれません。しかし、布団に湿気が溜まりすぎると、カビが生えてしまうこともあります。そうならないよう、定期的に布団をお手入れしてあげなければなりません。
この記事では、布団をカビから守りきれいに維持していく方法を紹介します。布団を整えることで、快適な睡眠を手に入れましょう。

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カビが生える原因

布団2

カビが生えやすいのは、どのような所だと思いますか?掃除の行き届いていない、じめじめした場所というイメージがあるのではないでしょうか。

  • カビが生えてしまう条件は、適度な湿度温度養分となるゴミが揃ったときです。

では、布団はどうでしょうか。人は一晩でコップ一杯程の汗をかきます。汗はシーツを通り布団に吸収されるので、布団に湿気が蓄積されていきます。また、人の体温で布団が適度に温められるのも、カビが発生しやすい原因となります。そして、目には見えにくい皮脂や髪の毛、フケやダニを養分として布団でカビは繁殖してしまうのです。このように、実は布団はカビが生えやすい環境なのです。

カビが生えた布団で寝る悪影響

カビというのは、ただ汚く見た目が悪いだけではありません。カビの胞子を人が吸い込むと、アレルギー性鼻炎や喘息、アトピー性皮膚炎を発症する可能性があります。免疫力が下がっていると、気管支炎や肺炎を引き起こすこともあるでしょう。

睡眠中に使用する布団は、毎日6時間前後密着した状態となります。そのため、布団にカビが生えていると、長時間カビの胞子を吸い込み続けることになってしまいます。免疫力の低い高齢者や小さな子供がいる場合には、とくに布団のカビには気を付けなければなりません。

 

カビを取る方法

布団カビ

布団にカビが生えてしまったときの対処方法を紹介します。

敷き布団

敷き布団は、家庭で丸洗いすることは難しいです。重曹を使って拭き取るようにしましょう。

  1. まず、スプレーボトルに水300mlと重曹大さじ2を入れてよく混ぜます。混ざったらカビにスプレーして3分置きましょう。
  2. その後、カビをつまみ取るように拭き取ります。拭き終わったら、消毒用エタノールで滅菌しましょう。
  3. 消毒用エタノールをカビかけて5分置いたあと、叩くように拭き取ります。最後に水でよく拭きあげておしまいです。

重曹でカビが落ちなかった場合、カビ除去スプレーという方法もあります。カビ除去スプレーは、インターネットで1000円から2000円で販売されています。

  1. 色落ちの可能性があるので、布団に使用する前に目立たないところで色落ち確認をするようにしましょう。
  2. 色落ち確認ができたら、カビにスプレーし30分おきます。
  3. その後の水ぶきは不要です。一度でカビが落ち切らなかったときには、数回繰り返してください。カビが落ちたら、よく乾燥させておしまいです。

布団カバーやシーツ

布団カバーやシーツは、丸洗いでカビを撃退することができます。まずは、酸素系漂白剤を使うやり方です。

  1. 液体の酸素系漂白剤を規定量水に溶かし、カバーやシーツを浸けこみます。
  2. 1時間ほど浸け置きしてから、洗濯機にかけましょう。酸素系漂白剤であれば、色柄物にも使えます。真っ白のカバーやシーツの場合は、衣料用塩素系漂白剤も使うことができます。
  3. 衣料用塩素系漂白剤を規定量水に溶かし、カバーやシーツを1時間ほど浸けこみます。
  4. その後、洗濯機に掛けて終了です。

塩素系漂白剤は強い洗剤なので、必ずゴム手袋やマスクを付けて、換気をしながら作業してください。脱色してしまうので、色柄のものには使わないようにしましょう。

 

カビの予防方法

布団やシーツのカビ予防法を具体的に紹介します。これからの季節カビが気になりますね。そのカビを最小限に予防する方法を書きたいと思います。

①布団は万年床にしない:これは就寝中に染み出た汗が布団に染み付くからです。

②布団は定期的に干す:これは基本中の基本です。そして寝室も換気するようにしましょう。

③布団は一度掛布団をめくった状態で1時間は置きそして畳む。:これは、敷布団の湿気を取る為です。こうする事で敷布団の湿気が取れる為、畳んだ時の湿度が全然違います。

④シーツは週に一度は洗濯する。:ちょっと面倒ですが、これは必須です。シーツはカビの温床です。定期的に洗うことでカビを元から退治しましょう。

⑤畳んだ布団は壁から放す。:ベッドの人は真ん中より壁側ではない方にに布団を置くと壁との隙間ができやすいかと思います。壁の湿度を布団に吸わせないためです。

仕事や育児で忙しい人も多いと思いますが、出来ることを少しずつでも実践していけば、毎日快適な布団で眠ることができます。頑張りましょう!

カビの生えてしまった布団を捨てるかどうか見極める方法

布団にカビが生えてしまった場合には捨てるのか、それともカビを除去するのか迷うこともあるでしょう。その場合は、カビの程度と布団の価格で決定するのがおすすめです。カビの程度が軽く自力で直すことが可能な場合、自分で直してしまうのが最も効率がよく経済的です。

カビの程度がひどく、自力では直せなかったりとても苦労すると思われる場合は、処分して新しいものに交換してしまった方がかえって良い場合もあります。しかし、使っている布団の価格によっては処分ではなく布団クリーニング業者に依頼するのも一つの手です。一枚あたり5000円以下でクリーニングを受け付けている業者もあるため、現在使っている布団が高額だったり、愛着がある場合は検討してみましょう。

これらを総合的に考えて、自分で直すのか業者に頼むのか、それとも処分するのかを決定するとスムーズです。

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布団を捨てる方法

ゴミ袋

カビが広範囲に生えてしまったときには、カビを落としきるのは難しいです。諦めて処分しましょう。敷き布団の寿命は一般的に5年前後といわれています。カビの範囲が狭くても、寿命が近い布団は思い切って買い替えるのもいいかもしれません。
布団の処分方法は、2つです。

 

粗大ごみ

電話やインターネットで回収の予約をし、粗大ごみシールを購入して貼りつけます。回収日の朝に、ゴミを出せばOKです。少し費用が掛かりますが、手間は掛かりません。

布団を解体して、普通ゴミ

布団をハサミで小さく切り分け、ゴミ袋に入れて出します。普通ゴミなので、回収の費用は掛かりません。ただし、羽毛布団を解体すると、羽毛が周りに飛び散り大変なことになります。実践するのは、綿布団のみにしましょう。また、ほこりがたくさん出るので、作業場所は慎重に選んでください。

布団の下のフローリングにもカビ、その場合の対処法

布団本体だけでなく、その下のフローリングのカビにも注意が必要です。

①もしもフローリングにカビを発見した場合はまずできるだけ静かに、フローリングワイパー等を使用しカビの胞子を拭き取りましょう。

  • この際、すぐに掃除機をかけてしまわないように注意して下さい。カビの胞子が部屋の中に巻き上がることになり逆効果となってしまいます。掃除機をかける場合は、フローリングを拭き取った後に行いましょう。

②それでもカビが取れない場合、80%の無水エタノール(無水エタノールと精製水を8対2で混ぜる)を使用しカビをよく拭き取ります。フローリングが色落ちする可能性があるため、事前に目立たない場所などで確認を行うと良いでしょう。

③色落ちが気になる場合、同じく殺菌作用があり色落ちを起こさない逆性石鹸を使用するのもおすすめです。

それでも落としきれない場合、カビがフローリング内部まで侵食してしまっている状態です。こうなってしまうと落とすのは非常に大変で、無理に落とそうとするとフローリングをさらに痛めてしまう原因になります。そのためできるだけ早く専門の業者に依頼することをおすすめします。

カビによる変色を除去する方法

カビの除去が完了しても、ポツポツとしたカビの跡が残ってしまうことがあります。
除去することは可能ですが、作業の過程で程度の大小はあるものの布団を痛めることになります。そのため変色の度合いをよく見たうえで、除去を行うかどうかを検討してから作業して下さい。
変色の除去は、漂白剤を使用する方法とカビ取り剤を使う方法の二種類で行うことが出来ます。それぞれの方法の特徴、手順について説明します。

漂白剤を使用する

スプレー式の漂白剤を使用し変色を除去する方法です。強力なものを使用すると布団を大きく痛めてしまうため、出来るだけ生地に優しいものを使用します。
この方法では、カビ取りを使用するよりも布団へのダメージを少なくすることが可能です。しかし、変色を除去する効果はカビ取りに劣ります。変色箇所が少なかったり、程度が軽い場合におすすめの方法です。

  1. まず最初にスプレーを使って変色部分に漂白剤を吹きかけ、しばらく放置します。
  2. この際布団へのダメージを減らすため、変色部分以外には出来るだけ漂白剤をかけないようにしましょう。
  3. 変色が薄くなるまで放置したら、40度程度のお湯で濡らしたタオルを使用し、漂白剤を付けた部分を叩くように拭いていきます。
  4. 漂白剤が残ってしまうと再びカビが発生する原因になるため、丁寧に拭き取りましょう。その後、布団を屋外でよく干して作業完了です。

カビ取り剤を使用する

市販のカビ取り剤を利用し変色を除去する方法です。この方法では漂白剤に比べてより強力に変色を除去することが出来ます。ただし布団にかなり大きなダメージを与える上、柄物には使用できない製品もあるため、作業を行う前によく確認が必要です。変色箇所が多かったりなかなか落ちなかったりと、漂白剤だけでは除去が難しい場合におすすめの方法です。

  1. まず布団の端の目立たない場所にカビ取り剤を吹きかけます。10分程度放置し、変色がないかどうか確認しましょう。
  2. 問題がないことを確認できたら、変色の起こっている部分全体にカビ取り剤を吹きかけます。
  3. 変色が消えるまで約10分ほど放置した後、布団を屋外でしっかり乾燥させれば作業完了です。

プロにお任せする

ご自宅で実践可能なカビの予防・対象方法についてご紹介しましたが、毎日使う布団を洗濯するのには限界がありますよね。クリーニングに頼みたいけど大きくて持っていくのが大変、小さいお子様がいるご家庭や高齢の方などはクリーニング店に行くのが困難な場合もあると思います。そんな時にオススメなのが「布団の宅配クリーニング」です。

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カジタクの布団クリーニングでは、干すだけで除去できない汗や皮脂汚れまで除菌・消臭します。品質保証もついているため、仕上がりに満足できなかった場合はもう一度やり直しができ、質の高さという点で安心です。

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