エアコンの風が弱い!風量が弱まる原因と対処法とは

エアコンから送風している

エアコンの送風が弱くて困ったことってありませんか?
「涼みたくても風が弱くて全然涼しく感じない。」「寒いのに全然部屋が暖まらない。」と不快な思いをされたことがあるご家庭は多いと思います。この問題を解決する為には、ご家庭の環境をエアコンが効きやすい環境にする必要があるんです!エアコンクリーニングのプロ集団、イオングループのカジタクが解説します。

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エアコンの風量が低下する原因をチェック!

考え込む作業着姿の女性

 エアコンの風量が弱まる主な原因として、以下の5つが挙げられます 

・エアコンの仕様や設定
・フィルターの性能
・外気の影響
・フィルターやエアコン内部の汚れ
・エアコンの故障

原因と対策を詳しく紹介していきますので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

まずはエアコンの仕様や設定を再確認!

はじめにチェックしたいのが、エアコンの仕様や設定です。温度設定や風量の自動設定のほか、製品独自の運転モードやエコ設定、電流制限、時間帯ごとの静音運転設定など、設定の影響によって風量が弱まっていることがあります。リモコンの表示をチェックして、今どのような設定になっているのか一度確認してみるといいでしょう。

また、エアコン本体の運転ランプが点滅している、予熱・霜取りランプが点灯しているといった場合では、予熱運転や霜取り運転 が行われているため、送風が一時的にストップします。運転が完了すると、冷房や暖房が使えるようになります。

予熱運転や霜取り運転にかかる時間 は、エアコンの機種によって様々です。一般的には、数分から20分ほどで完了するものが多く、いつまでたっても終わらない場合は故障の可能性が考えられます。

フィルターは純正のものを使っている?

エアコンのフィルターは純正品ですか? それとも純正品以外のものでしょうか。もともとあった純正品のフィルターが破損や劣化してしまった場合など、間に合わせで社外品のフィルターを使用していることもあるかもしれません。

社外品の汎用フィルターにも高品質なものはもちろんありますが、機能性が低いものを選んでしまうとエアコンの風量低下につながります。例えば、フィルター自体に厚みがあり、通気性が著しく劣るものなどです。

 試しに数分間など少しの間フィルターを外してみて、エアコンの風量が改善するかチェック を行いましょう。風量が十分に出るようであれば、フィルターの交換で解決できると考えられます。

新しく交換するフィルターはメーカーが推奨する純正品がおすすめです。純正品が手に入らない場合は、通気性に優れた高品質なフィルターを選ぶようにしましょう。

外気の影響かも

窓に温度計を付けている

外からの熱・冷気を遮断

外から室内に入ってくる熱・冷気は、全体の約7割が窓からと言われています。
夏場は太陽の光が直接入ってくるお部屋は、特にエアコンの冷えが悪いとされています。 遮熱性の高いカーテンを取り付けて、外からの熱を遮断してエアコンの冷気を逃がさないようにしましょう。  冬場は外からの冷気を遮断する厚手のカーテン・窓用断熱シートパネルなどを部屋に設置してみましょう。

室外機の温度

夏場は室外機の周りの温度が高くなっていると、熱交換がうまくいかずエアコンの効きが悪くなります。 室外機に直接太陽の光が当たらないように、少し離れたところにすだれや植物を置いて日陰を作ってあげるようにしましょう!  冬場は室外機の周りに物が置いてあると、暖房効果が落ちてしまいます。雪が室外機の周りに積もったり、室外機に雪が吸い込まれることでエアコンの効きが悪くなります。防雪フード・防雪ネットなどを室外機に設置して、雪対策もしてみましょう!

フィルターやエアコン内部の汚れが原因の場合も多い

 エアコン内部やフィルターの汚れは、風量の低下を引き起こします。埃や汚れが蓄積すると、エアコンの風が弱まるだけでなく、送風がカビ臭くなる、故障の原因になるなどのトラブルにつながります。 

エアコンの仕組み について少し説明させてください。エアコンは、本体の吸い込み口から部屋の空気を取り込みます。空気はフィルターを通って熱交換器で温度変換され、ファンの動作によって吹き出し口から出ていきます。

空気の通り道が正常であれば、空気はスムーズに冷風や温風に変えられます。しかし、エアコンの各箇所で汚れがたまると、空気の通り道が狭くなり、風量が低下してしまいます。

実際にどのような悪影響が生じるのか、具体的に見ていきましょう。

吸い込み口の汚れの影響

エアコンの表面には、室内の空気を取り込むための吸い込み口があります。この吸い込み口に埃や汚れが詰まっていると、空気を取り込む力が弱くなってしまいます。

吸い込み口は埃がたまりやすい部分です。脚立や柄の長いモップなどを使って、定期的に埃を取り除くようにしましょう。

フィルターの汚れの影響

エアコンのフィルターには、空気中に含まれる埃やゴミを取り除く役割があります。エアコンを使用するたびに埃などが蓄積されるため、掃除を怠ると目詰まりを起こしてしまいます。そうなると空気の流れが遮られ、風量が弱まる、消費電力が増加する、機器に負荷がかかるなどの悪影響が生じます。

フィルターを掃除することで、エアコンの効きがよくなるケースは多くあります。忙しい日常の中でやや手間ではありますが、2週間に1回、あるいは1ヵ月に1回など、無理のないペースで清潔な状態を保ちましょう。

熱交換器の汚れの影響

熱交換器は、取り込んだ空気を冷風や温風に変える重要な場所です。熱交換器に汚れがたまると、空気を通す道の幅が狭められ、冷風や温風がスムーズに流れなくなってしまいます。エアコンの風が弱まる、冷暖房効率が悪くなるなどの影響が出る可能性があります。

熱交換器の掃除 についてですが、エアコンの内部にあり、誤ったお手入れによって故障やトラブルにつながるリスクもあるため、ご自身での掃除はあまりおすすめできません。安全面も考慮して、プロのクリーニング業者に依頼する方が安心でしょう。

ファンの汚れの影響

ファンは、風の流れを作る重要な部分です。温度調節した空気を吹き出したり、循環させたりする役割を担っています。ファンに汚れがたまると風を作り出せなくなってしまいます。具体的には、風量が弱まる、風ムラが起こる、じわりじわりとしか風が出ないなどの状態に陥ります。

熱交換器と同様にファンもエアコンの内部にあるため、掃除の際は取り扱いに注意 が必要です。分解洗浄など専門的な技術を持つプロのクリーニング業者を利用しましょう。

エアコンの故障

最後の可能性として、エアコン内部の機能的な故障も考えられます。エアコンの基盤のショートやファンモーターの故障などが原因で、風量が弱まるケースもあります。このような場合は、エアコンのメーカーや購入店舗、専門業者などに相談する形となります。賃貸物件にお住まいの場合は、管理会社へ相談しましょう。

エアコンの風が弱い原因が、故障によるものなのか、それ以外の理由によるものなのか、なかなか判断しづらいと思います。エアコンの掃除を行うことで改善するケースも多いので、修理を依頼する前にまずは以下でご紹介する掃除をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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汚れの蓄積は風量や性能・消費電力に悪影響! エアコン掃除をしていますか?

エアコン内部のフィンを掃除

自力の掃除方法2選

掃除機で埃を取る!

エアコンフィルターを自分で掃除するなら、 自宅にある掃除機 を使うのがお手軽です。

  1. エアコンの前面カバーを外して、左右2枚のフィルターを外します。外したフィルターは床に新聞紙などを敷いて、フィルターの表側を上にする形で置きましょう。
  2. 掃除機で優しく網の目の部分から詰まった汚れを吸い取ります。なぜ表側から汚れを吸い取るのかというと、裏側から吸うとフィルターの表側から吐き出されようとしていた汚れを無理に裏側に引っ張り戻すことになるからです。
  3. お風呂場でたわしやブラシを使ってこびりついた汚れを落とします。フィルターの裏側から表側に汚れを吐き出させる形でシャワーを当てるのも効果的です。頑固な汚れが落ちない時は中性洗剤も併用するとフィルターはピカピカになります。
  4. フィルターを洗い終えたら、あとはきちんと水を切ってからしばらく陰干しにします。濡れたままエアコンに装着すると水が垂れてきたり、下手すると故障してしまうこともあるからです。

詳しくはこの記事を見てみてください。

フィルタークリーナーで洗う!

フィルタークリーナーというフィルター掃除用の洗浄スプレーがドラッグストアなどで売られているので、そのスプレーを使います。しかし、このスプレーを使った掃除方法はあまりオススメできません。

フィルタークリーナー(スプレー)が適していない場合も

エアコン洗浄スプレーは、 エアコンの汚れがそれほど酷くない場合に適しています 。例えば、エアコンが使い始めでまだ新しい場合や、プロの事業者に洗浄してもらって間もない場合などです。このようなケースでは、市販の洗浄スプレーでも十分な効果が期待できるでしょう。

一方、長い期間エアコンの掃除をしていないなど、汚れやカビが内部に蓄積されている場合では、市販の洗浄スプレーでは対処できないことがあります。スプレーの使用方法によっては、かえってカビが繁殖したり、汚れが広がったりするなど、デメリットとなるケースも存在します。

栄養が残ってかえってカビが繁殖する

エアコン洗浄スプレーの使用によって、逆にカビが繁殖してしまうことがあります。エアコン内部に残った薬剤は落としきれなかったカビの栄養となり、新たなカビや嫌なニオイを発生させます。

このような事態を防ぐためには、洗浄スプレーの成分に注目することが重要です。除菌や消臭効果成分だけではカビを抑えられないので、 「防カビ」「抗菌」などを謳った商品を選ぶようにするといいでしょう。 

手間がかかる

エアコン内部のカビや汚れが酷い場合、ある程度きれいにするだけでも、長い時間と手間がかかることが予想されます。長年蓄積されたカビや汚れはとても頑固です。思うように汚れが落ちず、洗浄スプレーが何本あっても足りない! といった状況に陥ることもあるかもしれません。スプレーを何本も買うとなると、時間や手間だけでなく、お金もかかってしまいます。

また、洗浄スプレーでエアコンを掃除する場合は、事前準備が必要です。掃除をするにあたっては周りを養生しなければなりませんが、慣れていないとなかなか上手くいかず、時間がかかります。また、養生が上手くいってない場合、汚れた水などが部屋に撒き散ってしまう可能性があります。

首肩腰にくる

エアコンは天井近くの高い場所に設置されています。頭より上の場所での作業なので、マスクやメガネを着けてもカビやほこりを吸い込んだり目に入ったりすることもあるでしょう。

また、作業中はずっと上を向いて腕を上げていなければならないので、首や肩、腰などに負担がかかります。汚れに向かってスプレーを噴射し続ける作業は、なかなか大変です。終わった時には首肩腰がバキバキに固まってしまうという事もありそうです。

完全に汚れを取るのは難しい

長年エアコンの掃除をしておらず、カビや汚れが広範囲に及ぶ場合、洗浄スプレーだけで綺麗な状態にすることは困難です。蓄積された汚れを落としきることは難しく、また、エアコン内部の隅や奥など洗浄スプレーが届かない場所の汚れはどうすることもできません。

徹底的にエアコンを綺麗にしたいのであれば、プロにクリーニング業者にお願いした方が確実に汚れを落とせるでしょう。

詳しくはこの記事を見てみてください。

それでも風量が変わらない時は

エアコンのカバーを外している風景

自分で分解して内部まで清掃やチェックをすることって可能なもの?

もし、専門の事業者に頼らずに自分でエアコンのパーツを分解して細部の洗浄や確認を行う場合、製品ごとの構造や取り外し順、各部ごとの正しい洗浄方法などを理解したうえで入念に行う必要があります。必要な工具を用意したうえで、前面カバー、フィルター、ファン、ドレンパン、熱交換器といった順で、細かな配線なども頭に入れて外していかなければなりません。

Webサイトや動画サイトなどでエアコンの分解洗浄についての情報が紹介されていることもありますが、メーカーや機種ごとに細かな手順や注意点が異なるため、正しい方法を理解して正確に作業を行うことは難しいと考えられます。専門的な知識を持っていないと、故障や新たな不具合の原因につながってしまう可能性もあります。

また、エアコンの分解作業には、十分なスペースが必要です。家具が密集していたりと手狭な環境では、プロでないと効率的な作業が難しくなります。

エアコンを自分で分解し、内部まで清掃やチェックをすることは不可能ではありませんが、故障や事故のリスクがあります。また、時間をかけて清掃やチェックを行ったとしても、エアコンの風が弱い原因を突き止められるとはかぎりません。

「手間や時間をかけずに解決したい」「安全な方法を選びたい」という場合は、エアコンクリーニングのサービスを提供する事業者に依頼するのもおすすめの方法です。

エアコンクリーニングのプロに依頼する

1か月に1回の定期清掃をしているのにエアコンの効きが悪く風量が弱いままの時は、エアコンクリーニングのプロに相談してみて下さい。エアコンクリーニングのプロは、エアコンの分解し内部まで洗浄をします。フィルター掃除はもちろん、 ご家庭では落としきれない送風ファンや熱交換器のカビ・ホコリ汚れまで徹底的に洗浄 してくれるんですよ。

そうすることで内部のカビやホコリを取り除き、エアコンの効率が上がります!

プロのクリーニングならではのメリット

カビやほこりは蓋をあけた時に見えるフィルターだけではなく、内部のフィン、ファンなどにより溜まっているんです。しかし、エアコン内部の掃除は素人が行うのは難しく、故障の原因になってしまう可能性もあるため、プロにクリーニングをおまかせするのが安心です。

プロのクリーニングの具体的な手順や内容は、この記事を見てみてください。

電気代の削減ニオイの改善にも効果があるのでぜひ一度試してみて下さい!

最後に

エアコンの風量調整は、節電にも繋がります!風量が強い状態で長時間エアコンを使わなくても良いように、日頃から

  •  外気の温度管理 
  •  室外機の周りの管理 
  •  月に一度のフィルター清掃 

を徹底してみて下さい!それでも、どうしても改善されない時はプロのエアコンクリーニングにお任せしてみて下さいね♪汚れが原因の場合は改善されますよ!

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フィルターやカバー部分はもちろん、日ごろお掃除できないエアコンの内部パーツまで分解し専用洗剤で徹底洗浄エアコンメーカーと独自研修で高い技術力があるので、安心してお掃除をおまかせください!

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