生乾きの臭いとはこれでおさらば! 洗濯物の臭いの原因と対処法完全版

洗濯したのはずなのになぜか洗濯物がまだ臭っているという経験をしたことがある人も多いでしょう。きちんと洗濯して天日干しもしたのに、なぜか生乾きの臭いがするということも少なくありません。生乾きの臭いなのかそれとも他の原因なのかわからなくて困っている人も多くいます。今回は洗濯物が臭う原因と、その対処法について解説していきます。

洗濯したのにまだ臭う?

洗濯物がなぜ臭うのかわからないという人も多くいます。生乾きだから臭うのかなと天日干しをしたり、もう一度洗ったりしても効果がないなんてことも珍しくはありません。洗ったばかりの洗濯物から嫌な臭いが漂ってくると気分も下がってしまうでしょう。この洗濯物の嫌な臭いは消臭スプレーなどでは対処しづらく、多くの方の悩みの種になっています。洗濯物の臭いが気になったことがあるという人は約8割、というアンケート結果もあります。

なぜ臭う?

綺麗にしたり臭いを取るために洗っているはずなのに、なぜ洗濯物は臭ってしまうのでしょうか。洗濯物の臭いが発生する条件として考えられているのは、生乾きによるもの、洗剤の入れすぎ、洗濯機の汚れといった問題などが考えられています。

臭いの原因

洗濯物が臭う原因としてあげられるのは、「細菌」です。細菌が繊維の中で繁殖することによって嫌な臭いの原因になってしまうのです。この細菌は人の汗や皮脂などを餌にして繁殖しますから、着用した衣服や濡れたタオルなどを長時間洗濯機の中などで放置してしまうと繁殖しますし、洗濯後に長く放置してしまうことでも繁殖して嫌な臭いが残ってしまうことになります。

洗濯機の汚れも原因の1つ

また、洗濯機が汚れているということも考えられます。毎日使用する洗濯機は、カビや雑菌が繁殖しやすい場所なのですが、掃除をしている人は意外に少なく汚れたまま使っているというケースが多いのです。洗剤の使い過ぎなども、細菌を繁殖させる要因として考えられています。臭いが気になるからと洗剤を使いすぎるのは逆効果ですので、注意が必要です。洗剤を入れすぎると石鹸カスが残ってしまい、それを餌として細菌が繁殖しやすくなると言われています。

洗剤を変えても意味はない?

洗剤や柔軟剤を変えることで、洗濯物の嫌な臭いを取りたいと考えている人もいるでしょうが、残念ながら洗剤を変えたとしても、すでに洗濯物についてしまった雑菌臭というものは簡単には落ちません。まだ臭いがついていない洗濯物に使うのなら、殺菌力の強いものや抗菌の洗剤に変えるというのも効果はありますが、すでについた臭いを取るというのはなかなか難しいでしょう。臭いが取れないからと洗剤や柔軟剤を使いすぎるのも逆効果ですから、表示されている分量で使うということも重要なことになります。

消臭効果の高い洗剤に変える

基本的に洗剤を変えることに意味はありませんが、除菌力の強いものや除菌だけでなく消臭効果が高い洗剤に変えることである程度の効果を発揮する場合もありますので、使ってみるのもいいでしょう。

臭いの簡単な取り方

雑菌臭がついてしまった衣服やタオルは諦めなければいけないのかというと、それは違います。雑菌臭を取る簡単な方法もいくつか存在しているのです。まず、酸素系漂白剤を使うという方法です。酵素系漂白剤を30~40度程度のぬるま湯に分量通りに入れて、その液に洗濯物を1時間程度つけておきます。その後洗濯機に入れて、いつも通りに洗うだけです。これだけで、臭いをすっきり取ることができるので試してみてください。

煮沸消毒も有効

熱湯で消毒消臭するという方法もあります。これは大きめの鍋などで洗濯物を5分程度煮沸する方法なのですが、フェイスタオルなどの小さな洗濯物なら問題なく行うことができるでしょう。雑菌は熱に弱いので、煮沸することで雑菌を取ることが可能です。

それでも取れない…ガンコな臭いにはこれ

頑固な臭いには、クエン酸を使って消臭をするという方法があります。また、クエン酸には柔軟剤の効果もありますから、洗濯物をふんわりとさせる効果もあるのです。まず洗濯槽に水を張って、その中に小さじ一杯程度のクエン酸を投入して溶かします。クエン酸が溶けたら洗濯物を投入して1時間ほどつけ置きしましょう。その後はそのままいつもと同じように洗剤を入れて洗濯機を回せば頑固な臭いを取ることができます。

クエン酸がない場合

クエン酸がないという場合には、酢を使っても大丈夫です。水40リットルに対して、40ccから50cc程度の酢を入れます。酢を使って消臭する場合には濯ぎを2回に設定して、1回目の濯ぎの際に酢を投入するようにしてください。

これからのための臭い予防策

洗濯物の臭い予防のためには、まず洗濯に使用する水に注意をすることが必要です。おふろの残り湯を使う人も多いでしょうが、洗いのみで使うのなら問題ありませんが、すすぎの時に使うと臭いが残る可能性があります。おふろの残り湯には雑菌が多いですから、すすぎの時には水道水を使うようにしましょう。また、洗いの時に40度程度のお湯を使うと雑菌が繁殖しにくくなりますから、臭い予防につながります。

臭いを残さない

洗濯時に使う洗剤は、抗菌力の高いものを使うのも効果的です。部屋干し用といったものや除菌率○○%というような商品は、抗菌力が強くなっていますから、臭い予防力が高くなるでしょう。
洗濯したら放置せずにすぐ干すようにするということも、臭い予防としては有効です。濡れたまま放置することで雑菌は繁殖しますから、繁殖する時間を与えないためにすぐに乾かす、またはすぐに乾燥機にかけるということもひとつの方法です。

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