「自分で」エアコンクリーニングをするやり方・コツを解説|「所要時間」「頻度」等も紹介
本記事はエアコンクリーニングを自分でやるかどうか悩んでいる方に向けて、「自分でやるエアコンクリーニングのやり方・コツ」に焦点を当てて解説しています。
カジタクの「エアコンクリーニング」の商品プラン・詳細説明はこちら。
1.エアコンクリーニングは自分でできる?
結論から言うと、エアコンクリーニングは自分でできます。
ただし、場所によって自分でやるのが難しい場合があるので、事前にどのように掃除をする必要があるのかきちんと頭に入れておきましょう。
自分でも掃除しやすい箇所、掃除しづらい箇所はそれぞれ以下の場所になっています。

- 本体カバー
- フィルター
- 吹き出し口
- フィン(熱交換器)
- ファン
- ドレンホース
- 室外機(内部)
- ドレンパン
2.エアコンクリーニングを「自分でやる」やり方・コツ
「自分でやりやすい」「自分でやりづらい」箇所別に、それぞれの掃除のやり方・コツを解説します。
以下のやり方に沿って進めれば、自分でも掃除することが可能です。
2-1.「自分でも掃除しやすい場所」のやり方・コツ
本体カバー(所要時間10分)
| 必要な頻度 | 2週間〜1ヶ月に1回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 手袋、ハンディモップ、雑巾、中性洗剤など |
- ハンディモップ、雑巾などでゴミやホコリを取り除く
- 布を水で濡らし、固く絞って拭く
- 汚れが落ちない場合は中性洗剤を染み込ませて拭く
- 水拭きで仕上げたあと乾いた布で拭く
<本体カバー掃除 イメージ図>
本体カバーとは、エアコンの周りの白いプラスチック部分のこと。
カバーの外だけでなく、内部もきちんと拭き掃除をする。
フィルター(所要時間20分~40分)
| 必要な頻度 | 2週間に1回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 手袋、掃除機、歯ブラシ、中性洗剤など |
- 前面パネルを開け、フィルターを外す
- 表面に掃除機をかけて大きなホコリを吸う
- ホコリがついていない側(裏側)からシャワーをあてて、水洗いをする
- こびりついたホコリを歯ブラシなどで取り去る
- 油汚れなど、落ちない汚れがある場合は中性洗剤で洗う
- 十分に乾かしてから、元に戻す
<フィルター掃除 イメージ図>
網目は崩れやすいので、力を入れて洗わない。
吹き出し口(所要時間:15分)
| 必要な頻度 | 1年に1回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 手袋、ハンディモップ、雑巾、キッチンペーパー、中性洗剤など |
- 電源を切り、吹き出し口を開ける
- ハンディモップで吹き出し口の手の届く範囲のホコリを落とす
- 水で濡らし、固く絞った布で拭く
- 汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を含ませた雑巾やキッチンペーパーを使用して汚れを落とす
- 仕上げに水拭き&乾拭きをする
<吹き出し口掃除 イメージ図>
エアコンを壊してしまう可能性があるので、無理に見えない部分までやろうとしない。
2-2.「自分では掃除しづらい場所」のやり方・コツ
エアコンに詳しくない人が分解などをすると、うまくいかず壊してしまう可能性があり、また、電子部品などを濡らしてしまい、ショートしてしまうかもしれません。分解などが必要な、内部の掃除はプロに頼むと安心です。
ここではどうしても掃除したい方に向けて詳細を書いています。
フィン(所要時間30分~)
フィンはエアコン内部、フィルターを開けた場所に位置する部分です。
| 必要な頻度 | 1年に1〜2回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 掃除機、ブラシ(古い歯ブラシ)、ビニール、市販の専用スプレーなど |
- エアコンのコンセントを抜く
- エアコンのフィルターを取り出し、フィンの部分をむき出しの状態にする。
- エアコン周辺を汚れないように養生する
- フィンについたホコリを掃除機で吸い取り、落としきれないものはブラシで取る
- 市販のエアコン洗浄スプレーをフィンに直接噴霧し、時間を置く
- 1~2時間自然乾燥させる
<エアコンのフィン掃除 イメージ図>

- 必ずコンセントを抜いて作業する
- エアコンの周辺を養生して、周囲を汚さないようにする。
- 乾燥が不十分だとカビの原因になるのでしっかり乾かす。
ファン(所要時間40分~)
ファンはエアコンの奥にあるため、掃除がとても難しい場所です。
| 必要な頻度 | 1年に1〜2回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | ドライバー(分解用)、ビニール、掃除機、市販の専用スプレー、雑巾など |
- エアコンのコンセントを抜く
- パーツごとに分解し、取り外す
- エアコン周辺を汚れないように養生する
- ファンについたホコリを掃除機で吸い取る
- 洗剤を吹き掛ける
- 霧吹きに水を入れたもので洗剤を洗い流し、タオルで水分をふき取る
- コンセントを入れ、最低でも1時間、送風運転をして内部を乾かし、パーツを元に戻す
<ファン掃除 イメージ図>

- 必ずコンセントを抜いて作業する
- エアコンの周辺を養生して、周囲を汚さないようにする。
- 乾燥が不十分だとカビの原因になるのでしっかり乾かす。
ドレンホース(所要時間10~15分)
専用ポンプ(サクションポンプ)を使ったゴミの取り方を解説します。
自分でドレンホースの中身まで掃除するのは難易度が高いので、目に見える部分の掃除に留めておくことをおすすめします。
| 必要な頻度 | 1年に1回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 割り箸や古い歯ブラシ、タオル、市販の専用ポンプ、バケツなど |
- ドレンホースの出口付近に溜まった汚れを、割り箸や古い歯ブラシなどでかき出す
- エアコンの吹き出し口をタオルで覆う
- ポンプの口をドレンホースの口にピッタリ入れ込み、ハンドル部分を4~5回引く
- ポンプをドレンホースから外し、ポンプの先を地面やバケツなどに向けてからハンドル部分をゆっくり押し込み、ゴミや汚水を排出する
<ドレンホース掃除 イメージ図>

自分でできる範囲は、あくまでゴミを取る・つまりを解消するだけ。
中身まで綺麗にするにはプロに依頼するか、「ドレンクリーナー」といった名称で市販されている、電動・全自動のポンプを用いる必要あり。
室外機(所要時間10分~)
室外機から異音がしたり、中にゴミがたまっていたりする場合はプロにお願いしたほうがいいですが、自分でもできる範囲でできることを解説します。
| 必要な頻度 | 1年に1回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 箒とちり取り、掃除機、ブラシ(古い歯ブラシ)など |
- コンセントを抜き、室外機周辺を掃き掃除し、室外機カバーの汚れを雑巾で拭く
- 室外機の横や裏側にある「金属板(フィン)」を掃除する
- 室外機の周辺を片付けて、エアコンの効率が下がらないようにしておく
<室外機 イメージ図>

室外機の周りにものがあると、効率が落ちてしまうので置かないようにする。
ドレンパン(所要時間100分~)
ドレンパンは空気中の水分が気体から液体になった水を受ける皿で、エアコン内部に位置しています。
ドレンパンの掃除は分解・分離が必要となり、とても難しい部分です。
破損や故障に気を付けて慎重に行いましょう。
| 必要な頻度 | 1~2年に1回 |
|---|---|
| 必要な道具・洗剤 | 柔らかめのブラシ、雑巾、アルカリ系の洗剤 など |
- エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
- エアコン周辺の養生をする
- パーツごとに分解し、取り外す
- ドレンパンを浴室や庭などに持っていき、洗浄する
- ドレンパンの水分を取り、元に戻す
- 十分乾いてから元に戻し、分解していたパーツも戻してコンセントを入れる
<ドレンパン イメージ図>

取扱説明書をよく読み、分解する。無理に取り外すことは避ける。
3.自分でエアコンクリーニングをする「メリット&デメリット」
以下、プロにエアコンクリーニングを依頼するメリットとデメリットについて解説します。
3-1.自分でやるメリット

メリット①:安くできる
エアコン掃除は自分でやれば、費用をほとんどかけずにできます。
エアコン洗浄スプレーなどを用意する必要はありますが、多くが1,000円程度で手に入れられるでしょう。
ただし洗浄パーツや汚れごとに使用できる洗浄剤が違うため、適したものを購入する必要があります。それでも、プロに依頼するより低コストです。
メリット②:スケジュール調整の必要がない
エアコンクリーニングをプロに依頼するときは、業者とやり取りしながらスケジュールを調整する必要があります。
気を付けるのは業者には繁忙期があり、予約が取りづらい時期があることです。
その点、自分で掃除をするのであれば、気になった時にすぐにできるので手軽です。
3-2.自分でやるデメリット

デメリット①:汚れ残りが発生する
自分でエアコン掃除できる範囲は基本的には手の届く範囲に限られます。
そのため、内部の奥にある手の届かないところや破損しやすいところは手つかずのままとなり、汚れやカビがそのまま放置され続けます。
たとえ内部まで掃除したとしても難しい作業になるため、汚れを落としきれるとは限りません。
デメリット②:根本解決にならない
手の届かないところにある汚れは空気に乗って吹き出し口から拡散されるため、いくら定期的に掃除しても根本解決にはなりません。
エアコン内部やドレンパンに発生したカビが空気に乗って拡散されると健康被害のおそれもあります。
デメリット③:手間がかかる
エアコンの内部を自分でクリーニングするには、大掛かりで手間がかかります。
さらに養生をしっかりしないと、部屋中に汚れが飛散して壁や床に付着するおそれがあります。
