水を使わずに料理できちゃう【2020年版】おすすめの無水調理鍋3選

みなさんは、無水調理鍋という調理器具を知っているでしょうか。水を使わない無水調理が簡単にできる鍋なのですが、一体どういう鍋なのかよく分からない方もいるかもしれません。
今回は無水調理鍋がどういった調理器具なのか、普通の鍋と何が違うのかなど詳しく解説します。選ぶ時のポイントや、おすすめの無水調理鍋も紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

無水調理鍋ってどんな鍋?

無水調理鍋というのは、水を使わずに調理できる鍋のことです。普通の鍋は、ある程度の水を使って調理することが多いですよね。しかし、無水調理鍋なら一切水を使わず、煮る、茹でる、炊く、炒めるといった調理ができてしまうのです。

水を使って茹でたり煮たりすると、素材の栄養分や旨味を逃してしまいますが、無水調理鍋で調理すればそんな心配もありません。

煮るや茹でるといった鍋の基本的な調理法だけでなく、焼いたり炒めたり鍋1つで色々な調理ができるのも無水調理鍋の特徴です。美味しいだけでなく、栄養満点の料理がたくさん作れるのは嬉しいですよね。

食材が持っている油分を活かして調理できるので、少ない油でヘルシーな料理を作りたい時にも利用できます。

なぜ水を使わずに調理ができるの?一般的な圧力鍋との違い!

水を使っていないのに、煮たり蒸したりできるのはちょっと不思議ですよね。

水を使わずに調理できる秘密は、無水調理鍋の構造にあります。無水調理鍋の蓋は特殊な構造をしており、火にかけた食材から発生する水蒸気が鍋と蓋の間に溜まり密閉されます。

水分が外に逃げないので、食材の水分だけで調理ができるというわけです。似たような構造の圧力鍋がありますが、無水調理鍋とは若干構造が異なります。

圧力鍋はゴムパッキンによって、蓋と鍋を完全に密封します。そのままだと鍋の中の圧力が高まり過ぎて危険なため、圧力弁から自動で圧力を逃すようになっているのです。

この時に水蒸気が逃げてしまうので、圧力鍋では無水調理することはできません。これが無水調理鍋と、圧力鍋の大きな違いです。

無水調理鍋はどうやって選ぶ?

無水調理鍋を選ぶ時は、まず使われている素材に注目しましょう。アルミニウムやセラミックコーティング、鋳鉄ホーローなど様々な素材の無水調理鍋があります。

手入れがしやすいセラミックコーティング、安価でコスパ抜群のアルミニウムなど、素材によって特徴があるので自分の優先順位に合わせて選ぶことが大切です。

鍋の大きさと重さも、選ぶ時の重要なポイントになります。鍋はとにかく大きければよいというわけではありません。普段何人分の料理を作ることが多いか、鍋を保管するスペースなどによって最適なサイズは変わります。

とりあえず大きなものを選べば問題ないと考えがちですが、必要以上のサイズを選んでしまうと置き場所に困ったり、料理する時に不便だったりするので注意しましょう。

蓋を鍋として使える便利なHALムスイのKING無水鍋

まずオススメするのは、HALムスイが製造しているKING無水鍋です。広島県の工場で丁寧に作られた国産の鍋で、厚手で軽量、耐久性にも優れているということで長年愛され続けています。

アルミニウムの特性を活かし、優れた熱効率を持つKING無水鍋は短時間で調理ができます。保温力にも優れているので、火を止めた後も高温が続き余熱を利用して調理が可能です。

ガスや電気代を節約したい、そういう方にもぴったりな無水調理鍋です。蒸す、茹でる、煮るなど1つの鍋で8通りの使い方ができます。

直火やIH、オーブンにも対応しているのも嬉しいポイントです。お手入れが簡単で、ダッチオーブンよりも軽く持ち運びもしやすいので、アウトドア用の鍋としても十分活躍してくれます。

職人が一つ一つ丁寧に作っているバーミキュラのオーブンポットラウンド

バーミキュラは、愛知ドビーが手がけている鋳物ホーロー鍋のブランドです。クオリティが高いだけでなく、デザイン性が注目され日本のグッドデザイン賞を獲得したこともあります。

そんなバーキュラのオープンポットラウンドは、炊く、ロースト、スチームなど様々な無水調理が可能な人気の鍋です。バーキュラのオーブンポットラウンドは、日本の職人が手作業で蓋と本体の接合部分を仕上げています。

ホーロー部分は3層にコーティングすることで、強い遠赤外線を発生させ食材の組織を壊さずに、内側からしっかりと加熱してくれます。素材の持つ旨味や栄養をそのままに、様々な料理をすることができます。

直火、ハロゲン、IHに対応しているのも魅力です。

アメリカの調理器具メーカーが作る人気の無水調理鍋

 

アリゾナ両手鍋も人気の無水調理鍋です。ビタクラフトというアメリカのステンレス調理器具メーカーが作る無水調理鍋で、全面多重構造で保温性にも優れています。

アルミニウムとステンレスを重ねあわせることで熱効率を高めているので余熱調理も可能です。無水調理鍋は、いかに水分を逃さず調理できるかが重要なポイントです。

アリゾナ両手鍋は、鍋と蓋の接着部分に水蒸気の膜ができ、ベイパーシール効果によって水分の逃げ道をしっかり塞いでくれます。これにより、水を使わない無水料理を可能にしてくれるのです。素早く均等に熱が伝わる構造により、少ない油で様々な調理ができます。

余計な油を使わなくてすむので、ダイエット中の方や健康志向の方にもおすすめの鍋です。

シンプルなデザインで洗いやすく、簡単に綺麗な状態を保てるので長く愛用できるのも嬉しいポイントです。

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