スキー・スノボウェアは洗濯してから仕舞わないと汚い!洗濯方法から干し方まで

スキー・スノボで遊んだ後、ウェアの洗濯はどうしていますか?ゲレンデでレンタルしたウェアであれば洗濯について考えることはありませんが、自前のウェアの場合は自分で洗濯しなければいけません。干して乾いたら仕舞うだけという方もいるかもしれませんが、それでは不十分です。
また、スキー・スノボはシーズンが決まっており、ウェアもそのシーズンにしか使用しません。約一年間という長い間保管しておく必要があるため、適切な洗濯をして仕舞う必要があります。しかしスキー・スノボウェアってどのように洗濯すればいいのかよく分かりませんよね。適切な洗濯方法を知ってスキー・スノボウェアを長持ちさせましょう!

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スキー・スノボウェアは洗濯しないと汚い

スキー・スノボウェアは毎回洗濯する必要があります。スキー・スノボで遊んだことがある方ならご存知だと思いますが、ゲレンデは寒い割に動いていると汗を掻くものです。また、ゲレンデで転ぶと雪や土などが付着し、思っている以上にウェアは汚れています。汚れは時間が経つと落ちにくくなってしまいますので、使用後はできるだけ早く洗濯しましょう。

また、ウェアを汚れたまま仕舞ってしまうと、汚れが落ちにくくなるだけではなくウェアの性能にも影響します。スキー・スノボウェアにとって防寒と並ぶ重要な要素が「撥水性」ですが、汚れが残っているとこの撥水性が低下してしまいます。撥水性が低下するとウェアの表面に水分が残ることになりますので、通気性が悪くなり不快な着心地となります。

洗濯方法

洗濯表示の確認

まず確認するべきなのはウェアの洗濯表示。「洗濯機使用の可否」「手洗いの可否」等を確認し、それぞれのウェアにあった洗濯をする必要があります。洗濯機使用、手洗いの両方が許可されていない場合には、残念ながら自宅では洗濯できませんのでクリーニングに出すことをお勧めします。

色落ちの確認

次に、色落ちの確認をしましょう。ここで確認をしっかりしておくことで、より安全に洗濯をすることができます。手順は簡単で、まずウェアの端っこの方など目立たない部分に洗濯洗剤の原液を付けます。10分ほど放置した後ティッシュで拭き取り、そのティッシュに色が付いていなければ色落ちする可能性は低いので安心です。もしティッシュに色がついているようなら、色落ちする可能性が高いので注意が必要。色落ちを防ぐ洗剤などもあるので、検討してみてもいいかもしれません。

洗濯機で洗う方法

洗濯表示の色落ちの確認ができたら、いよいよ洗濯に入ります。まずは洗濯機を使用可能なウェアの場合から。ウェアは畳んだ状態で洗濯ネットに入れ、洗濯表示に従って洗濯をします。洗濯機弱水流マークがついている場合は洗濯機の手洗いコースかドライコースを使用しましょう。すすぎ、脱水まで普段の洗濯通りに行なって問題ありません。ただし、念のため他の洗濯物と一緒に洗濯することは避けましょう。

手洗いで有る方法

次に手洗いで洗濯する場合の方法です。桶や浴槽にウェアがしっかり浸かる程度の水を溜め、洗濯洗剤を入れます。この時温水にしてしまうとウェアを傷める危険性がありますので、必ず冷水(25度以下が目安)を使ってください。ウェアを洗剤溶液に入れて押し洗いし、汚れを落としていきます。表面は撥水コーティングがされているため、裏側の生地にもしっかりと洗剤が行き渡るようにたまに裏返しながら押し洗いをすると、よりよく汚れを落とすことが可能です。よく押し洗いをしたら、洗剤溶液を捨てて新たに水を溜め、そこにウェアを入れます。再び押し洗いのような方法を数回繰り返すことで洗剤を完全に洗い流します。最後に手で軽く絞ってある程度脱水します。

脱水方法

ここからは洗濯機使用の場合と手洗いの場合に共通の脱水方法です。バスタオルを複数枚床に敷き、そこにある程度脱水できているウェアを広げます。上から別のバスタオルを乗せて優しく叩くように水分を吸収させていきましょう。ここでできるだけしっかりと脱水することで、干す時間の短縮になります。

干し方

スキー・スノボウェア脱水ができたらウェアを干して乾かしましょう。この時にも洗濯表示を見て天日干しの可否等を確認し、それに従った干し方をする必要があります。スキー・スノボウェアは乾くまでにかなり時間がかかります。より早く乾かすために、いくつかポイントがあります。

内側に空間を作る

まず、ジャケットは幅の広い、厚みのあるハンガーにかけてできるだけ内側に空間を作り、通気性をよくします。
また、チャックは空けておいた方が水分がこもらず乾きが良くなります。ただし、この場合は風で落ちてしまう可能性があるので洗濯バサミ等でしっかりと固定しておきましょう。ズボンはズボンハンガーにかけてしまうと内側に空気が通らなくなってしまうので、靴下や下着をまとめて干すためのたくさん洗濯バサミがついたものを利用し、できるだけ腰回りを広げて干すと良いでしょう。

裏返しで干す

その他に、ジャケットもズボンも内側の素材の方が水を吸収していて乾きにくいので、裏返してから干すと大幅な時間短縮になります。

撥水スプレーをかける

完全に乾いたらウェアを取り込み、撥水スプレーを全体に均一に吹きかけます。過剰に撥水スプレーを吹きかけてしまうと逆に汚れとして残る可能性もあるので、薄く吹きかけるだけで十分です。ちなみに防水スプレーというものもありますが、これは防水効果に特化したもので通気性まで低下してしまうのでスキー・スノボウェアに使用するのには向きません。
ここまでしたあと、綺麗に畳んで保管しておけばウェアの性能低下を防ぎ、綺麗で清潔な状態のままウェアを使用し続けることができます。

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