コインランドリーでも洗える?おすすめの毛布の洗濯方法

冬場にしか使用しない毛布は大きくてかさばるため、家族分を自宅で洗濯するとなると一日仕事になってしまいます。また干す場所に困ることや、洗った後の保管場所など毛布に関する悩みを抱えている人も多いでしょう。ただ、毛布は便利なサービスを利用すると簡単に洗濯が可能です。そこで今回は毛布の洗濯方法について紹介します。

コインランドリーで毛布を洗濯するには

洗濯表示を確認

毛布をコインランドリーで洗う前に、まず水洗いができる毛布かどうかを確認しておきましょう。毛布にはいくつかの素材があり、アクリルやマイヤーポリエステル、マイクロマティークであれば洗濯が可能です。基本的には化学繊維であるとコインランドリーでも洗えますが、シルクやキャメル、カシミヤといったデリケートな動物繊維は水洗いができません。そのため、ドライクリーニングに出す必要があります。

洗剤を確認

コインランドリーにはいくつかの種類があり、通常は洗濯機と乾燥機が用意されています。洗剤や柔軟剤はお店によっては自分で用意するところや、その場で購入が可能なところ、スイッチをオンにすると自動で洗剤や柔軟剤が投入されるところなどありますので前もって確認しておくのがいいでしょう。どのタイプの洗濯機があるのかが分からない場合には洗剤や柔軟剤を持ち込んでおくと安心です。

時間を確認

洗濯機と乾燥機は別々で使用が可能で、洗濯機だけを利用して乾燥は自宅で行う人も見られますが、もともと重量のある毛布は水分を含むとさらに重くなってしまいますので、乾燥もコインランドリーでしてしまうのがいいでしょう。また、コインランドリーでの乾燥は非常に高温であるためダニの撃退が可能です。さらに外干ししたことで毛布に花粉がついてしまうことも防げます。
コインランドリーでの洗濯にかかる時間は30分程度であり、乾燥にもさらに30分から40分かかります。そのため洗濯をスタートさせ、30分後に来店して乾燥機に入れ直し、そのまた40分後に取り出しに来るのが最適です。長時間入れっぱなしにしておくと外の利用客に取り出されてしまうこともありますので注意しましょう。

料金を確認

かかる料金はお店によって異なりますが洗濯と乾燥で800円から1000円程度が相場です。一度に約10キロ程度の洗濯物が洗えますので、シングルのアクリル毛布であれば一度に3枚程度まとめて洗えます。

コインランドリーで毛布を洗う時に気をつけたいこと

乾燥時に注意

毛布をコインランドリーで洗濯する際、特に気をつけたいのは乾燥時です。というのも、毛布の洗濯表示には「タンブラー乾燥はお避けください」や「タンブラー乾燥禁止」と書かれていることがあります。タンブラー乾燥というのは乾燥機のなかで洗濯物を回転させながら乾かすタイプのものであり、ほとんどのコインランドリーで使用されているのがこのタイプです。タンブラー乾燥は非常に高温になりますので、熱に弱いアクリルやポリエステルタイプの毛布はおすすめできません。

もしうっかりタンブラー乾燥させてしまった場合には毛玉が大量にできてしまうことや毛がごわごわになってしまうことも考えられます。そのため、アクリルやポリエステル素材の毛布はコインランドリーで洗濯し、自宅に干すのがいいでしょう。どうしてもその日のうちに乾かしたい場合には、熱によるトラブルを防ぐため乾燥機に入れる時間を10分程度にし、その後自宅で干すと乾きが早くなります。

小銭を用意

また、コインランドリーを使用する際には、あらかじめ小銭を用意しておくのがおすすめです。多くのコインランドリーではお釣りが出ないことも多くありますので、100円玉や500円玉を多めに用意していきましょう。もし両替機が設置してある場合でも千円札にしか対応していない場合もありますので注意が必要です。

自宅でも洗濯は可能

コインランドリーが近くにない場合には自宅でも毛布の洗濯は可能です。

洗濯の前に

まず、洗濯を始める前に一旦吊るし、毛布をたたいてホコリを落としておきましょう。その後コインランドリーの場合と同様に洗濯表示を確認します。シミや汚れがある場合には洗剤の原液をタオルなどにしみこませ、汚れている部分をたたいておきましょう。洗剤は素材によって異なりますが、おしゃれ着洗い用などを使用するのがおすすめです。

蛇腹で畳んで洗濯

毛布が毛羽立ってしまわないように洗濯機の大きさに合わせて蛇腹にたたみ、汚れている部分を外側にしてネットに入れます。洗濯機に大型コースや毛布コースなどがある場合にはそのコースを選択します。デリケートな素材の場合には手洗いコースを選ぶのもいいでしょう。

洗濯機に入らない場合

もし洗濯機に入りきらない場合には浴槽に15センチ程度水を張り、その中に適量の洗剤を溶かして踏み洗いをする方法もあります。洗い終わった後はシャワーをかけながらすすぎを行い、すすいだ後に再び浴槽に水を張り柔軟剤を入れます。柔軟剤に毛布を浸したら水気を切り軽くすすいだ後、もう一度踏んで水分を絞りましょう。浴槽のふちに毛布を掛け、水を十分に切った後、外に干します。

干し方

干し方は洗濯機の場合も踏み洗いの場合も同様で、物干し竿を2本使用しM時になるように干すのと早く乾きます。

やっぱり便利!宅配クリーニング

自分で毛布を洗うのは可能ですが、失敗したら困るという人はクリーニングに出すのがおすすめです。特に動物系の繊維などのデリケート素材である場合にはクリーニングに出すのが安心でしょう。自宅に取りに来てくれて、洗い終われば持ってきてくれますので重い毛布を持ち運ぶ必要もありません。

保管サービも便利

また、冬場にしか使わない毛布は、保管サービスがあるクリーニング店を選ぶのもいいでしょう。毛布を使わなくなった時期に預けると、クリーニングを行った後には次のシーズンまで預かってもらえます。きちんと管理された環境で保管してもらえるためカビなどが生える心配もなく、かさばる毛布の保管場所に困ることもないことから人気のサービスです。

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