石粉粘土でこんなものまで!様々な使い方をご紹介

ハンドメイドでアクセサリーを作るのに最適な石粉粘土を知っていますか。石粉粘土は紙粘土よりも強度があるので、さまざまなアクセサリーを作ることができます。これから石粉粘土の特徴や紙粘土との違い、石粉粘土を使って作れるものやその具体的な作り方まで紹介していきます。これを読んで興味をもったら、石粉粘土を使って自分にしか作れない作品を作ってみましょう。

石粉粘土とは

石粉粘土とは石を細かい粉状にしたものに接着剤のような薬品を混ぜたものです。石粉粘土の最大の特徴は乾燥させると硬くなって削れることです。しっかり乾燥させるとかなり硬くなるため、削ることができるのです。乾燥させた後に削ることができるので、時間を気にせずに彫刻をおこなったり、表面に模様をつけたりすることもできます。

もし削り間違ったりうまく模様をつけられなかったりした場合は、上に粘土を重ねることでやり直すことができます。石粉粘土は一度乾燥しても水でぬらすと柔らかくなるため、失敗した時に修正しやすいところが魅力のひとつです。

石粉粘土は使い勝手のよさや独特の質感から、アクセサリー作りに適しており多くの人が完成度の高いものを作っています。

紙粘土との違い

石粉粘土には紙粘土にはない魅力があります。紙粘土は紙を細かい粉状にしたものに糊などを加えたものです。紙粘土は保育園や小学校の工作の時間にもよく使われる、最も身近な粘土です。さまざまな形を作りやすいのと乾いた時に非常に軽くなることから、子どもの作品作りに最適なのです。

紙粘土も石粉粘土と同じように乾くと少し硬くなりますが、石粉粘土と比べると衝撃に弱く壊れやすくなっています。石粉粘土は乾くと紙粘土より少し重さがあり、衝撃に強く丈夫という特徴があります。

石粉粘土を伸ばして細いひも状や、うすい板状にしても切れたり壊れたりすることがあまりありません。石粉粘土はよく伸びる上に乾いても反りにくく縮みにくいので、自分の思うままに形作ることができます。

石粉粘土を使って作れるもの

石粉粘土を使って作ることのできるものは多種多様です。石粉粘土は乾いた時に表面が滑らかになり、陶器のような質感になります。その特徴から、陶芸が趣味の人からも注目されています。石粉粘土で形を作って乾かすだけで、焼くことなく陶器のような作品を作ることができるからです。水をつけて表面を滑らかにすることも、ニスをつけて光沢を出すこともできます。

少しざらついているような質感だからか、石粉粘土を使ってクッキーのアクセサリーを作っている人も多いです。石粉粘土は乾いた後に絵の具で色をつけることができます。化粧品用のスポンジを使って絵の具をつけると焼き色をつけることができます。絵の具を粘土に混ぜ込んで色をつけることもできます。

ただ乾くと色が薄くなるため、乾いた時の色の状態を予想しながら色をつける必要があります。他にも細くしたり薄くしたりしても壊れにくいという特徴からフィギュアや人形、造花などを作ることもできます。

石粉粘土を使ったクッキー型キーホルダーの具体的な作り方

まず必要なものを準備します。石粉粘土、粘土板、麺棒、クッキー型、竹串、ラップ、絵の具、化粧品用のスポンジ、キーホルダーの金具、ニスを準備しましょう。粘土板がなければ牛乳パック、綿棒がなければラップの芯で代用することができます。

あとは、紙やすりやデコレーション用パーツなど必要に応じて準備してください。準備ができたら、まずは石粉粘土を綿棒を使って薄く延ばします。次にクッキー型を使って成型します。やわらかいうちに模様をつけて、キーホルダーの金具を通すための穴を竹串で開けておきましょう。できたら2,3日乾かします。

余った粘土はラップに包んで乾かないように保存しておきましょう。粘土が乾いて硬くなったら化粧品用のスポンジと絵の具を使って色をつけ1,2日乾かします。最後にニスを塗って仕上げを行い数日間乾かします。キーホルダーの金具をとりつけて完成です。

石粉粘土は何にでも使える

石粉粘土で作ることができるのは、クッキーだけではありません。他にもプリン、チョコレート、ドーナツなどさまざまなお菓子を作ることができます。ニスをつけると光沢を出すことができるのでゼリー、キャンディーなど透明感のあるお菓子にも使えます。

またバラエティ豊かな食品サンプルを作ることもできるでしょう。石粉粘土は伸ばして細く薄くしても切れることがないため、そばやうどん、ラーメンのサンプルを作るのにも使えます。石粉粘土に絵の具を練りこんで色をつけると自然な色使いになるので、より本物っぽくなるでしょう。

食べ物以外に動物を作るのにも適しています。乾かして硬くなったあとにやすりをかけると、毛の感じを出すことができるため犬、猫、うさぎなどかわいいい動物を作るのに使ってもよいでしょう。

石粉粘土で自分にしか作れない作品を作ってみよう

石粉粘土は、ありとあらゆるものを作ることのできる可能性を秘めた粘土です。好きなキャラクターがいる人は、石粉粘土を使ってフィギュアを作ってみるのもよいでしょう。石粉粘土は平たく薄いものや細いものも成型することができるので、スカートやマントのヒラヒラ、髪の毛先のハネを表現することもできます。

作品の完成度を高められるかどうかは、こだわりをもって作品作りに取り組めるかどうかで決まります。普段仕事や子どもの世話などで忙しい人こそ、たまには時間を空けて作品作りに没頭してみることをおすすめします。日常のことを忘れて作品作りに没頭することは、気分転換やストレスの解消にもなります。

これを読んで石粉粘土に興味を持ち何か作りたいと思ったら、店に石粉粘土を探しにいってみましょう。画材屋や手芸品店、100円ショップにも売られています。石粉粘土を使って自分にしか作れない作品を作ってみましょう。

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