エアコン・クーラー掃除の仕方!自分でできるやり方を解説

エアコン清掃している様子

昨今の夏は猛暑日が続く日も多く、快適に過ごすための必需品として、エアコンやクーラーは欠かせない存在となっています。

そんなエアコンやクーラーですが、みなさんは定期的に掃除をしているでしょうか。アンケートによると、65.6%の方が自分で掃除を行っているようですが、残りの34.4%方は「ない」と回答しています。

エアコン掃除を自分でしたことがあるかをアンケートした円グラフ

なかには掃除をしようと思っても、どのように手入れをすればよいかわからず、諦めてしまった方もいるかもしれません。

今回は、そんなエアコンやクーラーの掃除の仕方について紹介します。具体的な掃除の手順や手入れのコツも一緒に解説するため、エアコンやクーラーの掃除を検討している方はぜひ参考にしてください。

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自分でできるエアコン掃除の範囲

エアコンの掃除を定期的に行えば、カビや異臭、水漏れの発生などを防ぐことが可能です。ただし、エアコンは精密機器のため、自力で掃除できる範囲は限られています。自分で掃除できる範囲は、本体カバー、フィルター、吹き出し口、そしてルーバーの4箇所です。

それ以外の場所、とくにエアコン内部を自力で掃除しようとすると、故障するリスクが高まります。アンケートでも、フィルターや外側などの見える範囲内の掃除をしている方71.6%~95.7%と多いですが、エアコン内部の掃除を行う方は少ないという結果になりました。

エアコン掃除で普段やっていることをアンケートした棒グラフ

自分でできるエアコン掃除の仕方

エアコンの掃除は、基本的にはプロの業者に任せるのがおすすめです。しかし、可能な範囲でエアコンの掃除をすれば、クリーニング費用の節約につながるでしょう。
自力でできるエアコンの掃除の仕方は、以下のとおりです。エアコンの手入れをする際は、ぜひ参考にしてください。

フィルターの掃除方法

エアコンのフィルターには、エアコンの内部にゴミが侵入するのを防いだり、内部に取り込む空気をろ過したりする役割があります。そのため、内部にゴミが溜まって本来の性能が発揮できなくなるのを防ぐためにも、フィルターの掃除は大切です。

以下は、フィルターを掃除する際に必要なアイテム、および掃除の手順になります。

必要なもの

フィルターを掃除する際に必要なものとして、掃除機が挙げられます。直接掃除機をかければ、フィルターに溜まったホコリやゴミを取り除くことが可能です。

ただし、掃除機の性能によっては細かい汚れまでは除去できない場合があります。そのときは、歯ブラシを使用しましょう。歯ブラシのように小さいブラシで擦れば、フィルターを傷つけることなく掃除できます。

そのほかにも拭き掃除の際に使用する雑巾やタオル、汚れがひどい場合に備えて中性洗剤などを用意しましょう。

掃除の手順

まず、フィルターの表面に付着しているホコリやゴミを掃除機で吸い出します。このとき、落ちてきたホコリやゴミで床が汚れるのを防ぐために、エアコンの下に新聞紙やシートなどを敷いておきましょう。

掃除機をかけ終えたら、40度以下の水でフィルターを裏から水洗いします。水洗いをする際に歯ブラシを使用すると、細かい汚れも取り除くことが可能です。もし汚れが落ちない場合は、薄めた中和洗剤を使用してください。

水洗いまで完了したら、フィルターの水気を切ってよく乾燥させましょう。濡れた状態のフィルターをエアコンに取りつけると、菌やカビが繁殖してしまいます。乾いたフィルターを再度取りつけ、湿気を取り除くために30〜1時間程度送風をすれば、フィルターの掃除は完了です。

吹き出し口とルーバーの掃除方法

吹き出し口はエアコンによって作られた温風や冷風を外部に送り出す部分のこと、そしてルーバーとは吹き出し口についている羽のことです。これらは風に直接触れる部分のため、汚れが溜まっていると風に乗ってホコリやゴミが空中に放出されてしまいます。

吹き出し口とルーバーの掃除をする際に必要な道具、手順は以下のとおりです。

必要なもの

拭き掃除をするための雑巾やタオル、中和洗剤などを用意しましょう。エアコン用ブラシがあればより掃除が簡単になりますが、手元にない場合は歯ブラシでも代用可能です。基本的には家庭にあるもので掃除ができるため、新しく掃除道具を買い足す必要はありません。

掃除の手順

エアコンのコンセントを抜いてから、ルーバーを手で回転させながら開けましょう。ルーバー周辺の汚れは、中和洗剤を含ませた雑巾で撫でるように拭き取ってください。

タオルである程度汚れが拭き取れたら、歯ブラシを使用して細かい部分の汚れをかき出しましょう。歯ブラシが届かない部分は、無理に掃除をする必要はありません。

汚れが落ちたら乾いた雑巾、またはタオルで吐き出し口とルーバーを乾拭きしてください。最後にエアコンをもとの状態に戻して、送風を10~20分程度行い、ルーバーの内部を完全に乾燥させたら掃除は完了です。

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フィンと送風ファンの掃除方法

フィンとはフィルターを外すと露出する金属でできた網のことで、送風ファンはエアコン内部に備わっているパーツのことです。エアコンのフィンや送風ファンは汚れとカビが付着しやすいパーツのため、定期的な掃除を行うのをおすすめします。

フィンと送風ファンの掃除に必要な道具と、具体的な手順は以下のとおりです。

必要なもの

フィンと送風ファンの掃除の際は、掃除機と歯ブラシを用意してください。また、ホームセンターなどでは、フィンや送風ファンを洗浄するためのエアコンクリーナーが販売されています。

ただし、自力での洗浄によってエアコンが故障した場合、メーカー保証の対象外になってしまいます。エアコンクリーナーは、どうしても汚れが落ちないケースに限って、用法と用量を守りながら自己責任で使用してください。また、フィンと送風ファンの清掃はプロの業者に依頼するのもよいでしょう。

掃除の手順

最初にコンセントを抜き、フィルターを外してからフィンに付着したホコリやゴミを掃除機で吸い出します。ある程度汚れを吸い出せたら、歯ブラシを使用して細かい部分の掃除をしましょう。

フィンは繊細な部品のため、力をかけすぎないように注意してください。送風ファンも同じ要領で掃除します。最後にパーツをもとに戻してから送風運転を始め、内部が完全に乾燥したら掃除は完了です。

室外機の掃除方法

室外機は、エアコンの心臓ともいえる重要な設備です。冷房時には室内の熱を屋外へ逃がし、暖房時には室内に熱を送りこむ役割を担っています。

室外機の汚れを放置すると、エアコンの効率が悪くなり電気代が高騰したり、エアコンの寿命が短くなったりするため、定期的な掃除が必要です。以下は、掃除に必要な道具や具体的な手入れの手順になります。

必要なもの

室外機の掃除は屋外での作業になるため、箒やバケツ、雑巾などを用意してください。また、コンセントを必要としないハンディタイプの掃除機があると作業が楽になります。細かいスペースを掃除するために、歯ブラシや割りばしもあると便利です。

掃除の手順

室外機を掃除する際は、最初に外カバーから掃除しましょう。外側の汚れを箒で落としたら、雑巾で水拭きします。多少の水なら問題ありませんが、大量の水をかけると故障の原因になるため注意してください。

室外機の側面や裏側にある金属の部分は変形しやすいため、歯ブラシを使用して丁寧に掃除しましょう。掃除機があれば、効率よく手入れができます。

そして、ドレンホースも忘れずに掃除しましょう。ドレンホースが詰まってしまうと、電子部品がショートしてしまうおそれがあります。割りばしや歯ブラシを使用して、ホース内部の汚れをかき出しましょう。

最後に室外機周辺を片付ければ、掃除は完了です。

エアコン掃除する際のコツ

エアコンの掃除をするにあたって、エアコンを故障させないために、そして自分の安全を確保するために守るべきポイントがいくつかあります。具体的にどのような点に気をつける必要があるのか、順番にチェックしていきましょう。

コンセントを抜いてから掃除を始める

エアコンの掃除をする際は、電源を切り、かつコンセントも抜いてから初めてください。

エアコンは温度調整のために空気を排出するだけでなく、空気を吸い込んでいます。そのため、エアコンの電源が入った状態で吐き出し口周辺の掃除をしていると、掃除道具が吸い込まれてしまい、エアコンの故障の原因になる可能性が高いです。

また、万が一電源が入った状態でエアコンが漏電してしまうと、火災の原因になったり、感電のリスクが高まったりします。どちらも命に関わる重大な事故につながりかねないため、必ずコンセントは抜いておきましょう。

エアコンに直接水をかけないようにする

掃除の際は、絶対にエアコン本体へ直接水をかけないようにしてください。エアコン内部には、基盤となる精密機器が存在しているため、水をかけると機械部分が故障してしまいます。最悪の場合、精密機器がショートして発火し、火災につながる可能性もあるでしょう。

エアコンを水拭きする際は、固く絞った雑巾を使用し、内部に水が入らないように細心の注意を払ってください。また、水拭きの後は、乾拭きも忘れずに行ってしっかり内部を乾燥させましょう。

定期的に掃除する

エアコンは調子が悪くなったら掃除するのではなく、定期的に掃除をするようにしましょう。近年は掃除機能が搭載されている機種も登場していますが、完全にエアコン本体の汚れを除去できるわけではありません。

どの程度の頻度で掃除するかは、エアコンのパーツによって異なります。まず、汚れが付着しやすいフィルターは、2週間に1度の掃除が理想です。フィルターを綺麗な状態で保てれば、電気代を抑えて効率的な運転ができます。

また、ドレンホースや室外機は年に2回程度が理想です。夏と冬、エアコンの稼働率が高まる前に点検も兼ねてしっかり掃除をしましょう。

送風運転をする

エアコンを清潔に保つために、送風を有効活用しましょう。送風とは、空気の温度を変えずに内部にあるファンを使って風を送り出す機能のことです。

除湿機能と混同されがちですが、除湿機能は部屋の湿気が気になるときに使用し、送風は室温や湿度を変えることなく部屋の空気を循環させたいときに使用します。

送風機能を使用すると、エアコン内部を乾燥させられるため、雑菌やカビの繁殖を抑えることが可能です。近年は自動送風機能が搭載されているエアコンも登場していますが、このような機能が搭載されていない場合は、エアコン使用後に1〜2時間送風するようにしましょう。

こまめに換気する

エアコンを使用する際は、こまめに室内の換気をしましょう。閉め切った状態でエアコンを使用すると、室内の空気が汚れてしまいエアコンが汚れやすくなります。

換気をする場合、2箇所の窓を開けると効率的に換気を行うことが可能です。ただし、窓の位置が近すぎると上手く空気が循環しないため、できるだけ対角線上の窓を開けてください。窓が1箇所しかない場合は、窓と部屋のドアを開けて空気の通り道を確保しましょう。

換気時間は、1回あたり5〜10分が効果的です。また、換気の理想の頻度は30分に1回ですが、難しい場合は2時間に1度でも問題ありません。

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エアコン内部の掃除はプロに依頼するのがおすすめ

エアコンの掃除はある程度自力でも可能です。しかし、アンケートによると

・手間暇かけた割にきれいにならなくて、くたびれ損だった(兵庫県・女性・54才)

・きちんとした掃除方法がわからない(東京都・女性・42才)

・スプレーをしたら液が垂れてしまい壁に跡が残った(大分県・女性・73才)

・エアコンの部品を壊してしまった(愛知県・男性・66才)

上記のように、苦労したにもかかわらず十分に掃除ができなかったり、部品を破損させてしまったりなど、適切なクリーニング方法が分からずに失敗してしまった方が多くいらっしゃるようです。

とくに、精密機械が備わっている内部の掃除まで行うのは困難です。もしエアコン内部の掃除をしたい場合は、エアコンクリーニングの専門業者に依頼しましょう。以下、エアコン内部の掃除をプロに依頼すべき理由、および依頼する場合の料金相場の目安になります。

プロに依頼すべき理由

内部まで掃除する場合、エアコンを分解する必要があります。エアコン内部に備えつけられているファンなどは、素人が取り外すのは困難です。

また、分解して取り外したパーツをもとに戻せなくなるリスクがあります。自力で分解して戻せなくなった場合は、メーカー保証対象外となります。そのため、専門技術や知識があるプロに任せるのが確実です。

また、内部は手が届きにくい場所に汚れが溜まります。自力で掃除しても汚れを落とし切るのは難しく、無理に掃除しようとしてエアコンが故障してしまったら目も当てられません。専門家に依頼すれば、エアコン用の洗浄機でしっかりと内部まで掃除してくれます。

依頼する場合の料金相場

一般的な家庭用エアコンの場合、1台あたりのクリーニング費用の相場は5,000〜15,000円程度です。クリーニング費用は住んでいる地域やエアコンの機種、汚れの程度などよって料金は変動します。

エアコンの掃除は専門知識と技術が必要ですが、業者のなかにはほとんど経験のないアルバイトを作業員として採用しているケースも少なくありません。

そのため、値段の安さだけで業者を選ばないようにしてください。業者の信頼性や技術力を調べる際は、サービス内容の充実度や口コミなどを確認するのがおすすめです。

カジタクのエアコンクリーニング料金は14,520円(税込)~となっています。詳しくはこちらからご確認ください。

まとめ

以上、エアコンやクーラーの掃除の仕方、および手入れのポイントなどについて取り上げてきました。手順と注意点を押さえれば、エアコンの簡易的な掃除はご家庭でも行えます。

ただし、エアコンは精密機械であるため、掃除中の扱いには注意が必要です。とくに内部の掃除は素人が手を出すと非常に危険なので、基本的には専門家に任せるようにしましょう。

もしエアコンの掃除を依頼する業者をお探しの場合は、カジタクがおすすめです。エアコンメーカーと独自研修を行い培った技術力によって、内部の汚れもしっかり洗浄してくれます。興味を持った方は、ぜひ一度公式サイトをチェックしてみましょう。

「エアコン・クーラー掃除に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2024年1月31日
質問内容 質問1:エアコン掃除を自分でしたことがありますか?
質問2:エアコンの掃除で普段やっていることとして、当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答可)
質問3:エアコン掃除を自分でした際の失敗談を教えてください。
集計対象人数 500人

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3つのポイント

エアコンがキレイになると、電気代節約・臭いの解消・病気リスクの低減にもつながりますよ。ぜひ皆さんも一度プロに任せてきれいなお家で気持ちよく過ごしましょう!

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