
本記事は、エアコンクリーニングを業者に依頼して「失敗&後悔」した事例について一覧形式でまとめています。
目次
1.エアコンクリーニングのよくある失敗&後悔パターン5選
まずここでは、簡単に概要が把握できるよう、エアコンクリーニングを業者に依頼するとよくある「失敗&後悔」のパターンを5つ紹介します。
失敗&後悔パターン | 内容 |
---|---|
①汚れや臭いが残っている
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掃除が不十分で汚れが目視できる。運転してみたらまだ臭いがする。 |
②エアコンまわりの壁や天井を汚された
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エアコン周辺の壁に汚れが付着している。指摘すると「前から汚れていた」と言われるケースも。 |
③作業後にエアコンが壊れた
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適切に清掃されなかったため、故障した。 |
④見積もりより高い金額を請求された
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見積もりの段階でオプションや追加料金の説明がない。 |
⑤スタッフの態度が悪い
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遅刻や当日キャンセル、ゴミ放置など。 |
1-1.失敗&後悔パターン1:汚れや臭いが残っている
プロに依頼したのに「汚れや臭いが残っている」というケースは少なくありません。
エアコンクリーニングは、可能な限り部品を外して徹底的に洗浄を行なう必要がありますが、業者によっては見えない部分を放置することがあるため、注意が必要です。
1-2.失敗&後悔パターン2:エアコンまわりの壁や天井を汚された
業者のエアコンクリーニングでは、一般的に周辺に水や汚れが飛び散らないよう、必ず専用カバーや床に敷物を敷くなどして養生します。
しかし、養生が不十分だったり、作業が荒かったりすると掃除のときに散った汚れが周辺に付着することがあります。
1-3.失敗&後悔パターン3:作業後にエアコンが壊れた
エアコンクリーニングの作業後にエアコンが壊れたり、調子が悪くなったりすることがあります。
故障とまではいかなくとも、異音がするようになった、部品が破損していた、というケースは少なくありません。
クリーニング後に動作確認をしないと、故障に気づけないこともあるため、注意が必要です。
1-4.失敗&後悔パターン4:見積もりより高い金額を請求された
エアコンクリーニングを利用した方の口コミには、支払いの段階で追加費用を請求された、という声が少なからず見受けられます。
事前説明もなく、勝手にオプションをつけられていることもあるようです。
この他にも、室外機のクリーニングを強引に勧められる、エアコン内部の汚れ具合で追加費用を請求されるといったケースがあります。
エアコンクリーニングの料金についてはこちらの記事をご覧ください。
1-5.失敗&後悔パターン5:業者の態度が悪い
作業が雑、高圧的など業者の態度が悪くて、後悔を感じる場合もあります。
また、ただ態度が悪い以外にも、連絡なく遅刻やキャンセルといったケースも確認されています。
2. エアコンクリーニングのよくある失敗&後悔例一覧

ここでは、1章で紹介したパターンについて、よくある失敗例として紹介、その対応策を例示します。
2-1. 「汚れがとれていない」事例(京都府・Oさん)
Oさんは定期的に自分でエアコンの掃除をしていましたが、やがて臭いが気になるようになりました。
プロのクリーニングの必要性を感じ、ネットで見つけた業者に依頼することにしました。
作業後、どれくらいキレイになったのか確認してみると、内部の汚れやカビが落ちていないことに気がつきました。
自分で掃除したほうが綺麗なほどで、プロの仕事に期待していただけにがっかりしてしまったというケースです。
作業後にクオリティ確認をお客様と行う業者を選べば、失敗や後悔を防ぎやすくなります。
2-2.「エアコン周りの壁や天井が汚された」事例(山梨県・Eさん)
Eさんは最低限のエアコンクリーニングを自分でしていましたが、エアコン内部の清掃は素人では難しいと感じ、初めて業者に依頼することにしました。
エアコン周辺をビニールで養生していたものの、隙間から汚れが漏れたようで、一部の壁やエアコン下のじゅうたんまで汚れてしまいました。
利用した人の口コミを参考にして、真面目にクリーニングを行ってくれたり、実績の豊富だったりする業者を選びましょう。
2-3. 「作業後にエアコンが壊れた」事例(神奈川県・Mさん)
Mさんは、エアコンをワンシーズン使用した後、長く使用するためにエアコンクリーニングの利用を決めました。
「業者の違いは料金くらいだろう」という考えから「自宅から近く、一番料金が安い業者」を選びました。
エアコンクリーニングの後、エアコンを起動させるとすぐに止まってしまい、動かなくなりました。
故障の原因は、モーター内部に水が入りショートしたことによるものです。
幸い保証期間内であったため、修理で事なきを得ましたが、対応が済むまで不便な思いをしました。
このケースでは、エアコンクリーニングの作業後に必ず動作確認を行うことが大切です。
業者が帰った後に異常が確認された場合は、早急に業者と連絡を取るようにしましょう。
また万が一エアコンが壊れた場合に備えて、クリーニングを依頼する時に「損害保険に加入しているかどうか」確認しましょう。
2-4. 「当日の再見積もりで費用が高くなった」事例(東京都・Iさん)
エアコンのカビ臭さが気になったIさんは、大手一括サイトで「安くて近くにある業者」を探してエアコンクリーニングを依頼しました。
当日の再見積もりで、エアコンの設置位置が掃除の難しい場所にある、駐車場代が別途必要、と言われ、追加費用がかかりました。
結果、初めに提示されていた料金を大きく上回ることになりました。
このように当日に再見積もりを行い、費用が高くなるケースがあります。
トラブルを回避するには、
- 再見積もりの金額に納得できない場合、その場で断る
- 料金が一律で再見積もりが不要な業者を選ぶ
のいずれかの方法をとるとよいでしょう。
あまりに安い料金を提示している業者では、このようなトラブルが起こりがちであることも注意が必要です。
2-5.「業者の態度が悪い」事例(愛知県・Kさん)
お掃除機能付きエアコンでも内部のクリーニングが必要と知ったKさんは、そこまで汚れもないだろうと業者間で大きな違いはないと考え、ネット検索で見つけた業者にクリーニングを依頼しました。
エアコンクリーニング当日、約束の時間になっても業者が現れず、ヤキモキしているとようやく業者が到着しました。
作業内容を説明することもなく、作業後の動作確認もありません。
エアコンクリーニングの仕上がりも決して満足できるものではなかったため、非常に不愉快な気持ちになりました。
態度の良くないエアコンクリーニング業者を避けるには、口コミを参考にしましょう。
また何か問題があった場合のサポート体制が整っている業者は、安心できます。
3.「失敗&後悔」しない業者を選ぶポイント3つ

エアコンクリーニング業者を選ぶときに注目したい選び方のポイントを3つ紹介します。
ポイント1:料金体系を確認する
複数の業者の料金を比較して、適正価格を把握してから料金に含まれる内容を確認します。
- 基本料金に含まれる施工の範囲
- オプション料金の設定
を確認して比較します。
あまりにも安い業者は、技術力やサービスが伴わないケースも多くあることに注意が必要です。
ポイント2:実績が豊富な業者に依頼する
エアコンクリーニングは、実績が豊富で技術力が高い業者に依頼すると安心です。
- あらゆる機種に対応できるか
- 洗浄スキルが高いか
- 運営会社は大手企業か
などに注目してみると、失敗や後悔をしづらくなります。
ポイント3:保証やアフターサービスの内容を確認する
エアコンクリーニングの場合、特にアフターサービスで安心感が変わります。
やり直し保証があったり、清掃から数日後に確認の電話があったりすると、万が一不具合があったときにも対応してもらえます。
さらに、本来の滞在時間で掃除が早く済んだ場合の対処法などにも違いがあるため、確認しておくとよいでしょう。