エアコンの日常的なお手入れを自分でする方法|所要時間、道具も併せて記載

本記事は、自分でエアコンの「日常的なお手入れ」をやろうとしている方に向けて、自分でお手入れする方法を簡潔に紹介しています。

1.エアコンのお手入れは自分でできるの?

日常的なメンテナンス程度の「お手入れ」は、基本的に全部自分でできます。

ここでいう「お手入れ」とは、「日常的にメンテナンスして綺麗にしておくといい程度」という意味で、本格的な「エアコンクリーニング・掃除」はまた別途解説します。

日常的に「お手入れ」したほうがよい場所は以下のような場所です。

<エアコンでお手入れしたほうがよい主要な場所>
  • 本体カバー
  • フィルター
  • フィン(熱交換器)の表層部
  • 室外機の一部(ドレンホース等)
  • 吹き出し口のカビ汚れ

定期的にお手入れ・掃除をすることで、節電につながりエアコンの故障リスクも軽減できるでしょう。

2.エアコンのお手入れを自分でやる方法

ここでは「エアコンのお手入れを自分でやる方法」を、場所別に「所要時間」「道具」も併せて解説します。

2-1.フィルター(所要時間20分)

フィルター

フィルターのお手入れは、大まかに2ステップです。

古い歯ブラシなどで汚れを取り、掃除後、完全に乾いてから取り付けるのがポイントです。

2-2.フィン(熱交換器)(所要時間20分)

フィン

フィンはハンディモップや掃除機で表面のホコリを取り除きます。

念入りなお手入れには市販の洗浄クリーナーを使ってもよいでしょう。
ただし、洗剤が残るとカビの原因になるため、最後にしっかりふき取り、乾燥させる必要があります。

2-2-1.市販のエアコンクリーナーを使用する際の注意点

市販のエアコンクリーナー(スプレータイプなど)は、使い方を誤ると内部の精密部品を壊してしまったり、火災を起こしてしまったりする恐れがあります。

2-3.ドレンホース(所要時間20分)

ドレンホース

ドレンホースは、室外機付近にある水を排出するための蛇腹状のホースです。

お手入れの手順は2ステップです。

2-3-1.ドレンホースのお手入れ時の注意点

掃除機を使う場合、掃除機の故障を避けるため、ドレンホースを傾けて水を流してからお手入れしましょう。

2-4.吹き出し口のカビ汚れ(所要時間20分)

吹き出し口

吹き出し口はカビが発生しやすい箇所です。
お手入れの2ステップです。

汚れが残っているとそこからカビが繁殖しますから、丁寧に拭き取ります。

3.お掃除機能付きエアコンのお手入れ方法は?

お掃除機能付きエアコンのお手入れは、「ダストボックス」のみです。

お掃除機能付きエアコンは自動でフィルター掃除をする機能がついており、フィルター掃除で取り除いたホコリや汚れはダストボックスに溜まる仕組みです。

ダストボックスは中性洗剤を使ってお手入れをします。
同時に本体のホコリなどをふき取るとよいでしょう。

お掃除機能付きエアコンは構造が複雑になっているため、説明書をよく読んでからお手入れすることが大切です。

4.エアコン掃除をプロに任せる頻度

エアコンのお手入れは、自分で1ヵ月に1回程度行い、年に1~2回プロのクリーニングに任せるのがおすすめです。

まめにお手入れをしていても、手の届かない内部に汚れやカビが蓄積してしまいます。
エアコン内部に蓄積された汚れやカビは空調の効率が悪くなったり、健康を害したりする恐れがあるため、しっかりプロの手でエアコン掃除をしておくと安心です。

プロのエアコン掃除の後、塗布される防カビ加工は平均1年ほど抗力があるため、加工抗力の切れる頃にプロのエアコン掃除を利用するとよいでしょう。

人気のオススメ記事はコチラ