掃除のプロに聞く!シンク掃除の方法とは?

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日頃から気をつけていても、シンクの汚れは気になりますよね。洗剤でただこすってもなかなか落ちなくて困っている人も多いのでは無いでしょうか。今日は、掃除のプロが行うシンククリーニングの方法を参考に、汚れの原因から掃除方法を教えてもらいましょう。

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キッチンシンクの汚れの原因は?

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キッチンのシンクは、とにかく汚れがつきやすいですし、汚れがついているのも見た目的に気になりますよね。主な汚れの原因は「水垢」と「油汚れ」、そして「石鹸カス」です。はじめに、それぞれの汚れの原因について詳しく知っておきましょう。

種類ごとの汚れの原因

水垢

まずは水垢です。
水道水に含まれるミネラルと食品に含まれるカルシウム成分が混ざり合うことによって水垢はできてしまいます。ミネラルやカルシウムが中心なので特に人体に悪い影響はありません。
シンクを使う以上水垢汚れは仕方ありませんが、長い間放っておくと目立ちますよね。アルカリ性の汚れです。

油汚れ

油汚れの原因は文字通り食品に含まれる「油」です。少し話は逸れますが、天ぷらや揚げ物などの調理に使った油をそのままシンクに流すことは絶対にNGです。シンクに汚れが溜まるほか、排水溝の詰まりの原因にもなります。こちらは酸性の汚れです。

石鹸カス

最後に石鹸カスですが、これは食器を洗うときに使う食器用洗剤に含まれているミネラル分が原因となってできる汚れです。水垢と見た目は似ていますが、こちらも酸性の汚れです。

以上の3つがシンクの汚れの主な原因です。
シンクを使っている以上、水垢や油汚れが出来てしまうのは仕方がないことなのです。

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掃除方法

それでは早速掃除方法を見ていきましょう。以下の流れで掃除をしていきます。

  • 蛇口まわりの水垢落とし
  • 油汚れ
  • シンクの研磨
  • 排水溝の掃除

水垢

まずは、水垢汚れから落とします。

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水垢汚れは削る掃除をすることで落とすことができます。汚れを取る時に使う道具は、傷つきにくいものから使うのが原則です。

プラスチックのへら、硬いポイントカード、使わなくなったクレジットカードが掃除に使えます。原則として、スポンジやへらなども柔らかいものから始めましょう。

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それでも落ちなかった場合は、さらに硬いものを使って掃除をしていきましょう。いきなり硬いものを使って掃除してしまうと、汚れではなくシンク本体を傷つけてしまうことになります。

柔らかいものから掃除をすることで、シンク自体のダメージを軽減することができます。

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水垢掃除に酸性洗剤を使うのは最終手段

水垢には酸性洗剤が効きますが、これはかなり強力な洗剤のため、他の手段では水垢のこびりつきが取れなかった場合にやるとよいでしょう。酸性洗剤は市販されているトイレ用洗剤などがありますが、扱いが危険なので注意が必要です。

また、シンク周りのキッチンの素材によってはダメージが残ってしまうので、使用は極力避けたほうが良いでしょう。

酸性洗剤を使用するときはゴム手袋を忘れずに

また、強力な酸性洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを使用しないと軽いやけどをしてしまう恐れがあります。使用する際は、ゴム手袋で塗りつけて、暫くの間放置して水垢や石鹸カスを柔らかくします。

クエン酸は大掃除には不向き

クエン酸などの使用を推奨するものが多数ありますが、クエン酸は酸性が弱いので簡単なものは取れますがしつこい水垢はあまり取れません。毎日の掃除には良いですが、大掃除には不向きかもしれません。

効果が高いのは酸性の洗剤になりますので、シンク、浴室、トイレなど水垢が発生しやすい水回りの掃除はこちらを利用した方が綺麗になります。扱いが不安な方はプロに頼まれると良いでしょう。

油汚れと石鹸カス

次に表面上にコーティングされている、油汚れと石鹸カスをそぎ落としていきます。洗剤としては、弱いアルカリ性のものを使用しましょう。マジックリンなどのようなもので十分です。
それでも落ちないような油汚れに対しては、重曹を使った掃除方法が効果を発揮します。記事の下部に重曹の使い方を記載していますので、参考にしてみてください。

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ここまでの掃除の方法を試してそれでも落ちないような頑固な汚れがあれば、クレンザーを用いてシンクの研磨を行います。
削るだけでは落ちないような水垢汚れに対してクレンザーを使いながら削れば、先ほどヘラで削っても落ちなかったような水垢をしっかりと落とすことが可能です。また、茶しぶのような食品汚れも落としていきます。

プラスチックにはNG

基本的にクレンザーは削り取って汚れを取るものなので、プラスチックのようなものに対しては傷がつくので使わない方が良いです。ここで使用するクレンザーは、市販のもので問題ありません。

汚れの落ち具合は濡れているとわかりませんが、取れていなければ乾くと白いものが浮いてきます。ですから、水が切れてから、汚れが落ちているのかを確認するようにしましょう。

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排水溝

ぬめりの正体はカビや雑菌です。

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カビハイターなどのカビ取り用洗浄剤を全体に満遍なくかけて、5-10分ほど放置します。汚れがひどい場合は30分ほど放置します。目に入ると危険なので、目より低い位置で吹きかけるようにするなど、注意して扱ってください。

また、カビハイターなどのカビ取り専用洗剤は臭いがキツく、換気が必要なこともありますので、洗剤に付属している取扱説明書をよく読んで使うようにしましょう。その後、すき間フィットブラシなどの縦長のブラシで汚れを落としていきます。
排水溝の汚れをしっかりと落とすためにも、ブラシは排水溝の奥まで届くものを用意しましょう。

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水でよく洗い流したら掃除終了です。

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ピカピカになりました!

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自宅で簡単にできる掃除は?

こまめに行う掃除では、ご家庭にあるようなものでできる掃除方法もあるので、ご紹介します。酸性洗剤ほどの効果的な掃除ではありませんが、日頃から行う簡単な掃除には使える方法です。

お酢・オレンジの皮

お酢は、軽い水垢汚れの掃除に使えます。水垢自体はアルカリ性のため、お酢など酸性のものを掃除に使うことで効果が見込まれます。お酢以外にも、レモン汁・オレンジの皮なども効果があります。

お酢:水 を1:2の割合で配合したものをシンクにかけて1〜2時間ほど放置して、その後洗い流します。

重曹

少し油汚れが気になる時には、重曹が掃除に使えます。消臭や殺菌効果も高いこともメリットです。シンクに重曹を直接ふりかけて、ラップやキッチンペーパーを上からかけてパックをします。そして、しばらく放置してから洗い流します。

また、重曹に熱したお酢をかけると化学反応によってシュワシュワと泡が出てきて、汚れを取ることができます。この泡は、排水溝のぬめり汚れや嫌な臭いにも効果があります。

油汚れだけではなく石鹸カスも同時に落とすことができますから、大掃除の際には重宝しますね。シンクの汚れだけではなく換気扇や電子レンジの汚れも落とすことができる優れモノです。

重曹と酢

水で洗ったシンクに重曹をかけて10分ほど置いた後にこすり洗いをし、水で薄めた酢をかけて最後に綺麗に洗い流しましょう。
また、重曹に熱した酢を直接かける方法もあります。

重曹に熱した酢をかけると、化学反応によって出てくるシュワシュワとした泡によって汚れを取ることが出来ます。この時、排水口のヌメリ汚れや嫌な臭いも同時に取ることができるので、掃除時間の短縮にもなります。

炭酸水

炭酸水もシンク汚れの掃除に効果的です。先ほどの重曹と熱した酢の場合と同様に炭酸水に含まれる成分である、二酸化炭素のシュワシュワによって汚れを浮かびあがらせてシンクを綺麗にすることが出来ます。一緒に油汚れも浮かせてくれるので一石二鳥です。

掃除の方法は非常に簡単で飲み残した炭酸水をふきかけてスポンジでこするだけです。炭酸のぬけてしまった炭酸水でも効果が得られるので、炭酸が抜けてしまって捨ててしまうのであればシンク掃除に使ってみるのも良いでしょう。

こすり洗いには使わなくなった靴下を用いて掃除するのも傷をつけにくく、使用後はそのまま処分することが出来るのでオススメです。

じゃがいもの皮

じゃがいもの皮に含まれているサポニンという物質が掃除に効果的なんです。サポニンには、洗濯用の洗剤などにも使用されている界面活性剤としての働きがあります。そのため、水垢・油汚れのベタつきなどに効果があります。

じゃがいもの皮についている土を洗い流してから、内側の身の方でシンクを磨きます。その後、水でしっかりと洗い流します。また、使い終わった後は、排水溝に入れることで、排水溝のぬめりにも多少効果があります。

また15分ほど一緒の桶に入れておくだけで、三角コーナーや排水口を綺麗にすることも出来ます。ゴミとなる部分で簡単に掃除が出来るだけでなく、研磨剤の入った洗剤やスポンジなどによるシンクへの傷の心配もありませんし、小さなお子様のいる家庭でも食品なので安心して使用することが出来るのもメリットとして挙げられます。

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使い終わったら拭くのを習慣に!

せっかく綺麗に掃除しても、どうしても汚れがついてしまうのがシンクです。これは使用している限り仕方のない問題ですが、少しでも綺麗に保ち、酷い汚れにならないように、毎日夕食後など1日の最後に、食器用洗剤を付けてスポンジで洗いましょう。食器用スポンジだけではなく、シンク用のスポンジも1つ用意しておくと良いですね。

もう少し余力がある方は、スポンジで掃除した後、水気を残したままだと、水垢汚れの原因になってしまうので、乾いた布やキッチンペーパーで拭くとさらに良いです。

困難なときはプロにお任せする!

毎週しっかりと掃除すれば汚れが蓄積することはあまりありませんが、1ヶ月ほど放置すると汚れがたまっていきます。こまめに掃除を行うのが一番です。しかし、なかなか忙しくて掃除ができない場合はプロにおまかせしてみるのも手でしょう。

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