コツを掴めば超楽ちん!草むしりの方法と注意点を解説

「夏場の雑草をどうにかしたい」という人は多いはずです。放置することで、近所トラブルや空き巣被害にもつながりかねないため、決して無視することはできません。むやみやたらに草むしりをするのではなく、用意した方が良い道具や効果的な草むしりの方法をマスターすることが求められます。気になる詳細について見てみましょう。

危険な雑草の放置!空き巣被害の誘発も

夏場の時期の気になることといえば、自宅の庭に生い茂る雑草の処理を挙げる人も多いのではないでしょうか。ついつい放置してしまいがちですが、さまざまな問題が生じることになってしまいます。景観的にも良くないこともさることながら、管理が行き届いていない家屋として、空き巣被害のターゲットにされてしまうことにもなりかねません。

また、伸びてしまった雑草が隣近所にまで達することになれば、近所トラブルの原因にもなってしまうでしょう。「雑草だから」といって甘く考えることは決して良くありません。例えば雑草として知られるブタクサは、花粉症のアレルゲンとして猛威を振るいます。

アレルゲンでなくても、放置することで近寄ってくる害虫も多いため、草むしりは不可欠です。

草むしりをするなら何時頃がいい?

「雑草はどうせ枯れるから大丈夫」と雑草を手つかずのまま放置することは避けた方が良いでしょう。確かに涼しい時期を迎える頃には雑草のピークも過ぎることになり、やがて枯れることになります。

しかしながら、放置した場合枯れた後には地下茎や種によって来シーズン以降も、物凄い勢いで生育してしまうため、何ら問題の解決とはいえません。そう考えれば面倒でも放置せずに草むしりをすることは必要です。

そんな草むしりのおすすめの時間帯は、朝夕の比較的涼しい時間帯です。欲を言うなら、直前に雨が降ったタイミングであれば、なおさら理想的といえるのではないでしょうか。土が降雨による水を含んでいることで、抜きやすい状態となっています。

これから草むしり!用意するべき道具とは

効果的に草むしりを進めていくためには、予め適した道具を用意することも必要です。先ず真っ先に用意しなければならないのが、ゴミ袋やスコップ、ガーデニング用手袋です。ゴミ袋については、自治体のルールに則ったモノを用意した方が良いでしょう。

基本的に雑草は一般ゴミとして収集してもらえるため、むしった草はドンドンとゴミ袋に入れていきます。スコップは大きな草を抜く時や抜いた後の土をならす時に重宝します。また、ガーデニング用手袋を着用して作業することも大切。素手での作業は何かと危険なため、控えた方が良いかもしれません。

これらの道具に加えて、意外にも大事なのが、虫除けスプレーです。作業前はもとより、作業が長引く場合には定期的に塗布して虫刺されに備えます。虫除け対策をするかしないかによる違いは歴然ですので注意が必要です。

マスターしたい草むしりのノウハウ

用意が万端に整えば、後は実際に草むしりをするだけです。実は草むしりも、むやみやたらにするのではなく、ポイントやコツをおさえてすることで効率も上がることが期待できます。

草むしりで最も重要となるのは、小さいうちに根っこから抜いてしまうという点。雑草を見つけたらできる限り根元から抜くようにしましょう。大き過ぎて抜けないような場合には、雑草フォークなどを使うのも効果的です。

「オオアレチノギク」や「オニアザミ」などは背丈が10センチ以上にまで成長するため、予めスコップを使って周囲の土を掘ってから抜きます。ここで肝心なのは、土の中にある根っこの全てを処分することです。少しでも残すことで、再び息を吹き返してしまいます。

威力を発揮する除草剤

「いくら草むしりをしてもキリがない」や「草むしりの作業がしんどい」などと思う人も多いのではないでしょうか。とりわけ、広い庭を持つ人にとって草むしりの作業は決して楽ではありません。そのような場合、除草剤を使うという方法もあります。

除草剤のメリットは、既に生えてしまった雑草にも効果があることに加えて、発芽前に散布することで一層高い雑草効果を期待できる点が挙げられます。除草剤を使う際の留意点としては、ペットや乳幼児への影響も視野に入れなければならない点。強力な除草成分が含まれる場合には特に注意が必要です。

キレイに除草した後に、除草シートを敷くのも良い方法です。除草シートの見た目が気になるなら、その上に砂利やレンガなどを敷き詰めることで解消できます。

何よりも優先すべき熱中症対策

草むしりをすることの必要性は十分に理解できるものの、熱中症への備えも十分に必要です。現に異常ともいえるほどの近年の夏場の暑さによって、草むしりや農作業中に熱中症を発症する人も大勢います。

「私は絶対に大丈夫」や「身体には自信がある」などといった考えを持つことが最も危険といえるのではないでしょうか。ただでさえ熱中症や脱水症状を発症しやすい時期に加えて、草むしりをする時の姿勢や服装にも注意すべき点があります。

できるならば、太陽の日差しが強い時間帯を避けて作業することが理想的ですが、どうしてもそのような時間帯にする場合には定期的な水分補給と休憩を取るようにしましょう。庭がキレイになることの充実感や達成感でついつい自らの身体が脱水状態にあることを忘れてしまいがちですが、のどが渇く前に飲むことが大切です。

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