赤ダニを駆除しよう!発生原因と駆除・予防方法まで

毎年春から夏にかけて、コンクリートやベランダなどに大量の赤ダニが発生しますよね。真っ赤な見た目や数の多さからビックリする方も中にはいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな赤ダニの正体や、発生する原因、屋外や室内での駆除方法などについてお伝えしていきます。赤ダニに悩んでいるという方はぜひ参考にしてください。

赤ダニの正体とは?

赤ダニの正式名は、ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属カベアナタカラダニ(Balaustium murorun(Hermann))で、タカラダニとも呼ばれています。

1980年代になってから、全国各地で「真っ赤な見た目で気持ち悪いが、刺されることはないか」という問い合わせや苦情が保健所などに寄せられるようになりました。

赤ダニは3月末に卵が孵化し幼虫となります。そして、4月下旬〜5月下旬にかけて成虫となり、ベランダなどに大量発生します。7月になると数が減り、やがて消えます。詳しい生態については未だに不明な点が多くありますが、ヨーロッパに生息する個体と赤ダニの遺伝子が一致していることから、外来種だと考えられています。

また、見つかる赤ダニは全てメスであり、オスが観察された例がないため、単為生殖をしているのではないかと推定されています。

赤ダニが発生する原因とは?

赤ダニは花壇や植木鉢、コンクリートなどに毎年発生していますが、それは何故なのでしょうか?生態がよくわかっていないため確実なことはいえませんが、どうやらエサが関係しているようです。

赤ダニは花粉をエサとしていることがよく知られており、花粉を食べるために花壇や植木鉢に発生するのです。また、コンクリートについては、多孔質であり花粉が付着しやすく、エサが豊富なので赤ダニが発生すると推測されています。

さらに、花壇や植木鉢、コンクリートは日当たりが悪い部分にコケが生えやすいですが、赤ダニにとってコケは天敵から身を守る最高の隠れ場所となります。

したがって、コケをそのままにしておくと赤ダニが大量に発生してしまいますので、注意が必要です。

健康に害はある?

気持ち悪い見た目の赤ダニですが、人間や犬、猫などの哺乳類を刺して寄生したり血を吸ったりすることはなく、実際に日本において刺されたという報告もされていないため、安心してよいでしょう。

しかし、一般的にダニの口にはエサを吸うためのストローのようなものが付いています。赤ダニに触れたときに、偶然そのストロー部分が皮膚に刺さってしまう可能性が全くないわけではありません。

また、赤ダニをうっかり潰して体液が皮膚に付着し、それを放置してしまうとかゆみや湿疹、さらにはアレルギー発症の原因となる場合があります。

したがって、素手で潰してしまわないように注意し、もし潰してしまったときには素早く水で洗うように心がけましょう。

屋外にいる赤ダニの駆除方法

赤ダニは7月以降になると自然に消えますが、それまで待てないという場合は洗剤を使って駆除しましょう。洗剤は中性であれば、洗濯用でも食器用でも大丈夫です。

少量の洗剤を水で溶かし、赤ダニに吹き付け、その後は水で洗い流します。高圧洗浄機で洗い流すと効果が高いですが、持っていないときにはホースの水でも十分です。

また、もし洗剤がない場合は、水で流すだけでも駆除することができます。水だけで死滅することはありませんが、赤ダニを遠くに運び、さらにエサである花粉も一緒に流せるからです。

なお、市販の殺虫剤を使う方法も駆除には効果があります。しかし、散布する量が多くなりがちであり、小さな子どもがいる家庭では危険なことから、できるだけ控えた方がよいでしょう。

室内にいる赤ダニの駆除方法

ベランダで干していた布団や洗濯物に赤ダニがついていて、室内に取り込んだ際に入ってしまうことがあります。室内で洗剤を吹き付けたり水で洗い流すのは現実的ではありませんし、潰すと赤いシミになるので、できるだけ掃除機で吸い取るようにしましょう。

もし、近くに掃除機がない状況であれば、粘着テープでも駆除することができます。力加減にさえ注意すれば、赤ダニを潰すことなく、確実に捕まえられますよ。また、お金がかかってしまいますが、ドラッグストアやホームセンターに売っているダニ用マットも効果的です。

こちらは、ダニが好む匂いによって誘引し、内部にある粘着材で捕獲して駆除するものです。使ったあとはそのまま捨てられるので、処理が楽で便利ですよ。

赤ダニの発生を予防する方法

赤ダニが発生し始める前である3月に、ベランダやコンクリートの外壁などを綺麗に洗うことで、発生を予防することができます。コケがついている場合には、赤ダニの住処とならないようにしっかりと取り除きましょう。高圧洗浄機を使用すると、簡単に洗い流せますよ。

洗った後は落ちにくい薬剤を散布します。赤ダニに最適な薬剤は「ノビマックス油剤」で、赤ダニ以外にカメムシにも効果があります。

屋外だけでなく、壁やサッシにも使用すると、室内への侵入をあらかじめ防げます。なお、小さな子どもがいる家庭は、ハッカ油での代用が望ましいです。ハッカ油はダニにとっては苦手なものですが、人や植物、コンクリートなどには害がありません。また、衣類や布団にかけることもできます。

ドラッグストアで販売しているので、気軽に購入できるのも良いポイントではないでしょうか。

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