
本記事は、「お掃除機能付きエアコンでもクリーニングが必要かどうか」について解説しています。
必要です!
「お掃除機能付き」エアコンでは落としきれない汚れがあるからです。
以下の記事では、エアコンクリーニングに関する基礎的な事項を広く解説しています。
目次
1.エアコンの「お掃除機能」ができるお掃除
エアコンの「お掃除機能」ができるお掃除は、メーカーや機種によって異なりますが一般的なものは以下のようになります。
できるお掃除 | 詳細 |
---|---|
フィルターの自動清掃 | フィルターについたホコリなどを定期的に取り、ダストボックスに集める機能。 |
フィン(熱交換器)、ファン洗浄 | メーカー独自の機能であり、結露水を使うなど方法は様々。 自分では難しい内部洗浄ができる。 |
お掃除機能があっても一定メンテナンスが必要なうえに、「お掃除」できる所は限られているので、人間の手でクリーニングをすることは必要です。
注意点として、「内部クリーン」などの機能は自動お掃除機能かと思われがちですが、エアコン内部を乾燥させてカビの発生を防ぐものですので、自動お掃除機能ではありません。
2.「お掃除機能付き」エアコンに必要なクリーニングとタイミング
「お掃除機能付き」エアコンの、お手入れやクリーニング(お掃除)が必要な箇所とタイミングをまとめました。
箇所 | クリーニングのやり方 | タイミングの目安 |
---|---|---|
ダストボックス | 溜まったゴミを捨てる | 半年~1年に1度 |
吹き出し口とエアコンカバー | 汚れを拭く | 汚れが気になったとき |
フィルター | フィルターを取り出して、油汚れなどの頑固な汚れを洗う | 使用環境にもよるが、1年に1度 |
エアコン内部 | ご自身ではやらないほうがいい プロによる徹底した内部洗浄が必要 |
1~2年に1度 |
以下の記事で、自動お掃除付きエアコンのメーカーごとの詳細とおすすめのエアコンクリーニング業者を解説しています。
3.「お掃除機能付き」エアコンの見分け方チェックリスト
場合によっては、自分のエアコンに「お掃除機能がついているかどうか」忘れてしまうこともあります。
以下の4つを確認することで、お使いのエアコンが「お掃除機能付き」エアコンかどうかを簡単に確認できます。

3-1.エアコン本体の見た目
エアコン本体に厚みがあるかどうかをチェックする
お掃除機能付き![]() |
お掃除機能なし![]() |
3-2.リモコンにあるボタン
リモコンに「フィルター掃除」や「手動掃除」などのボタンがあるかどうかをチェックする

3-3.フィルター
本体カバーを開け、フィルター部分にお掃除ロボットとダストボックスがあるかどうかをチェックする

3-4.型番を調べる
本体の下や横に貼られているシールを確認して型番を調べて、「お掃除機能付き」かどうかをチェックする