【写真で簡単解説】「エアコンのカビ取り」自分でできる掃除方法|カビの「原因」や「予防法」も紹介

本記事では、「エアコンのカビ取り」を自分でする方法について解説していきます。

エアコンのカビ取りは・・・

自分でもできます。ただ、エアコン内部のカビ取りは難易度が高いので、プロに依頼するのがおすすめです!

1.エアコンの「カビ取り」を自分で掃除する方法

ここではエアコンの「カビ取り」を自分で掃除する方法について、エアコンの箇所ごとに紹介していきます。

エアコンのカビ取り掃除を自分でやる際のポイントは以下のとおりです。

<エアコンのカビ取り掃除をする際のポイント>
  • 洗剤は流し込まず「拭き取り」だけ:洗剤を流し込んでしまうと水分が残り、カビ再発の原因になります
  • 乾燥を徹底する:掃除後は必ずしっかり送風運転などで内部を乾かしましょう

通常のエアコン手入れはホコリをためないための予防が目的ですが、カビ取り掃除は「すでに発生したカビを抑える」ための対処です。

カビは湿気を好んで繁殖します。
そのため、カビ取り掃除では「水分を残さない」ことに注意し、カビが再発・悪化しないようにすることが大切です。

1-1.自分で「カビ取り」するエアコンの箇所と、必要な掃除道具 一覧

自分でカビ取り掃除をする際の、掃除する箇所・所要時間・難易度などを一覧形式でまとめました。

まずはこの一覧で概要を確認したうえで、気になるところからカビ取り掃除をしてみましょう。難易度が高いフィンとファンは、業者へ頼むことをおすすめします。

【カビ取りするエアコンの箇所 一覧】
箇所 所要時間 費用 頻度 難易度
①前面パネル 20分~ 洗剤代(数百円) 2週間~1ヵ月に1回 ★★☆☆☆
②フィルター 20分~40分 洗剤代(数百円) 2週間~1ヵ月に1回 ★★☆☆☆
③吹き出し口 15分~ 洗剤代(数百円) 1年に1回 ★★☆☆☆
④フィン(熱交換器) 30分~ スプレー代
(約1,000~2,000円)
1年に1~2回 ★★★★★
⑤ファン 30分~ スプレー代(
約1,000~2,000円)
1年に1~2回 ★★★★★
<自分でカビ取りするエアコンの箇所 一覧 画像>

以下ではパーツごとの具体的なカビ取り掃除方法について紹介していきます。

①:【前面パネル】のカビ取り掃除を自分で行う方法

前面パネルには室内の湿気とホコリが付着し、うっすら黒カビが出やすくなります。
中性洗剤で丸洗いし、汚れを落とした後は完全に乾かすことが重要です。
湿ったまま戻すと、内部にカビを持ち込む原因になります。

【前面パネルのカビ取り掃除を自分で行う方法】
①前面パネル
難易度 ★★☆☆☆ 所要時間 20分~
費用 洗剤代
(数百円)
頻度 2週間~1ヵ月に1回

【手順1】
運転を止めて電源プラグを抜いたあと、前面パネルを取り外す

ポイントパネルの取り外し方は機種によります。
取扱説明書を読んで 、エアコンのカバーを完全に開け、左右の接続部分から順に外しましょう。

また、パネルを外す前に表面に掃除機をかけておくと、ホコリが降ってくるのを防ぐことができます。

【手順2】
布やブラシなどで前面パネルを拭き、ホコリや汚れを落とす

ポイントパネルを取り外して運ぶときは慎重に、壁などにぶつけたりしないように注意しましょう。

プラスチックのツメなどが割れてしまったりする可能性があります。

【手順3】
石鹼をつけて泡立てて、重曹を振りかけたスポンジなどで汚れを擦り落とす

ポイント汚れがひどい場合は、布などに中性洗剤を溶かした水を含ませ、よく絞ってから拭き取ります。

食器用の中性洗剤は泡立ちがよすぎるため、掃除に使う場合は水で薄めてから使いましょう

【手順4】
水ですすぎ、布などでよく拭いて仕上げる

ポイント洗い流して綺麗になったら、よく拭いて水分を残さないようにしましょう。

【手順5】
パネルを元に戻し、電源を入れ乾燥運転(20~30分の送風運転)をして終了。

ポイント十分に乾かさずにパーツを戻してしまうと、カビの原因になるのでしっかり乾いてからパーツを戻します。

②:【フィルター】のカビ取り掃除を自分で行う方法

フィルターにはホコリや皮脂が溜まりやすく、湿気が加わるとカビが発生してしまいます。掃除機でホコリを除去後、水洗いで汚れを流すのが基本です。
乾燥不足は再カビの原因になるため、陰干しでしっかり乾かすのがポイントです。

【フィルターのカビ取り掃除を自分で行う方法】
②フィルター
難易度 ★★☆☆☆ 所要時間 20分~40分
費用 洗剤代
(数百円)
頻度 2週間~
1ヵ月に1回

【手順1】
電源を切りコンセントを抜いた後、前面パネルを開け、フィルターを外す

ポイントエアコンフィルターを外す前に必ず前面パネルを持ち上げます。

ホコリがついた状態で作業をすると、ホコリが舞ったり、床や家具の上に落ちたりしてしまいます。

前面カバーを持ち上げる前やエアコンフィルターを外す前には掃除機で軽くホコリを掃除しておきましょう。

【手順2】
表面に掃除機をかけて大きなホコリをとる

ポイントホコリは主にフィルターの表側に着いています。

新聞紙やゴミ袋を敷いた上に、エアコンフィルターの表側を上側にして置いて、吸うとやりやすくなります。

裏側から掃除機をかけてしまうと目詰まりが起こる可能性があるので注意しましょう。

【手順3】
ホコリがついていない側(裏側)からシャワーをあてて、水洗いをする

ポイント水の温度が高いと、エアコンフィルターのプラスチックが変形する恐れがあります。

水温は40℃を超えないよう注意しましょう。

【手順4】
こびりついたホコリを歯ブラシなどで取り去る

ポイントエアコンフィルターはプラスチックでできているため、強くこすると割れる可能性があります。

歯ブラシを用いる際はやさしく洗い、たわしや金属ブラシなどの固い素材のブラシは避けましょう。

【手順5】
油汚れ・カビなど、落ちない汚れがある場合は台所用の中性洗剤で洗う

ポイント汚れがひどい場合は10~30分程度つけ置きします。
中性洗剤でも落ちない頑固な汚れには、重曹を用いる方法もあります。

その際はスプレーボトルに水100ccと重曹小さじ1杯を混ぜで塗布し、こすります。

【手順6】
十分に乾かしてから、元に戻す

ポイント水気がなくなって乾燥するまでエアコンには取り付けないようにしましょう。

もし水気が残ったままフィルターをエアコンに付けると、垂れた水がエアコン内部に漏れて故障したり、発火したりする可能性があるだけでなく、カビの原因にもなります。

③:【吹き出し口】のカビ取り掃除を自分で行う方法

吹き出し口は内部で増えたカビが付着しやすく、黒い点状のカビが目立ちやすい部分です。除菌シートや拭き取り用洗剤で表面をやさしく拭くのが基本。奥まで無理に触るとカビを広げる恐れがあります。

【吹き出し口のカビ取り掃除を自分で行う方法】
③吹き出し口
難易度 ★★☆☆☆ 所要時間 15分~
費用 洗剤代
(数百円)
頻度 1年に1回

【手順1】
電源を切ってコンセントを抜いた後、吹き出し口を開ける

ポイント電源を切ると吹き出し口は自然に閉じてしまいますが、手動でも問題なく開けられます。

【手順2】
吹き出し口の手の届く範囲のカビやホコリを落とす

ポイント吹き出し口についているルーバーの間を掃除しましょう。
表面についているカビや汚れを一通り落とします。

【手順3】
薄めた中性洗剤を含ませた雑巾やキッチンペーパーを使用して、カビや汚れを落とす

ポイント故障のリスクがあるため無理に奥まで掃除しないようにしましょう。
ルーバーの取り外しも厳禁です。

④:【フィン(熱交換器)】のカビ取り掃除を自分で行う方法

フィンは冷房時に結露しやすく、湿気とホコリが原因でカビが発生します。
専用スプレーで表面の汚れを落とすのがポイントですが、電装部に水をかけない配慮が必須です。
奥のカビは自分では掃除できないのでプロへ依頼しましょう。

【フィン(熱交換器)のカビ取り掃除を自分で行う方法】
④フィン(熱交換器)
難易度 ★★★★★ 所要時間 30分~
費用 専用スプレー代
(約1,000~2,000円)
頻度 1年に1~2回

【手順1】
エアコンのコンセントを抜く

ポイント感電事故を防ぐため、エアコンを故障させないために、コンセントは抜いておきましょう。

作業はビニールの手袋をして作業を行うと手を汚さずに済みます。

【手順2】
エアコンのフィルターを取り出し、フィンの部分をむき出しの状態にする

ポイント取扱説明書をよく読み、エアコンを壊さないように分解します。

元通りに戻すことも考えて、無理に取り外さないようにしましょう。

【手順3】
エアコン周辺を汚れないように養生する

ポイントエアコン全体、濡らしてはいけない部分をビニールで覆います。

床にも水や汚れが落ちる可能性があるのでビニールを貼って準備します。

【手順4】
フィンについたホコリを掃除機で吸い取り、落としきれないものはブラシで取る

ポイントハンディタイプの掃除機だとやりやすいです。
フィンはデリケートな部分ですので、ブラシでこする際は力を入れすぎないようにします。

素人が取り外しすると破損してしまう可能性が高いため、取り外さないで洗浄することをおすすめします

【手順5】
市販のエアコン洗浄スプレーをフィンに直接噴霧し、時間を置く

ポイントまんべんなく散布します。
漏電をおこさないよう、ファンの周りにある電子基板に液体が飛ばないよう注意しながら行いましょう。

【手順6】
1~2時間自然乾燥させる

ポイント完全に乾かすことで、カビを防ぎやすくなります。

【手順7】
最低でも1時間、送風運転をして内部を乾かし、フィルターを元に戻す

ポイント十分に乾かさずにパーツを戻してしまうと、カビの原因になるのでしっかり乾いてからパーツを戻します。

⑤:【ファン】のカビ取り掃除を自分で行う方法

ファンには湿気と汚れが付着し、黒カビがこびりつきやすく、臭いの原因になりやすい部分です。構造上、自分では十分に掃除できないため、奥の部分は無理に触らずプロに依頼しましょう。

【ファンのカビ取り掃除を自分で行う方法】
⑤ファン
難易度 ★★★★★ 所要時間 30分~
費用 専用スプレー代
(約1,000~2,000円)
頻度 1年に1~2回

【手順1】
エアコンのコンセントを抜く

ポイント感電事故を防ぐため、エアコンを故障させないために、コンセントは抜いておきましょう。

作業はビニールの手袋をして作業を行うと手を汚さずにすみます。

【手順2】
エアコンのパーツごとに分解し、取り外す

ポイント取扱説明書をよく読み、エアコンを壊さないように分解します。

元通りに戻すことも考えて、無理に取り外さないようにしましょう。

【手順3】
エアコン周辺を汚れないように養生する

ポイントエアコン全体、濡らしてはいけない部分をビニール等で覆います。

床にも水や汚れが落ちる可能性があるので養生して準備します。

【手順4】
ファンについたホコリを掃除機で吸い取る

ポイントできる限り目に見えるホコリを吸い込みます。
ハンディタイプの掃除機だとやりやすくなります。

【手順5】
アルカリ電解水もしくは市販のファン専用スプレーをファン全体に吹きかけ、10~15分ほど置く

ポイントファンを動かしながら散布します。

漏電をおこさないよう、ファンの周りにある電子基板に液体が飛ばないよう注意しましょう。

【手順6】
霧吹きに水を入れたもので洗剤を洗い流し、タオルで水分を拭き取りコンセントを入れる

ポイント洗剤をきちんと洗い流してから拭くことで、カビを防ぎやすくなります。

【手順7】
コンセントを入れ、最低でも1時間、送風運転をして内部を乾かし、パーツを元に戻す

ポイント十分に乾かさずにパーツを戻してしまうと、カビの原因になるのでしっかり乾いてからパーツを戻します。

番外編:【ドレンパン】のカビ取り掃除を自分で行う方法

ドレンパンは分解に手間がかかるため、自分でカビ取り掃除することは困難です。エアコンを破損してしまう可能性があるので、プロのクリーニング業者へ頼みましょう。

ただカビ取り掃除とまではいかなくとも、日常のお手入れとして掃除することは可能です。
非常に手間はかかりますが、もしどうしても「自分で掃除したい」という方は以下のリンクをご覧ください。

2.自分と プロのエアコンの「カビ取り」は何が違う?

エアコンのカビ取りをする際の、自分とプロのクリーニング業者とのやり方の違いについて解説します。プロとの違いを知ることで、自分で対応できる範囲を見極められ、失敗や無駄な掃除を防ぐことができます。

自分とプロの違いを分かりやすくまとめると、以下のとおりです。

【自分とプロの「エアコンのカビ取り」の違い】
項目 自分でやる プロがやる
カビ取りの範囲 表面のカビのみ 内部・深部のカビまで除去可能
洗浄力 弱め 強力(高圧洗浄)
再発防止 カビが再発しやすい カビが再発しにくい
安全性 故障リスクがある 故障リスクが少ない
目的 応急的な対処 根本解決

自分で行う場合、触れるのは吹き出し口やフィルターなど主に表面の部分になるため、奥のカビは残りやすくなります
また無理な作業は再発や故障の原因になってしまうため、注意が必要です。
ただ、「気になったときにすぐ掃除できる」点と「費用をかけずにできる」のはメリットです。

一方、プロの場合は分解と高圧洗浄でカビの発生源まで除去でき、「臭い」や「エアコンの効きの悪さ」を根本改善できます。
ただし、費用や予約の手間がかかる点がデメリットです。

3.プロの エアコンクリーニングを頼むべきサイン 6つ

以下の症状が出た場合は、エアコンクリーニングをすべきサインです。奥深く広がったカビが悪影響を及ぼしている可能性が高く、市販のスプレーなどを使った手入れだけでは対処が難しいため、プロのクリーニング業者へ依頼しましょう。

<プロのエアコンクリーニングを頼むべきサイン 6つ>
  • スイッチを入れるとカビ臭いニオイがする
  • 吹き出し口の奥に黒い点々が見える
  • 冷えにくい・暖まりにくい・風量が弱い場合
  • 掃除してもカビや臭いがすぐに戻ってしまう
  • 運転中に「キュルキュル」「ゴー」など異音がする
  • エアコンから水が垂れてくる(水漏れ)

放置すると悪化し故障の原因になってしまうため、一度プロの分解洗浄でリセットしたほうが、安全かつ結果的に安く済むことが多いです。

4.エアコンのカビの原因・対策

エアコンに発生するカビの原因は、以下が考えられます。

<カビの原因 一覧>
  • 温度が高い(20~35度)
  • 湿度が高い(80%以上)
  • ホコリや汚れが溜まっている

カビは、快適な温度と湿気の中でホコリ・汚れを栄養源にして繁殖します。以上をふまえると、以下のような対策がカビ予防のために効果的です。

<エアコンに発生するカビの対策>
  • 【対策①】:エアコン内部をしっかり乾かす習慣をつける(湿気対策)
    →冷房後に「送風運転・内部クリーン機能」を使うなど、「エアコン内部を乾かす」ことが最も重要です。
  • 【対策②】:ホコリ・汚れをためない習慣をつける(汚れ対策)
    →定期的なフィルターのホコリ取りやプロによるクリーニングを行い、カビの発生源をリセットすることが重要です。

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