【事例集】エアコンクリーニングの失敗&後悔事例と対策 一覧(自分でやる編)

本記事は、エアコンクリーニングを自分でやって「失敗&後悔」した事例についてまとめた事例集です。
一般的によくある「エアコンクリーニングをして失敗」した想定事例を5つ集め、事例の中身の紹介に重点をおいて解説しています。

事例1.Aさん(40代・東京都)の事例

「クリーニングを自分でしたが、汚れが取れきれず逆に汚れを広げてしまった」事例です。

Aさんの事例データ

掃除した場所 エアコンフィン
かかった値段 0円
エアコン 5年使用/自動お掃除機能なし
掃除をした
きっかけ
エアコンから黒い粉が落ちてくるようになったため

なぜエアコン掃除をすることにしたか?

5年間使用しているエアコンから、黒い粉が降ってくるようになったので掃除をすることにしました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

フィルターを外し、掃除機でフィンのホコリを吸い、その後雑巾で拭いたAさん。

しかし、長い間クリーニングをしていなかったこともあり、フィンにカビや汚れがびっしりたまっており、汚れが取りきれませんでした。

かえって汚れがひどくなったように思えて、自分で掃除をしたことを後悔しています。

「汚れが取り切れず逆に汚す」という失敗にならないための対策

エアコンの内部にも汚れは溜まりますが、自分で内部をクリーニングすることは難しく、故障やトラブルのもとになるためおすすめしません。

汚れがひどい場合やにおいが取りきれないとき、さらに長期間掃除をしていない場合などは、業者に依頼するのが安心です。

事例2.Kさん(50代・神奈川県)の事例

「クリーニング時に床や壁を汚してしまった」事例です。

Kさんの事例データ

掃除した場所 エアコンフィルター、内部
かかった値段 600円(エアコンスプレー代)
エアコン 6年使用/自動お掃除機能なし
掃除をした
きっかけ
寝室がほこりっぽく感じたので

なぜエアコン掃除をすることにしたか?

寝室がほこりっぽく、夜間咳が止まらなかったので、掃除をしました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

リビングのエアコンは定期的に掃除してきたものの、使う頻度が少ない寝室のエアコンは、ほとんど掃除をしていなかったというKさん。

しかし想像以上にホコリはたまっていたようで、フィルターを取り外した際にホコリが床の上に落ち、かえって掃除が大変になってしまったようです。

また、エアコンスプレーを使用したのですが、その際に汚れやスプレー液が壁に飛び散り、壁に小さなシミがついてしまいました。

「部屋を汚してしまう」という失敗にならないための対策

エアコンクリーニングを自分で行う場合には、汚れや洗剤などが飛び散らないよう、エアコンと周辺を大きめのビニールやゴミ袋などで養生すると安心です。

エアコンと壁のすき間や床、家具などが汚れないようビニールシートなどで養生し、養生テープで止めておきます。

この際、すき間から水が入り込まないようにぴったりと止めるのがポイントです。
心配であれば、業者に依頼してしまいましょう。

事例3.Sさん(30代・埼玉県)の事例

「スプレー洗浄をしたあとに電源が入らなくなった」事例です。

Sさんの事例データ

掃除した場所 エアコン内部
かかった値段 600円(エアコンスプレー代)
4万円(修理代)
エアコン 3年使用/自動お掃除機能なし
掃除をした
きっかけ
季節の変わり目には定期的にセルフクリーニングしていたので

なぜエアコン掃除をすることにしたか?

これまでも、季節の変わり目など定期的に、スプレー洗剤を使ってエアコン内部のクリーニングをしてきました。
このときも、いつも通りスプレー洗剤を使用してクリーニングをしました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

定期的にスプレー洗剤を使用してエアコンを掃除してきたというSさん。
このときもいつものように掃除をしたのですが、試運転しようとしたら電源が入りませんでした。

おかしいと思い、コンセントを数分間抜いて再起動しようとしても動きません。
半日たっても状況が変わらなかったため、サービスに修理を依頼しました。

結局、基板の交換が必要になり4万円の出費となりました。

「エアコンの電源が入らない」という失敗にならないための対策

スプレーを使用したエアコン掃除には、リスクがあります。
エアコンが故障しないように内部の基盤を濡らさないようにしなくてはいけませんし、洗浄後にきちんと乾燥させてから運転をしなくてはいけません。

さらにスプレーの使用ではすすぎができないため、残った洗浄成分がカビの温床になる可能性もあります。

失敗や後悔を防ぐためにはスプレー使用は控えることが望ましいですが、万が一スプレーを使用する際は説明書をよく読んでから、その通りに行いましょう。

事例4.Tさん(50代・千葉県)の事例

「クリーニングの過程で部品を破損してしまった」事例です。

Tさんの事例データ

掃除した場所 エアコン内部
かかった値段 20,000円
エアコン 7年使用/自動お掃除機能なし
掃除をした
きっかけ
エアコンの送風口からカビが見えたので

なぜエアコン掃除をすることにしたか?

エアコンの送風口からカビが見えたので、すき間掃除用の棒などを使いながらカビを落とそうとしました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

エアコンの送風口から見えるカビが気になり、市販のすき間掃除用の棒を使用してカビを落とそうとしたTさん。

しかし、うまくカビが落ちず力を入れて掃除をしているうちに奥にある送風ファンが割れてしまいました。

結局、部品の交換費用として2万円弱の出費となりました。

「部品を破損する」という失敗にならないための対策

エアコンの送風ファンは、力がかかることを考えて設計されていないため、慎重に掃除しなければなりません。

また、強い汚れについては分解をしてからお掃除する必要があります。

内部洗浄は1年に1~2回程度でよい作業ですし、高度な技術を必要とするため難しいと感じる場合は業者に頼むとよいでしょう。

事例5.Nさん(40代・東京都)の事例

「自分で掃除をしたことで、エアコン内にカビが発生しやすくなってしまった」事例です。

Nさんの事例データ

掃除した場所 エアコン内部+フィルター
かかった値段 600円(スプレー代)
エアコン 4年使用/自動お掃除機能なし
掃除をした
きっかけ
エアコンを使うと雑巾のようなにおいがしたため。

なぜエアコン掃除をすることにしたか?

久しぶりにエアコンを使ったところ、雑巾のようなにおいがして気になったため、フィルターを水洗いし、分解できない部分はスプレー洗剤で掃除しました。

「失敗&後悔」の内容・経緯

フィルター部分の水洗いをして、分解できない部分をスプレーで洗ったというNさん。
しかし、しばらくすると送風ファンの入り口からカビがはっきりと見えるようになったそうです。

「カビの発生」失敗にならないための対策

エアコンのセルフクリーニングでの洗剤が落とし切れていなかったときは、洗剤の残りが菌のエサとなりカビの発生につながる可能性があります。

また、水分が残っていた場合もカビの原因となってしまいます。
フィルターの掃除などで中性洗剤を使用した場合は、洗剤をよく洗い流し、しっかり乾燥させてから元に戻しましょう。

定期的なセルフクリーニングに加え、業者のクリーニングを活用することでカビに対してより効果が期待できるでしょう。

6.その他のよくある「失敗」事例

その他にも、自分でやるエアコンクリーニングの場合、以下のような失敗が起きる可能性もあります。

  • 時間がかかりすぎてしまった。
  • ぎっくり腰になってしまった。

7.業者選びで失敗しないためのチェックポイント

自分でやると起きてしまうような失敗も、エアコンクリーニングは業者に頼むと避けられます。
業者選びで失敗しないためのチェックポイントは大きく3つです。

【業者選びで失敗しないためのチェックポイント】
料金体系を
確認
基本料金に含まれる範囲とオプション設定を確認する。
実績・補償を
確認
実績はホームページに掲載されている場合が多い。
また、破損・事故があった場合に補償してくれるか確認する。
技術力を
確認
対応機種や洗浄スキルが高いかを確認する。
スタッフ育成の体制も確認しておくと安心。

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