洗濯用の洗剤の種類と選び方。プロがオススメする洗濯用洗剤5選をご紹介

洗濯洗剤

洗濯用洗剤は今や種類が多く、形や成分もそれぞれ異なり、どう使い分けたら良いか分かりにくいことも。洗濯用洗剤の種類とそのメリット、自分に合った洗濯用洗剤の選び方、おすすめの洗濯用洗剤を紹介いたします。

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洗濯用洗剤の種類とは?

洗濯用洗剤は大きく分けて「液体タイプ」「粉末タイプ」「ジェルボールタイプ」の3つに分類されます。

液体タイプの洗濯用洗剤

液体タイプの洗濯洗剤

粉末タイプよりも 衣類へのダメージが少なく、洗剤の成分がすぐに水に溶けるため、スピーディーに洗濯することができます 。衣類の素材を選ばないのも大きな特徴です。ほとんどの衣類は、色物や柄物問わずに洗うことが可能です。

粉末タイプの洗濯用洗剤

粉末タイプの洗濯洗剤

液体タイプよりも 洗浄力が高く、しつこい黄ばみやシミなども効果的に洗浄することができます 。より白く際立たせてくれる蛍光増白剤入りの洗濯用洗剤では粉末タイプがおすすめです。

ジェルボールタイプの洗濯用洗剤

ジェルボールタイプの洗濯洗剤

洗濯槽にひとつ入れればいいので洗剤の計量の必要がなく、使い方が簡単なのが魅力の一つです。ジェルボール洗剤は液体洗剤に比べて 洗剤が時間と共に劣化しづらく、いつでも最高の洗浄力で衣服を洗濯することができます 

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家庭に合わせた洗濯用洗剤のタイプの選び方

一般的な汚れには液体洗剤

衣類やタオルなどの日常的な汚れを洗濯する場合には、液体洗剤で問題ないでしょう。液体洗剤は水に溶けやすく、すすぎが1回で済むものもあります。

洗濯の回数が頻繁なら粉末洗剤

粉末洗剤は、液体洗剤に比べて価格が安く、1箱で使える回数が液体洗剤より多いことがほとんどです。また、詰め替え簡単にできたり、大容量タイプが販売されていたりします。洗濯回数の多い場合には、粉末洗剤の方がお得に利用できるでしょう。

あまり洗濯に時間を割けないときはジェルボール

ジェルボールは水量や洗濯物の量に合わせて1粒または2粒を入れるだけなので、計量が不要で時短になります。ジェルボールでは少量の洗濯ができないので、洗濯はまとめてする、洗濯にかける時間を短くしたいという方におすすめです。

洗濯用洗剤の成分の選び方

日常の汚れは弱アルカリ性洗剤で

弱アルカリ性洗剤は、洗浄力が高く、 食べ物のシミや皮脂汚れにも効果を発揮 します。デリケートな素材のものを洗濯したり、部屋干しをしたりする場合でなければ、弱アルカリ性洗剤を選ぶと良いでしょう。

デリケートな衣類なら中性洗剤

弱アルカリ性洗剤よりも洗浄力は劣りますが、デリケートな衣類を洗濯する時に向いている洗濯用洗剤です。シルクやウールの洗浄も可能です。色落ちや縮み、型崩れがより気になる方はおしゃれ着用洗剤を使用すると良いでしょう。

漂白剤入りは部屋干しにおすすめ

部屋干しで洗濯物が臭う原因は、外で干すよりも乾燥に時間がかかることで繁殖した雑菌です。雑菌を繁殖させないためには、 除菌や殺菌ができる漂白剤が効果的 です。部屋干し用で販売されている洗濯洗剤には、漂白剤が含まれることがほとんどです。

柔軟剤入りは洗濯物を柔らかく仕上げる

柔軟剤入りの洗剤を使えば、通常の洗剤よりも洗濯物が柔らかく仕上がります。 洗剤と柔軟剤を2つ入れる手間を省くことができ、洗剤と柔軟剤をバラバラに購入するよりも安く済む 場合もあります。しかし、通常の洗剤に比べると洗浄力が低く、柔軟剤と比べると柔軟効果が低いというデメリットもあります。

白さを際立たせたいなら蛍光増白剤入り洗剤

蛍光増白剤は、紫外線を吸収して青白い光を発光することで、衣類の白さをより際立たせています。
白物衣類の多くは、製造過程で蛍光増白剤が使用されていますが、洗濯をすることで蛍光増白剤は少しずつ落ちてしまいます。蛍光増白剤入りの洗剤で洗濯をすると 黄ばんでしまった衣類も、白さを取り戻すことができる のです。

洗濯用洗剤の正しい使い方

規定量を守る

使用する洗濯洗剤の量は、縦型洗濯機は水量に、ドラム式洗濯機は洗濯物の重量に合わせて決まります。洗濯洗剤に記載されている目安となる使用量を守りましょう。洗剤を入れすぎると、すすぎきることができず、衣類に洗剤が残ってしまいます。また、 洗濯機に洗剤が残ると洗濯槽にカビが増殖する原因になります 

洗濯物を詰めこみすぎない

洗濯物を規定量より入れると洗濯機がうまく回らず、 洗剤が全体に行きわたらなくなり 、汚れを落とすことができません。また、洗濯機が故障する可能性もあるので、注意が必要です。

洗濯物を入れる順番は重たいものから先に

洗濯機は回転が良いほど洗浄効果が高まります。重たいものが上にあると回転効率が悪くなってしまうため、バスタオルやマット、厚手の衣類は洗濯機の一番下に入れましょう。

洗濯表示を必ず確認しよう

洗濯表示には洗濯ができるかどうか、漂白剤が使えるかどうかなど衣類の正しいお手入れ方法が記載されています。洗濯前に確認をして、衣類にあった洗剤を選んでください。

洗濯表示 液温は、40°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる 洗濯表示 洗濯機で通常の洗濯処理ができる 洗濯表示 洗濯処理はできない 洗濯表示 塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる 洗濯表示 酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない 洗濯表示 漂白処理はできない
手洗いできる 洗濯機で洗濯できる 洗濯できない 塩素系・酸素系漂白剤 〇 酸素系漂白剤 〇 漂白できない

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迷ったらコレ!カジタクスタッフがおすすめする洗濯用洗剤5選

ソネット「ナチュラルウォッシュリキッド ウール・シルク」

ソネット「ナチュラルウォッシュリキッド ウール・シルク」出典:Amazon
“化粧用の小さな石けん”という意味からその名前が付いたソネットは、オーガニック先進国のドイツの洗濯洗剤メーカー。そのソネットから出ている「ナチュラルウォッシュリキッド ウール・シルク」の主成分はオリーブ油で作られていて、赤ちゃんの肌着でも問題なく洗濯することができます。

名前の通りウール、シルクを洗濯する事に得意とし洗剤ですが、綿や麻、合成繊維なども洗濯することができます。
また、液体洗剤でドラム式洗濯機にも使用することができ、オリーブ油石けんから作られているため生地に余計なダメージを与える事なくふんわりと仕上げることができます。

香りはラベンダーエッセンシャルオイルが使われているため、洗濯しながらもやさしい香りを楽しみたい方にもオススメの洗剤です。

旭化成ホームプロダクツ「フロッシュ」

旭化成ホームプロダクツ「フロッシュ」出典:Amazon
カエルのロゴがインパクトのある洗濯用洗剤の「フロッシュ」は、販売しているのは日本のメーカーの旭化成ホームプロダクツですが、もともとはドイツにある会社から生まれました。ドイツは環境先進国としても有名でフロッシュにおいても環境にはとてもやさしい成分となっています。

フロッシュの特徴は液体洗剤の弱アルカリ性のタイプで、やや洗剤としては高めのコストで日本で売られている洗剤の価格と比べると2倍弱といった感じになります。
コスパはやや悪いですが、その分洗浄力は高く特に色汚れなどには効果的に洗浄することができます。

アップルの香りでさわやかに仕上げることができて、海外ブランドの洗浄力の高さを試してみたい人にはフロッシュがおすすめになります。

SOMALI「洗濯用液体石けん 600ml」

SOMALI「洗濯用液体石けん 600ml」出典:Amazon
SOMALIの「洗濯用液体石けん」は植物オイル100%の純石けんから作られているので、肌にやさしく敏感肌の人が洗濯する場合や、赤ちゃんがいる家庭などにオススメの洗濯用洗剤です。

合成着色料や合成香料、合成界面活性剤、防腐剤などが全く使われていないので環境にもやさしく使うことができます。

純石けんの詳しい成分にはヤシ油カリウム石けんとオレイン酸カリ石けんを配合した物となり、どちらも植物成分(ヤシ・アブラヤシ)から作られたものとなります。

洗浄力では水に馴染みやすい成分なので、繊維の奥まで浸透し汚れもキレイに洗浄することができます。

液体石けんは洗浄力に不安があると思われている方もいますが、SOMALIの洗濯用液体石けんはシンプルな原料を最適のバランスで配合されているので、洗浄力を落とすことなく肌にやさしい液体石けんで洗浄することができます。

がんこ本舗「洗濯用洗剤 海へ…」

がんこ本舗「洗濯用洗剤 海へ…」出典:楽天市場
がんこ本舗から出ている「洗濯用洗剤 海へ…」はやや特徴的な名前の洗濯用洗剤ですが、その名前の由来は海洋タンカーの原油流出事故の時に使われた洗浄剤を基に作られているためです。そのため、洗浄力と環境面では抜群でさまざま衣類にも対応しています。

液性は中性なので、綿、麻、化学繊維はもちろんのことウール、シルク、カシミヤなどのドライ衣類にも問題なく洗うことができます。

海へ…は液体タイプの洗濯用洗剤で1回の洗濯での使用量がとても少なく、わずかティースプーン1杯分(5ml)で洗濯することができます。

パッチテスト、スティンギングテストなどお肌への安全性試験を行っているのでご安心してお使いいただけます。*すべての方に肌トラブルが起こらないということではありません。

サラヤ「arau」

サラヤ「arau」出典:Amazon
創業から半世紀以上もあるサラヤは天然成分を使った家庭用製品や健康食品が特徴ですが、洗濯用洗剤の「arau」においても肌にやさしい成分の洗濯用洗剤となります。

arauの特徴は100%植物成分の無添加石けんが原料となっており、生まれたての赤ちゃんの肌着から敏感肌の大人の衣類にいたるまで幅広く使用することができます。

天然ハーブによるほのかな香りも特徴で、ラベンダー&スペアミントのナチュラルタイプか、5種類のハーブをブレンドしたゼラニウムタイプの2つから選ぶことができます。

その他にも、「aura 衣類なめらか仕上げ」のタイプがありナチュラルタイプかゼラニウムのどちらかと併用する事で、よりなめらかでふんわりとした仕上がりにしてくれます。

まとめ

洗濯用洗剤の種類はとても多いですが、自分に合った洗濯用洗剤を選ぶ事でより効果的に洗濯することができます。選ぶ時のポイントは洗浄力や成分、コスパなどがありますがその他にも香りやブランドで選んでみるのも良いでしょう。
家庭での洗濯は毎日の作業となってしまう事も多く、お気に入りの洗濯用洗剤を1つはキープしておきたいものですよね。

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よくある質問

Q.洗濯用洗剤にはどのような種類がありますか?

A.液体・粉末タイプ・ジェルボールの3種類です。液体タイプは、衣類へのダメージが少なく、洗剤成分が水に溶けやすいため、スピーディーに洗濯ができます。粉末タイプは、洗浄力が高く、しつこい黄ばみやシミなども洗浄できます。ジェルボールタイプは、洗剤が劣化しづらく、いつでも最高の洗浄力で衣服を洗濯できます。

Q.洗濯用洗剤のタイプはどのように選んだら良いですか?

A.衣類やタオルなどの日常的な汚れを洗濯する場合には、液体洗剤で問題ないでしょう。粉末洗剤は、詰め替え簡単にできたり、大容量タイプが販売されていたりします。洗濯回数の多い場合には、粉末洗剤の方がお得に利用できるでしょう。ジェルボールは計量が不要なので、洗濯にかける時間を短くしたいという方におすすめです。

Q.洗濯用洗剤の成分の選び方を教えてください。

A.食べ物のシミや皮脂汚れなどの日常の汚れには、洗浄力が高い弱アルカリ性洗剤を選ぶと良いでしょう。デリケートな衣類には中性洗剤、部屋干しには除菌や殺菌ができる漂白剤入りの洗剤が効果的です。白物衣類が黄ばんできたと感じたら、蛍光増白剤入りの洗剤で洗濯します。

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